雑誌編集者を目指して、上京。
トラの穴で編集プロダクション生活をスタートさせたばかりの「のんちゃん」(23歳女子)に贈る
編プロ・トラの穴的 おこごと、仕事のコツ、ラクの仕方と、社会人的たしなみと。
順不同でまいります。
つまみ読み、どうぞ。
飲食店の取材での料理撮影なら、
出されたものをそのまま撮影させていただくスタンス。
できあがったものを素早く撮影します。
撮影スタッフは、編集者かライター、フォトグラファーの構成のはず。
たいていのものはフォトグラファーが準備しているはずだし
過不足あればお店の方にひと声かければ大丈夫。
■編集者(ライター)の持ち物
・ティッシュまたはペーパータオル
・ウエットティッシュ
・綿棒
・箸
・十円玉など5枚くらい(皿を持ち上げるために)
・ゴミ袋などに使うスーパー等の袋(出したゴミはすべて持ち帰ること!)
・シャンパンなどの撮影があるなら食塩とか(グラスに入れると泡が発生します)
くらいでおおむね事足りると思います。
いずれも、皿の汚れを拭く。ちょっとしたときに寄せるような用途です。
撮影用セットとして、ジップロックなどにひとまとめにしておけば便利。
いよいよ本番です。
まずフォトグラファーに
店内・人物・料理などの必要カット点数と縦横のトリミングを確認。
どこから撮影するのがいいか、コンセンサスをとっておき、
お店に伺ったら、お店の方と交渉。撮影の段取りをする。
店内の画角などはフォトグラファーに任せるとして、
■さて、料理の撮影について。
1
料理撮影をどこで撮影させていただくかを決める(店内どのテーブルか)。
外光のある窓際の席でナチュラルにいくか
ライトでがっちり撮影するのか。
※媒体により、料理撮影の希望の画角、角度、ピントなどがあるので
事前に編集部とこまかくコンセンサスをとっておく。
2
あるならメニューの写真などを拝借し、どんなものが何品来るのかを
フォトグラファーに伝える。
3
先に空のお皿(実際に使用するのと同じもの)だけを拝借して、画角を先に決めておく。
時間が経つと崩れるものなどは、とくにフォトグラファーとコンセンサスをとる。
トッピングとしてかけるソースなどは、実際に料理を配置してから
カメラの前で直前にかけてもらうほうがいいこともある。
※お店じゃありませんけど、空のお皿を並べるって、こんな感じ。
4
バッチリ決まったら、お店の方に本番をご用意いただき、
置いてある空のお皿と本番の料理皿をチェンジ。
5
手早く撮影。
できれば、必要カットよりちょっとだけ多めに押さえておくほうが安心。
ものすごく寄ってイメージカットとか、バックのムードを含んだイメージとか。
ムダになることもあるけど、編集部に喜ばれることもある。
ただ、フォトグラファーに不要な仕事をさせすぎてはいけないので
そのへんは臨機応変にどうぞ。
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