雑誌編集者を目指して、上京。
トラの穴で編集プロダクション生活をスタートさせたばかりの「のんちゃん」(23歳女子)に贈る
編プロ・トラの穴的 おこごと、仕事のコツ、ラクの仕方と、社会人的たしなみと。
順不同でまいります。
つまみ読み、どうぞ。
昨日の続きです。
編プロの仕事は中間管理職に似ていると思います。
上の人(版元の担当編集者だったり、編集長だったり)がいて、
“下”ではないけれどもいろんな方々(フォトグラファー、イラストレーター、ライター、デザイナーほかいろいろ)のお仕事を束ねて
束ねたものを“上の人”に見せるわけです。
先日、リデザインをデザイナーさんにお願いしたときに
うっかりアップの時間を聞き損ねてしまいました。
レギュラーの仕事なので、スケジュールはおしりは決まっています。
アップしたものを上の人に確認しないと、そのおしりに向かって次の駒へは進めません。
上の人のスケジュールもあるので、本来なら「いつごろ上がります」と
伝えておかなければ、上の人に対して不親切です。
やっちまった…。
「すみません、リデザインのアップ時間を聞き損ねてしまいましたが、たぶん本日じゅうくらいだと踏んでいます。確かな時間を確認しましょうか?」
と版元の担当編集者にお伝えすると、
「わかりました。時間は聞かずに結構です。
せかすより、じっくり仕事していただくのを待っていましょうよ」
わかっていらっしゃる!
そういう言葉がすっと出るのも、
そのデザイナーさんへの信頼があるからこそなんですね。
そのリデザインが見事だったのはいうまでもありません。
みんなすごいねぇ。
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