雑誌編集者を目指して、上京。
トラの穴で編集プロダクション生活をスタートさせたばかりの「のんちゃん」(23歳女子)に贈る
編プロ・トラの穴的 おこごと、仕事のコツ、ラクの仕方と、社会人的たしなみと。
順不同でまいります。
つまみ読み、どうぞ。
私のもう一方のblog「ニュースがエンターテイメント」は
もともとニュース好きな自分が、気になったニュースを残したくて始めたものでした。
最近はニュースネタのアップがぐんと減り、タイトルの由来さえもナゾですが(そもそも最近更新していませんが)。
減っているのはモヤモヤがあるからです。
そんなモヤモヤのひとつを解消すべく、気になっていたことを調べてみました。
…今さらですが。
ニュース記事に対してブログでリンクを張ることはいけないことなの?
やってもいいならどうしたらいいの?
ニュースとSNSという点ではここ数年、
写真の盗用や、著作権侵害が話題になることが多かったです。
キュレーションメディアの著作権侵害も取りざたされました。
しかし、制作者を明らかにしてリンクを張るということは、
著作権の侵害とは問題が少し異なります。
「他人のサイトにリンクを張る行為は著作権法違反になるか」を検索すると
無断でリンクを張ること自体が著作権侵害とされることはほぼないものの、
誤解を生む表現をしたり、
それでがっつりお金を得るようなあこぎなことを図ると、クロとされるようです。
このへんは、検索で、各法律事務所の見解がいろいろ出てきます。
また、経済産業省の「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」PDFにも、検索で辿り着けます。
300ページ以上のオオモノですが、中にリンクについての記述があります。
ただしこれは「ニュース記事」と限定したものではありません。
リンクを張ること自体のモラル&マナーといった認識でしょうか。勉強できます。
こうしたベースがある一方で、新聞、TV、ニュースサイト側では
ニュース記事の「リンク禁止」としているところがあります。
ここ。「NO」だとする会社があることが、リンクを張りたい側の問題です。
しかも、各社で見解が異なることが問題を難しくします。
なぜなら、決定的に「NO」なら、そもそもやっちゃいけないわけで。
つまり、A社は「一切のリンクは禁止」 、
B社は「リンクはご自由にどうぞ」と、
かなり温度差があるわけです。
※「ご自由に」の場合ももちろんモラルは大事です。
マナーとモラルは気をつけましょうね。
日本新聞協会の見解は厳しいです。
「ネットワーク上の著作権について」の下のほうに
「新聞・通信社が発信する情報をご利用の際は、必ず発信元にご連絡ください」
とあります。なるほど。
ファックスで情報掲載確認をしていたような、前時代的な気がしないでもないけれど、
発信元に問い合わせておけばまあ問題はクリアできると解釈できます。
発信元に逐一確認する前に。
各社のニュースサイトなどを探っていくと
「サイトポリシー」や「リンクポリシー」にリンクについての
不許可、要問い合わせ(=無断リンク禁止)、
リンクフリーだけどトップページのURL掲載希望、リンクフリー など
いろいろ載っているので、参考にされるといいと思います。
もしかすると手数がひとつ減るかもしれない!
前述しましたが、各社の温度差には結構驚きます…。
つまり、そのニュースにリンクを張るなら、
配信元の「サイトポリシー」や「リンクポリシー」を確認し
不許可 → リンクしない。絶対に。
→ 各社サイトに掲載の問合せ先に
というか、私はこれで進めてみて、叱られたらまた考えよう。
もちろんリンクOKのところは、そのまま進めますが
記事に直接いくリンクだけじゃなく、トップにリンクするURLを載せると喜ばれます。
(ブログ側読者を思えば、トップ記事リンクはひと手間多くて歓迎できない)
じゃあ、併記の方向でどうでしょう、と考えています。
みんなが気持ちのいい作り方を考えたいですもんね。
OKしてくださるなら、こちらも少しでも相手のメリットになることをお返ししたい…。
ご存知の通り、デジタルメディアの情報は、時流でどんどん変わります。
「違うよ」「もう変わったよ」
みたいなことがあればどうぞ教えてください。
リンクの問題はさておき。
ネタ元のニュース記事がたちまちネットから消えてしまうの、
なんとかしていただけないですかね…。
もう少し長く残してほしいな、ニュース記事。
※もう一方のブログタイトルに似た名前のモデルエージェントが台頭しているじゃありませんか…(汗
あまりにも久しぶり更新で恐縮です。
日々、変化の流れが速すぎてびっくりぽんであります。
私の仕事のスタイルもずいぶん変わり
体力温存を最重視し、とにかく荷物を減らす方向で進めております。
以前は持ち歩いていたノートPCの出番もすっかりなくなりました。
代わりに、持ち歩きはiPhone+iPadが基本で、
あとはキーボード(REUDO )が必須。
REUDO の折りたたみワイヤレスキーボードは
iPhone、iPad、どちらにも使え、4台までペアリング機能があるので
一度認識させておけばその後はサクサク作業ができちゃう。
私には手頃な大きさで、このキーボードだとタッチタイピングが
しやすいというメリットもあります。
スマホによっては非対応の機種もあると思うので
購入前にリュウドサイトをチェックするのをお忘れなく。
これらのツールがあれば、原稿を書く、校正する、企画書を書く、
くらいのタスクは
余裕でこなせます。
しかもいつも携帯できるくらいの質量なのもいい。
さらにストレイジとかドライブをうまく使えば
事務所でなくても、ほぼ同様のパフォーマンスで仕事ができるかと。
いい時代です。
コンビニがあるところなら、iPhoneのアプリで
印刷もラクにできます。
事務所が「窓10」なので、ドライブはOneDriveが基本です。
使ってみて実感しましたが、窓7から窓10のバージョンアップは
OneDriveをユーザーのデフォルトにしたかったからなんじゃないかと思っています。
Wordの進化もOneDrive的ですよね。
OneDriveで、どこにいてもベースのPCのデスクトップが
共有できるのは非常に便利。
全くストレスなく、荷物は最小限に、
月の半分近くを東京以外で仕事をする今日この頃であります。
ちなみに
○OneDrive使い始めてから、Googleドライブの出番が
ほぼなくなりました。
○外でOneDriveにアクセスできなかったこともあって、これは課題。
○当然なんでしょうが、Office系のアプリにはめっぽう強いけれど、
シンプルテキストは文字化けして読めません。これって新鮮。
○ファイル名をかな文字にすると大化けします(悪い意味で)。
英数文字にしましょう。
○超余談ですが、検索時に「窓10」と入力すると、
ちゃんと「Windows10」の情報を出してくれます。
○どこかアナログな私は、iPhone用USBも2社の製品を試しましたが、
相性が悪く、使わなくなりました。ドライブ頼りです。
それでもやはりとてもいいiPhone用USBがあるなら、
試す価値はあると考えます。
Appleさんが出してくれたらいいのに!
○メーラーは長く「Outlook」愛用者でしたが、決別し、
Gメールに乗り換えました。
何カ所かで作業するなら、Gメールの仕事率は非常に優れていておすすめ。
メインアカウントは、以前からのものをそのまま使っています
(Gメールアカウント以外)。
この使い方だと、やりとりする相手に「えー、フリーメールソフトで送ってんの?」と
思われることもないかと。
もっとも、そのリアクションも古いんじゃないかと思うけど、どうでしょう。
文字が大きくなったでしょ?
2年ぶりの進化であります。
「Yahoo!ニュース」の
「年収240万円で子育てをしながら普通に暮らす方法。」(中嶋よしふみさん)という記事で
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160114-00053396/
「宛名のない善意」という言葉に触れた。このブログが紹介されていた。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51018376.html
一日に何度WEB検索をかけるだろう。
そのたびごとに有用な知識を得ることができて、
初めてにもかかわらず金魚をちゃんと育てることができたり、
購入してみたら想像以上にデリケートだった植物の主張に対応することができたり、
冷蔵庫の残り物でささっとできる朝晩のメニューを考えられたり、
苦手なPC操作をフォローしてもらったり、スマホの不具合を救ってもらったり、
企画をつくるときの広がりを助けてもらったり、枚挙にいとまがない。
……、たとえば今「枚挙にいとまがない」を使ったところで
素の私は、「たとえを挙げてみれば枚挙にいとまがない」と書こうとして
「ん? 頭痛になっている気がする」と不安のアンテナが立ち
即座に「枚挙にいとまがない」を検索する。
weblioで
【数え上げるときりが無い、数えられないほど沢山ある、などの意味の表現。「枚挙」は「数え上げる」という意味。】という情報を入手する。
すると、
「仕事で企画をつくるときの広がりを助けてもらったり、数え上げればきりがない。」
のほうがしっくりくるな、なんていうことになる。
仕事で企画をつくるときの広がりを助けてもらったり、数え上げればきりがない。
うん、落ちついた気がする。
話を元に戻すと、
とにかくそんな企画立案・展開のサポートをWEBにしてもらうこともあれば
漢字の筆記や読みや英語の綴りの確認、自分の知識のデータ的裏付けをしてもらうこともある。
電話で話す傍らで、話の内容の裏をPCでサクサクとっちゃえるのもすごく便利だ。
こういうことを30年前にやろうとしたら、結構時間がかかったものだ。
機械オンチの私が今、普通にPC操作できるのも、WEB検索のおかげ。
WEBで情報をいただくときに
世界は(少なくとも私が触れるWEBの世界は)、なんと善意で満ちあふれているものなのか
と思う。豊かさを感じることができる。
個人の利益とはほぼ関係なしに
惜しげもなく知識と経験を公開してくださる方には頭が下がる。
「知らない」相手(検索でたどり着いたユーザー)に対して、非難もなく、
わざと誤った情報を流して困らせるようなこともなく、
有用情報を公開してくださってありがたいなーと思う。
まさに「宛名のない善意」に助けていただいているわけだ。
最近の私は、自分の直面した解決すべき問題については、まずWEBからヒントをもらう。
今の自分の困った状態を入力して、スペースを入れて「改善」と入力検索すると
なんらかのヒントが出てくる。
「金魚 沈む 改善」
「右足 しびれ 原因」
「桜 鉢植え 冬の手入れ」
「品川 桜 寺社 画像」 ⇒ 写真を見たいときは「画像」を入れる
「ワード データ消去 復元」
「アウトルック2007 iPhone 同期」
「お金をかけない 英語力アップ」
「◎○○◎ 著作権」
と、まあ、こんな感じ。
冷蔵庫の中の余り物をスペースを入れて入力し、スペースを入れて「簡単レシピ」で
私にもできそうなレシピがあらわれる。
カメラやコピー機の説明書が欲しいときも、WEBで検索すれば簡単に入手できる。
もしも出てこないときは、自分の入力の仕方が甘いと認識をあらためる。
近い言葉で入れ直してみるとほぼ必ずと言っていいほど、欲しい情報にヒットする。
そんなことからも、その、現在の自分の窮している問題について(健康状態や経済状態、PCの不具合、イベントごとで困っている時など、ざっくりオールマイティに)
窮している人は決してひとりではなく
少なくない人とが自分と同じことがらについて窮した経験を持っていることがわかる。
常に、そのことに対するなんらかの情報を得られるのがWEBの世界だ。
それらは「宛名のない善意」で成り立っているといってもいい。
宛名のない善意は、すべて、探した自分が享受することができる知の宝物だ。
もっとも、まったく異なる面も持つのもWEB特性だ。
アプローチのしかたひとつで「宛名のない悪意」に触れることもできるはずだから。
WEBを通じて攻撃された、傷を受けたと感じる人だっていらっしゃるかもしれない。
どこを見て、どう使うかによって、毒にも薬にもなる。
……って、なにかに似ているよなぁ。
すぐれた道具ってみなそうなのかもしれない。
しばらく続く大デジタル時代、編集者は検索上手になるのが仕事の早道。
企画にも校正にも執筆にも、大いに役立ててください。
検索しながら、検索そのものを洗練させていくことを頭の隅に置くといいと思います。
恩恵にあずかりたおしている自分も
「宛名のない善意」を差し出せるものでありたい、と、思いつつ……。
【ご注意】
※くれぐれも、コピペでそのまま情報を流用するなんていうことはしないように。
※とくに仕事で使ったり、SNSで情報を共有する場合には、
情報の信用性を確かめたり、情報元を確認したり、
二重三重に調べて情報そのものの精度を高めること。
情報に振り回されてはいけません。
編集の仕事は、気が付くとすぐに紙だらけになってしまいます。
IT化が進んで、ずいぶん紙は節約できるようになりましたが
それでも使う紙の量は多いです。
以前は、校正紙のほか、先方とのやりとりはすべて紙で
保管していましたが(だいたい発売期間後、半年間保管)
最近はメールを使い、PDF添付で先方確認させていただくことが多く
紙を使わず、データで管理するようになってきました。
先方確認のPDFを、そのまま添付してメールする習慣をつければ
メールが確認の証拠として残るので便利です。
(アップロードしてはだめ、メールに証拠が残らないから)
紙で確認したものは、PDF化して管理しておけば、ペーパーレスでOK。
仕事と仕事の合間(レギュラー仕事の号と号の間とか)に
必ず行うのが、PCの容量ダイエットです。
ノートパソコンを使っているので、容量はそんなにはありません(222GB)。
PCのローカルディスクを右クリックしてプロパティをチェック。
空き容量が半分くらい空いているように整理します。
(終わった仕事のデータを、外付けのハードディスクに移動させ、本体を軽くする作業です)
これをやっておかないと、スタートするとどんどこ届くデータに対応できず
マシンのパフォーマンスが落ちてしまいそうなので、必ずケアしてあげます。
さらにデスクトップアイコンを、限りなくゼロに近づけるようにしたいものですが……
デスクトップのアイコンがずらーっとあると、仕事ができない人みたいでせつないです。
できるだけライブラリで管理して、デスクトップはスッキリと。
また、データの管理は、データ名をできるだけ統一すること。
Y(年)M(月)D(日付)内容_媒体名号数
でまとめていきます。
すべての書類が迷子にならないようにすることです。
(チームで仕事をするときは、原稿のバージョン(回数)を入れたりなど
みんなで保存の仕方を共有しておけばいいですね)
ときどきテキスト名やフォルダ名に
「-」(ハイフン)や「・」(ナカグロ)を使っていらっしゃるのを見かけますが
アップロードサイトによっては使えない記号なので
「_」(アンダーバー)を使うようにするほうがオールマイティで効率がいいと思います。
えらそうに書いてますが、ITとかPCとか、本当はものすごく苦手分野です。
でも、わからないことは検索すれば教えてくれますから安心して!
苦手と思わずにやっていくこと、楽しむことは大事です。
理想は、新しいことをいつもワクワクして楽しんでいる、ポール・マッカートニーの姿!
紙の資料関係もPDF化してスリム化させるといいのでしょうけど
なかなかそこまではできないのが目下の悩みの種です。
でも、今年こそはやるぞっ。
メールに添付したワードファイルに、ついそのまま作業してしまい、
「保存」して(←ここ、トラップ!)から書類をたたむ……
うわぁぁぁぁ!!! 5時間分の作業が、消えたじゃないかっ!!
添付ファイルの変更・上書き保存は、きかないんですね。困りました。
しかし、無事に救出することができました。
これがものすごく役に立ちましたので、ここに紹介させていただきます。共有しましょう!
http://outlook-navi.com/qa/ol49.htm
私のメーラーはoutlook2007で、ワードの添付にそのまま上書きしちゃました(OSはwindows7)。
自分から自分に送ったテキストで、
開いた瞬間に目の色変えて、5時間くらい書きまくったものでした。
23時15分のことです。
「やっちゃった!」「やっぱりない!」と愕然としたあと、また同じものを書き上げる自信はなく
「PCのどこかに必ず残っているはずだ!!」と思い、
WEBで「outlook2007 添付 上書き 保存 救出」で検索し
出てきたものに片っ端からアタックしていきました。
そう。困ったときにはすぐWEB検索!
マシンがブラックアウトしていなければ、なんとか切り抜けられます。
(ブラックアウトしても、ほかのPCで検索しつつ切り抜けられることもあります)
無駄なことは考えず、PCと自分の運を信じてやってくしかありません。
WEBの海に、こんな情報をアップしてくださる人に感謝です。
言うがママ、ナスがパパ。……善意だよなぁ。
途中で自分でやっていることが分からなくなってくるけど、なんとか核心にまでたどりつき
記録に残されたほぼ一日分のデータを洗い出して、該当時間にワードの保存記録が……
……ありました。
なんてお利口なんだっ! 私のPCちゃんっ!!(時間にして30分の格闘でした)
おかげで私のミラクル原稿が戻ってきましたぁぁぁ(輝いて見える!)。
※ちなみにoutlook2010からは、添付抹消事件は改善されているらしいです。
火事場のバカ力とはよく言ったもので
二度と同じことをやれと言われてもできそうにありません……。
よくぞ検索で、HOW TOにたどり着けたよ、とも思います。
二度と過ちは起こさないように、
メールの添付は、しかるべき場所に別名保存にしてから。徹底しましょう。
***
ちなみにoutlook2007の自己修復ホルダも、ちょっとやそっとではたどり着けない奥地にあります。
あるにはある。
もう少し表に出してくれていればいいのにね。新しいものでは改善されているのかな。
添付が外れる
windows7にしてから、添付ファイル未着事件が増えてしまいました。
添付をつける際は、かならずファイアーストレイジなどのアップロードサイトに
アップロードしたものを添付し、保険にするのでトラブルにはなりません。
ところが、アップロードサイトが使えないという先様がお一方いらっしゃったのです。
おかげさまで、添付が外れない方法をいつも模索するのですが、「見つかった」と思った解が次はだめだったり。
そこで、見つけたこちらのブログ。これ、いけそうな気がします。
こちらのメール形式はテキストにしてあるのに、なぜ?? と思っていましたら
さにあらず。こんなところで、勝手に変換される場合があるんですね……。
アドレス帳! 盲点でした。
↓ ↓ ↓
http://www.aishinsys.co.jp/wordpress/?p=79
1 「テキスト形式のメールにする」これが基本みたいです。
(アドレスでもそういう欄があるとは! 言われるまで気づきませんでした)
そして、先方に行っているということは、「見えていない」可能性も多いわけですね。
ほかにいろいろやっていて効果があった(ような気がした)のは
2 デスクトップから貼り付けず、添付はフォルダに収納したものを添付する
3 PDFでだめなら、J-PEGにしてしまう(許される場合)
4 データ量は2メガバイト以下というところは多い
問題はいつも解決されるためにあります。
間違っても機器にあたらないでくださいね。