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雑誌編集者を目指して、上京。
トラの穴で編集プロダクション生活をスタートさせたばかりの「のんちゃん」(23歳女子)に贈る
編プロ・トラの穴的 おこごと、仕事のコツ、ラクの仕方と、社会人的たしなみと。

順不同でまいります。
つまみ読み、どうぞ。

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イラストの発注

2008年12月 2日 (火)

イラストレーターにイラストを発注する場合の段取りです。

【選出】
媒体の合うタッチ、企画に合うタッチの方を探す。
「この方!」と思う人を見つけたら、デザイナーに相談してコンセンサスをとる。
※イラストレーターもカメラマンも、自分でストックをたくさん持っておくこと。
 こういうときは、この方にお願いしたい! というのは、どのスタッフも一緒。
※新規開拓も積極的に。玄光社の「イラストレータファイル」が活躍します。

【大まかな発注:スケジュールキープ】
まずはイラストレーター本人に交渉します。
スケジュール、内容(描くもの、点数など)、原稿料など。
お引き受けいただけるなら、デザインアップの日を伝え、ラフアップ、締め切り日を相談。
※まずスケジュール押さえるのがとても大事。
 ギリギリに発注しないこと! 編集者の可能性も狭まります。

【具体的な発注】
アップしたデザイン(イラストスペースがわかるもの)をメールやFAXで送り、
大きさを確認する。
複数依頼するときには、イラストスペースに合番をつけておく(原稿の点数も管理)。
タッチについても再度確認。
ラフアップ、こちらからのチェックバックのタイミング、本番の納品について確認。
※さまざまなタッチをお持ちの方がたくさんいます。「このタッチ」と指定すること。
※デザイナーとも「どんな絵?」「こんな絵!」というコンセンサスをとっておくこと。
※デザイナーによっては「先にイラストあげておいて」という方もいます。
 方法や段取りは、その都度デザイナーと相談を。
※描いていただくのに、資料が必要になることは多いです。イラストレーターが
 いちいち調べずにすむように、必要な資料はすべて編集が完璧に揃えます。
※ラフ(FAX.かメールか)、本番納品(宅配便か、直接手渡しか、メールか)の状況を確認しておく

【ラフアップ】
受け取ったら「いただきました」の連絡をすぐに。あなたの感想をすぐに伝えるのが大事。
メールならメールで。FAX.なら電話で。

デザイナーや編集長にまわし、確認をとる。

まとめてすみやかに連絡。
基本は24時間以内にお返事を。
リクエストがあったり、修正があるときは、ラフに書き込んで戻すほうが確実。
ごく簡単なもの以外は、電話だけのお返事は避ける。

※最終納品が原画の方は、ここでデザイナーにアタリをとってもらう
※データの場合は、仕上がり(最終納品)をデザイナーにデータわたし。アタリをいれていただく。
※入稿前、デザインにアタリを入れてもらうのが、そりゃベスト。
※遅くとも初校戻し時に、アタリが入るようにしておきたい(もちろん、現物もこのときに合わせて入稿)

【納品】

【そのほか、ひとこと】
※イラストの入稿校了は避けたいところ。印刷の色味を見ないことには、不安ですから。
※「ラフアップから納品までは何日?」なんて疑問は無粋です。
 イラストレーターさんのスケジュール&編集者の持ち時間に合わせましょう。
 とくにイラストレーターさんの仕事の運び方は十人十色です。
※なかにはごくまれ~~~に、「仕上がらない方」「いなくなる方」がいらっしゃいます。
 そのときに慌てないように、スケジュールを組むのが編集者。
 ことに、初めてお仕事をお願いする場合には、その方のクセがわからないわけですから
 気をつけましょう。まれに、そんなこともあります。
※「アタリ」は、イラストの場合なら、プロポーションを指します。アタリを入れることで、印刷所がアタリどおりの指定位置に、指定の大きさで入れてくれるわけです。

【返却】
原画は必ず本人に返却すること。
印刷所から戻ってきたらすみやかに!
水濡れ・折り曲げ厳禁。ていねいに扱い、発送すること。原画は財産です。

★「アタリ」という言葉は深いので、また今度。
イラストアタリ、写真アタリ、ケイアタリ、アタリケイ、ケヌキアワセ……いろいろありますね(ちょっと懐かしい方もいるかもしれません)。
次回ゆっくりお話しましょう。

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