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雑誌編集者を目指して、上京。
トラの穴で編集プロダクション生活をスタートさせたばかりの「のんちゃん」(23歳女子)に贈る
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さて、どこから書くか

2009年4月11日 (土)

雑誌の誌面を見ると、タイトル、小見出し、本文、写真キャプション、
さらにそこに情報の小見出し、小本文、物件データまでついていることがあります。
さて、どこから書くか。

書きやすければどこから書いても構わないのです。約束はとくにありません。
デザイン入れの段階でタイトルはできあがっているから、それはよしとして。

わたしは周りから書きはじめます。小情報やら、キャプション関係など、
外濠の細かな作業をすべて埋めてしまってから、初めて本文にとりかかります。
物件情報を先に書き上げてしまうというわけです。
面倒くさいものから最初に……というわけではありませんよ(ちょっとあるけど)。

物件情報の記載は、データの表記を統一して書くこと。これは超基本です。
情報はできるだけ的確に、即物的に書くこと。
120文字くらいなら4つ・5つくらいの情報しか入りません。
もし複数の物件があるなら、タッチや観点は揃えること。
できれば特集全部の物件を、先に書き上げてしまうのが確実です。
物件がなくて、キャプションがたくさんある場合も同じで、先にキャプションから書き始めます。
この場合のキャプションは「情報」の代わりになるからです。

ページのかなめとなる本文は、フィナーレに書き上げます。
本文では、今まで書いた情報をすべてまとめて、総括を述べるわけです。

もしかすると、数学の得意な人ならそういうことを計算して
器用に本文から書けるのかもしれませんね。
そうでない人は、先に周囲を書いてから本文に取りかかると、
頭のなかで、本文で「書かなければならないこと」の整理がつきます(即物的な情報を書きながら、本文の構成を考えておく)。
そうすると、企画が破綻せずにすむし
二重表現(キャプションでも本文でも同じ文言が入ってしまうこと)だって避けられます。
文章に慣れていない人はとくに、この方法がおすすめです。

で、書き上がったものは、必ず読者になって読んでみましょう。
編集者の視点でということです。
自分の原稿を第三者になって読んでみて
わかりにくいところをチェックしたり、表現の曖昧なところを修正して、できあがり。
どうぞ「いい読者」になってください。自分の原稿でも同じです。
いい読者が、いい書き手を育てます。


以上が誌面の原稿づくりのセオリーです。
さらに言うと。
わたしにとって、本文はメインディッシュ。いちばんおいしく、好きなところ。
子どもの頃から、好きなものは最後に食べるクセがあるのです(^_^;)

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