それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
DNA決め手、父子関係次々確認 無戸籍の子が一斉調停
772条を改正することで、どんな人が不利益を被ることになるのか。
離婚前の前夫? 迅速な法律改正ができないのは、そこが原因なんだろうか。
科学の実証があるうえで、なおかつ民法が別の親子関係を強要するのは、どう考えてもおかしいけどなぁ。
21世紀とは思えない法律なんだけど、772条。
・
同様に、「女性の再婚禁止期間」も解せない。
現実に即していないでしょう。DNA鑑定はもはや99%の信憑性があるというのに。
必要なときに鑑定すれば、親がだれかという疑問は即座に解消されるのに
(ちなみに鑑定料は、家裁の鑑定だと10万円ほど、個人だと20万円台だそうだ)。
再婚禁止期間を半年から100日に短縮する改正案も、よくわからない。
なんだ、「100日」って? 女性が妊娠を自覚できるタイミングということ?
そういう状況で、離婚しませんから、ほとんどは! ナンセンス!
・
身のまわりに、離婚経験者、離婚予備軍、再婚者の女性が、たくさんいるからそう思うのかしら。
再婚者のわたしがいうのもなんだけど、結婚生活には、いいこともあれば、悪いこともある。
もし、今がダメでも、それはそれとして続けていけるのなら、続けるのがいちばんだとは思う。
続けているうちに、うまくいくことだってきっとある。継続は力なり、だ。
でもね。
これだけ離婚者・再婚者が増えている現状で、
けじめをつけて、新たなしあわせへ歩き出そうとする人の歩みを、法律が妨げてはいけないと思う。
落ちないコアラの「運」チしおり 名古屋の動物園が企画
/2009年1月3日(土)asahi.com
・
それでいいのか!? とツッコミたくなる気分満載の記事だった。
たまにこういうのがあるから、やめられない。
・
一応、コアラのメンツのために言っておくと、コアラの糞はユーカリのニオイがするらしい。
そりゃそうです。彼らはユーカリしか食べられないから。
ユーカリ。エッセンシャルオイルにもなっているほどの芳香で(*^_^*)。
そのオイルには感染症予防の効能もある。
ユーカリ。芳香性だが、食べると毒性もある(ヒトが食べると軽く食あたり程度だそう)。
・
有袋類のコアラは、オーストラリアでもとても力が弱くて、
ほかの動物が食べずに残っていたユーカリを主食にすることで、なんとか生きのびることができた。
ユーカリの毒性を、ほかの動物たちは避けていたから、豊富にあったのだ。
逆にいうと、力の弱いコアラが食べられるのは、ユーカリしかなかったのだ。
ユーカリのおかげで、種を保つことはできたものの
毒性はあるは、熱量は少ないわ、消化も悪いわという、たいへん効率の悪い代物だから、
コアラちゃんは1日に20時間ほども眠って、体力を温存しなければ生きられない。
しかも、1日20時間眠って、3時間はお食事の時間(眠っているコアラを、どうか起こさないで。眠らせてあげて)。
さらに食べたユーカリはほぼ1週間、お腹(盲腸。やたら長い)にとどまってから、糞になる。
だから糞は、ユーカリのツンとしたすがすがしいニオイがする……はずだ、たぶん。
件のしおりがユーカリの香りがするかどうかは不明だけど。
・
夜も昼も、すやすや眠るコアラに思いを馳せていて、はたと気がついた。
そう。今夜はしし座流星群だ。夜更けにピークになるらしい。
晴れているから、見えそうだよ!
名物の景品入り茶箱目当て、数百人が行列 仙台
/2009年1月2日(金) asahi.com
・
小学校のときに、2年半ほど仙台にいて、2回お正月を迎えたけれど、
初売りの記憶はまったくない。
2日に見た県民自慢の番組では「仙台のだるまは青。しかも8つ置くのが習わし」とかやっていて
それもまったく記憶になくて、あわわ、となった。
たかだか2度の正月の記憶って、そんなものか。奥深いですな(わたしが浅いだけか)。
余談だが、3日の「初めてのお出かけ」では、松島とか塩竈とかがいっぱい出ていたし
さては同じクルーが動かしているんでは? と訝しむほど(両番組が同じ系列局だったかどうかはまったく定かではありません)。
・
同じ初売りでも、仙台と佐世保(佐世保も初売りが有名)では、スタイルもえらい違うみたいで、なかなかおもしろい。
所変われば、ですな。
豪華そうなのが仙台。
朝4時頃から一斉に店が開くのが、佐世保(目抜き商店街のほとんど全店がそうなる)。
佐世保にも、最近行ってないなぁ。
・
ときに、2008年の秋口から12月31日まで、仙台宮城ディスティネーションキャンペーン(DC)をやっていて
JRのポスター(「美味(うま)し国 伊達な旅」シリーズ)に旅情を駆り立てられていた。
初詣に行く31日の深夜になると、見事に全部のポスターが張り替えられてしまって
ものごっい寂しい感じがした(新出は「春の房総半島」。あと北東北もの。北東北はエニタイム強い。とくに角館)。
「あーあ、終わっちゃったのね」と思ったのもつかのま、
2009年の秋~冬も、昨年同様にポストDCをやるんだそうだ。ちょっとうれしい。
・
大阪にいるときは、東北はとても遠く感じていた。
東京にいると、東北はとてもとても近い。
関西から上京したてのときは、東京駅に行くたびに、それから池袋あたりに行くたびに
東京が東北の入口であることを、強く感じたものだ(「奥の細道」の旅の始まりだからか?)。
・
今年は初売り、好調みたいで、よかったですね。
年賀状盗んだ疑いで男逮捕 「家族写真を見たかった」
2日正午前、静岡県富士市内の住民から「郵便受けをのぞいている人がいる」と110番通報が/2009年1月2日(金) asahi.com
・
あけましておめでとうございます。
今年も気の向くままに、気になるニュースを拾って参ります。
おつきあいいただけること、感謝します。
・
さて。
思わず、じ~んときてしまった「年賀状の家族の写真が見たかった」。
年賀状でやってくる家族写真を、心底「いいな」と思い始めたのは、三十代も後半になってからなような気がする。
送られてくる写真をしげしげと見つめて、お子さんの成長を喜んだり、
言外(あ、写真外?)の親のしあわせを思ったり、ご家族みなさんの揃った絵に
ほのぼのさせていただいたり。
だからね。
盗んじゃうのはいけないけれど、
正月に、だれのでもいいから、そういうのを見たくなる気持ちは、わかるような気がする。
・
年賀状デビューの……小学一年生のころは、とにかくうれしかったもの。
そのうち「年賀状なんてうぜー」と思っていた時代があって、
「もういいや、書かない」なんていう時代もあって、
でも、なんかの拍子に書き始めるハメになって
「形骸化してるぜ」と斜に構えたとしても、
ポストに届けられる年賀状はやっぱりうれしいものだ。
・
実家に帰ったり、家族で旅先で迎えたり、あらたまってホテルで迎えたり、どこにも行かずひとりで迎えたり、友達や恋人と過ごしたり、
それこそいろんな年越しのしかたがある。
大人になると、毎年の、自分のスタイルになってくるみたいだ。
それは、どこかの段階で、自分が選んだことだと思う。
自分ができないほかの処し方を、少しだけうらやましいと思ったり
でも、そういう処し方では所詮収まらなかった自分のことを顧みたりして、
年越しっておもしろいな と思う。
晴れやかさと空虚が混在するような感じ。これは子どものときからだったように思う。
・
それでも等しく新年は訪れ。
起きている人にも、眠る人にも、健やかな人にも、病める人にも。
三好達治の
「太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪はふりつむ 次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ」を思い出しながら、
それからユーミンの、「ハッピー・ニュー・イヤー」のメロディを頭に鳴り響かせながら
特別な夜が過ぎていく。
悪くない。
・
今年もよろしくお願いします。
タミフルが効かない? 今冬、要注意
/MSN産経ニュース 2008年12月20日
・
「なんだ~、やっぱりこの冬も、新型なんてこないんじゃないの?」
なんて、わたしがのほほんとお茶を飲んでいる間にも、
日本のどこかで必死に新型インフルエンザの蔓延を阻止しようと努める人たちがいて
「今年も流行らなかったじゃん」は決して偶然ではなく
その人たちの不断の努力によるものかもしれないんだな、と考えることがある。
たぶん、おそらく、そのイメージは大きくはずれていないはずなんだ。
平和を必死で支えている人たちがいるわけですよ。
政治家とか自衛隊とか警察とか消防署とか、わかりやすいところ以外でも。
・
タミフルに耐性をもつインフルエンザですって。
まずいじゃん、新型。
インフルエンザウォッチャーとしては見逃せないネタ。
とはいえ、対策はとにかく、手洗いとうがい。あとは自分の抵抗力を強化することのみ。
ビタミン摂取で抵抗力強化。
CとB2あたりがとくに有効と信じている、今冬マイブーム。
・
・
2009年2月11日現在、タミフルの耐性ウイルスは、研究室で確認されているもので
市井で確認されているものではないそう(NHK 2月11日放映「ためしてガッテン」より)。
リレンザは研究室内でも効いている。タミフルとリレンザは、基本同じ成分だが、リレンザは吸引式になる。
発症から48時間以内の服用が効果的。
飛沫感染ではなく、空気感染に近い。
換気をしない空間では、飛沫から飛んだインフルエンザ菌は、その空間で9時間生きている。驚愕。
いや~、放送も熱いなぁ、インフルエンザ。
OLコンビ転身、住宅街の銭湯切り盛り あったか笑顔
東京都杉並区の閑静な住宅街に、若い女性コンビが切り盛りする銭湯がある。(井上恵一朗)
・
銭湯は好き。
最初の記憶はたぶん3歳か、もっと前だ。
熊本の銭湯の記憶。強烈なニオイのする白濁したクスリ湯に、祖母が好んで入っている。
……しかし、1歳のときに、わたしは熊本から引っ越しているのだけど。はてな。
なぜだか幼年の記憶力はめっぽういい。
・
学生時代は、原チャリで行かなきゃならないところにしか、銭湯はなかった。
それでも女子寮の風呂が日曜日にお休みになるものだから、遠くまで出かけた。
同和地区にある銭湯は、よその4分の1くらいで入れたから、ときどきお邪魔した。
当時200円くらいの入湯料が一般なら、そこは50円だった。
混みようったらなかったな。芋洗い状態。ありがたかったな。
・
もう一軒、太子の小路寮近辺の、「めちゃめちゃ風呂」と呼ばれていた銭湯は、閑散としていた。
あまりにボロイ。しかも暗い。
シャワーなんてない。
壁の隙間が大きく空いていて、男湯がしっかり見えた(ということは、あちらからもちゃんと見える)。
明治から続いている銭湯らしかったが、当時、「もうじき廃業」。
「最終日は名誉にかけて混浴にする。警察なんてこわないで」と大将が言ってたのを聞いた。最終日は行かなかった。
・
京都時代は、薬草風呂のある銭湯が近所にあって、
いつもあたり一面薬草の匂いが充満している。
入ると翌日一日中、からだから薬草の匂いがした。大好きだったな。
お湯は黒に近い茶色。
女湯の常連客の派閥があって、なかなか凄まじかった。
番を張ってた「Aさん」は、学生時代のバイト先の食堂のおかあさんと体格も顔もクリソツだった。
・
線路脇に住んでた大阪・京橋、文化住宅時代は、徒歩30歩で銭湯。
水風呂が好きだったので、「えらい狭い浴槽やわ」と思いながら、水風呂で震えていたら
「お客さん、それは上がり湯」と、銭湯の主に釘を刺された。非常に恥ずかしかった。
ハダカでいるときに、服を着た人に注意されるのって、ちょっと屈辱的だ。
・
狭さで思い出すのは、天五時代の銭湯の露天。
天五は、自宅兼仕事場から、徒歩3分圏内に銭湯が2軒あった。
内風呂が、「仕事場にシャワーをつけただけ」だったから、よくお世話になった。
気に入っていたほうは、なかなか広い銭湯で、サウナもあって、わりと充実していた。
そこのお風呂場の奧。扉を開けると、浴槽も含んで1メートル四方の空間があった。
上を見上げると、天井がなかった。「露天風呂」と看板が掲げてある。
シャレ?
・
よく湯あたりする。
もとより貧血なんて縁がないのだが、つい浸かりすぎる。
気持ちいいと気持ち悪いの、加減がよくわからない。
考え事をしたらアウトだし、話し込んだら出ら機会を逸するし、
で、ようやく出て、脱衣場でしゃがみこんで立てなくなること、多数。
銭湯も、温泉も、湯あたりするのにかわりはない。
それでも気持ちよくて、また行きたくなる。
・
思えば入湯料はずいぶん高くなった。今、400円。
現在は徒歩5分のところに銭湯がある。
ときどき湯あたりしながら、楽しく利用させていただいている。
使い捨てコンタクトをするようになって、銭湯はいっそう楽しくなった。
・
今日は冬至。柚子風呂やってるだろうな、ぜったいに。
ぴあが「けっこんぴあ」「Invitation」の2誌を休刊
チケット販売国内大手のぴあは11日(木)、定期雑誌の『けっこんぴあ』と『Invitation』の2誌を休刊にすると発表した。ともに現在推進している事業構造改革の一環で、不採算事業撤退に伴うもの。
結婚式場情報誌『けっこんぴあ』は1992年の創刊。今回のけっこんぴあ事業からの撤退に伴い、関西版は12月発売号、関東版は09年1月発売号をもって休刊する。また、『Invitation』誌は03年に創刊後、ライフスタイル誌として昨年フルモデルチェンジを行ったばかりだが、09年1月発売号をもって休刊となる。/12月12日11時34分配信 オリコン
・
もしも媒体に感受性みたいなものがあるのなら
「おつかれさま。よくがんばったね」と声をかけてあげたい。
いくつもの山を越え、16年間、よく走ってきた。生きて来られたと思う(本がね)。
そしてここで自分を育てていただいたこと。
版元のみなさん、会場のみなさん、ふれあったカップル、アーティスト、
マイスイートスタッフ、遮二無二ついてきてくれた社内の同志……
感謝の言葉以外には、なにも見あたらない。
・
で、休刊。
まだまだまだまだ、やり残したことは多すぎて
伝えたいことはいっぱいあって
沸々と胸の中でたぎる思い。
・
結婚って、悪くないよね。結婚式ってすごくいいよね。
そんなことを、これから先も、伝え続けていけたらと思う。
それが、今まで出会ってきたカップル、
会場側のみなさんへの恩返しのような気がして。
・
なにができるのかはまだわからない。
けれど、歩みを止めないことこそ、大切だと信じたい。
だって、結婚式ってほんとうに素敵だし、そこに関わる人たち、すごいもの。
それが自分の力になってくれる気がしている今日この頃。
あきらめなかった夢 73歳ヤエコさん、教壇に
2008年12月14日(日)asahi.com
・
「ルンルン」は80年代初頭に一斉を風靡した言葉だ。
林真理子さんの『ルンルンを買っておうちに帰ろう』は83年だっけ?
・
人の痛みがわかること。ついでに人の傷みもわかること。
思いをあきらめないこと。いや、あきらめないからかなうのであって
かなえるためには実行力を伴わなければならないということ。
そうして実らせた果実はとても魅力的だ。
・
かなわず、捨てられる夢なんて、その程度のものさ。
捨てちゃえばいい。
・
・
ヤエコさん、がんばれ! そして、わたしも!
そんな気持ちになるのだった。
捨て犬猫の収容所拡充、飼い主との出会いの場に 環境省
捨て犬や捨て猫の処分を減らすため、環境省は来年度から、
/2008年11月30日(日) asahi.com
・
・
素朴な疑問なんだが、どうしてデータが「2004年」のものなんだろう……。
・
動物愛護センターと聞くと、悲しい気持ちになってしまう。
ほかにも、動物の生体実験。
その上にわたしたちの暮らしは成り立っているのだけども、
「シャンプーを皮膚につけ続けたらどうなるか」なんて実験を猫でしなくてもいいじゃないかと、思うのはおかしい? 偽善か?
そんなことしてるのわかってたら、そのシャンプーは買わない。少なくとも。
猫は、脳のしくみがヒトと似ているそうで、つまり痛みの感じ方とかが似ているのだそう。
だもんで、神経系を中心とした生体実験の対象にされること、多数。
シャンプーつけっぱなし? ただれるに決まってるでしょうよ!
そんなこたぁ、想像力の問題だっ!
・
もちろん、おかげで、わたしたちは救われていることもたくさんある。わかってる。
でも、いたたまれない気持ちに変わりはなくて。
・
気がついたらもう7年になる、猫がいない暮らし。
猫がいたら、暮らしは変わるだろうなぁ。暮らし向きも変わるかもしれない。
禁煙するし(ほんとか?)、ネイル塗ったりもしなくなるんじゃないか?
・
7年前まで以前一緒に暮らしていた猫は、近所のペットショップの売れ残りだった。
血統書付き15万円を、1万円で譲り受けた。
なんてことはない、ひどく不細工だったのだ。
わたしはひと目見たときから、ものすごく大好きだった。
彼女がショーケースに入って4か月経った頃(もう仔猫とは呼べない大きさ)
お店の方に声をかけられて、わたしが購入(毎日見てたもん!)。
クリスマス間近の、こんな日だったっけ。ナビがうちに来た日。
・
もしも、もしも、いつか本当に欲しくなったら、
「出会いの場」に出かけてみようかと思う今日この頃。
3人心中事件関与、ヤミ金トップ逮捕
ヤミ金融グループの強引な取り立てを苦に03年6月、大阪府八尾市の夫婦ら3人が心中した事件で…
2008年11月26日(水)/asahi.com
・
八尾の事件は忘れない。
このあとからだった。徐々に、消費者金融の「過払い」が社会問題化し、
世論になってきて、
年利26%だかの金利は、いまや18%にまで下がった。
それでもまだ、気づかずに、過払いし続けている方も、まだまだたくさんいらっしゃると思う。
長く……10年以上、返済し続けている方、
借りては返しを繰り返している方、看板あげてる弁護士さんのところに、相談に行ってください。
きっとラクになります。
・
あなたがたが亡くなったのをきっかけに、緩やかでしたけど、社会は動き始めたのです。
やすらかに眠ってください。悪い人はつかまりました。
1人感染で都道府県単位の学校閉鎖 新型インフルエンザ
/2008年11月20日(木) asahi.com
ホテルスタッフのみなさんは、徐々にインフルエンザの予防接種を始めていらっしゃる。
「今年の注射はものすご~~く痛い」らしい。
毎年「やんなきゃな」と思うものの、結局せずに終わってしまう。たぶん、今年の冬も。
15年くらい罹患していないから、なんとなく怖さを忘れている。
・
去年、来る、来ると怯えられていた新型インフルエンザは幸いなことにこなかった。
「オオカミが来たぞ!」と叫んで、オオカミは来なくて
なんだか子どもの頃に読んだ童話を思い出すけれど。
でも、その威力を、恐ろしさを、わたしたちはちゃんとわかっていないと思う。
ごく一部の人たちだけが知っている。それで、このニュースみたいなことになっている。
1人罹患者発見で、都道府県レベルの学校閉鎖。並大抵じゃあ、ない。
鳥インフルエンザの変形の新型インフルエンザは、人に感染し、人同士で感染し、
多くが死に至るほどの猛威をふるう……らしい。
2008年秋の国立感染症研究所の発表だと、罹患した場合のヒトの死亡率は60%以上。
最強のウイルスといわれている。
12月、すでに香港では、発生した鳥インフルエンザのなかに
「新型」が発見されてしまった。
奇っ怪な事故が起きていながら、「タミフル」が流通し続けるのも
あれが唯一に近い特効薬になるからだ。
・
香港。お隣ですよ。すぐですよ。
以下、12月2日のニュースより。抜粋(asahi.com)。
みなさん、お気をつけて。外出後は、手洗い、うがい、ですよ。
そして予防接種。それしかないんだから!
・
国立感染症研究所感染症情報センターは2日、インフルエンザが…
挙式予定式場に放火容疑 「新郎」、既に妻がいた
結婚式を挙げる予定だったホテルに放火したとして、山梨県警北杜署は26日、…大安だったため、8組の結婚式が予定されていた。
/2008年10月27日(月) asahi.com
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火を付けて、バレなければ、
なんとかなると思っていたんだろうか。新郎。
……なわけないでしょう。
ゲスト80人は、既婚相手のことを知らない人ばかりだったんだろうか。
・
なにがいちばんしたかった、新郎。
だれがいちばん好きだった、新郎。
・
相談してくれたら、ベターなやり方、教えてあげたのになぁ。
・
いや、新婦も、現妻も気の毒な限りなのだが
……リゾナーレ小渕沢が、いちばんバカをみてるかも!?
ずいぶんご無沙汰しておりますが、お元気でしょうか、小渕沢さん。
ガーデンが素敵な会場でしたよね。
ご本尊400年ぶり出現、「たたり」なくホッ 岐阜
岐阜県瑞浪市薬師町4丁目の「田中泥薬師」で25日、参拝者が塗った泥に覆…/2008年10月26日(日) asahi.com
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仏様が祟るわけないでしょうに……と、少々笑ったお話だった。
泥を落としてもらって、たぶん喜んでいらっしゃるようにお見受けする。
どんなお顔なんだろうと、薬師如来を想像していたら
京都に行きたくなった。そろそろ秋の特別拝観が始まる。
11月頭、仕事で京都。ちょっとだけ寄り道して、お寺さん、まわろかなぁ。仏像が観たい気分。
・
出雲の神迎えの神事を見に行きたかったけれど
旧暦の10月10日は11月7日……料理の撮影じゃん。
・
でも、「神在月」の出雲を一度、観てみたいんだよなぁ。
・
旅情に誘われる秋ふかし。
ホームレス経験の16歳、プロ格闘家に デビュー戦飾る
/2008年10月26日(日) asahi.com
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ほんま、ええ話やで。
朝から泣けました。
おっちゃん、今頃、なにしたはるやろ。
・
ホームレスといわれて、どこか、他人ごとの気がしない。
新聞紙の温もりを感じて震えながら眠った、十代の夜を思い出すんだ。
被害者参加、割れた評議 仙台地裁・模擬裁判終了
上戸彩ちゃんがイメージキャラクターのポスターもよく見かけるし、
来年5月に施行される「裁判員制度」はわりと知られるようになった。
しかし、この12月に始まる「被害者参加人制度」の施行は、周知でない気がする。
そのための模擬裁判なんていうのも珍しいので、取り上げてみた。
飲酒運転の車による危険運転致死事件を題材に、12月に始まる被害者参加人制度を取り入れた仙台地裁の裁判員模擬裁判は10日、裁判官と裁判員が評議・評決を経て判決を言い渡し、3日間連続の日程を終えた。…/河北新報 2008年10月11日(土)
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★以下、「法テラス」サイトより、説明文抜粋もつけときましょう
被害者参加制度
犯罪被害者等が刑事裁判に参加することができる制度で、この制度を利用すれば公判期日に出席したり、被告人・証人に対し一定の質問をしたり、裁判所に求刑について意見を述べたりすることができます。(平成20年12月1日施行) 法テラス
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今まで刑事裁判で「蚊帳の外」だった被害者を、蚊帳の中に招くのは意義のあることなんだろう。
しかし裁判員制度を取り入れた模擬裁判で、けっこう混乱している感じは否めない。
情に流されるぞ、普通は。どうなる、日本の司法!?
・
それにしても「模擬」でこんなにリアルなことやるの……オモシロイですね。
おっぱいに内臓脂肪減らす効果 ライオン、商品展開検討
ラクトフェリンのき記事。/asahi .com 2008年10月10日(金)
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結果を導き出すための、企業の研究というのが、少しばかり「?」な気がしないでもない。
けれど本当だとしたら、美容・健康系の次期ヒーローは、ラクトフェリンに決定かな。
・
ラクトフェリン。ライオンはサプリで出している。
ヨーグルトで出している森永乳業のほうが、おなじみかもしれない(コンビニ扱いあります、たしか)。
森永乳業は漁夫の利というわけですな。
まだそんなに食指が動くわけではない。
それにしても、恐るべし、タンパク質。まだまだ全体を解析できていないのがスゴイ。
・
・
さて、たわむれに、ここ3年のマイブームだった美容・健康系栄養成分&食品を、時間順に並べてみた。
けっこうあるじゃん。
・
△はハマって以来、そんなに積極的には続いていないもの。忘却の彼方かといえば、そうでもない。
○はなんとなく「効いている」感じがするもの。ゆえになんとなく続いている。
ただ、性格的に「毎日なにかやる」というのが絶対無理なようだ。
ぼんやりしながらなんとなく続けられるものがいいなぁ。
・
【栄養成分】
○ビタミンC……今日も飲んだ。風邪への対抗馬としてはもっとも効くし、この即効性は、もはや暮らしに欠かせない。
△アシドフィルス菌(乳酸菌の一種)……一時期、アシドフィルス菌の乳酸菌を探していたなぁ。この頃から、腸内フローラとか、腸の改善に興味をもつ。
△プラセンタ(胎盤由来物質)……賛否両論のボーダー物質。これは某化粧品メーカーの仕事をしたときに購入したりいただいたりしたものが、まだいっぱいあって……。
△イソフラボン……疑似女性ホルモンといわれる物質。「お肌をきれいにする」をはじめ、うれしい効果はいっぱいだが、「精子殺傷成分かも」などのマイナス面の研究報告もある。
△コラーゲン……毎日、きちんと摂取できるならたぶん効果はあるんじゃないか。ただ、結構な量が必要だし、食事で摂ると間違いなくカロリーオーバー。
○コエンザイムQ 10……世間と比べて、ずいぶん遅いマイブームなこと!
○ビタミンB……細胞を進化させるには、やっぱりこれ。ターンオーバーと摂取のタイミングがカギなのか!?
現在の摂取は、キョーレオピンで。C系やコエンザイムのサプリにも含まれることが多い。
○葉酸……妊娠初期期の女性に欠かせない栄養素。じつは厚労省のホームページにも載っている。どんな効果なのか、いまだもってよくわからない。新しく細胞作るときには欠かせない。大麦若葉(青汁)だと、なんなくCと一緒に摂れるのがいい。
△ヒアルロン酸……細胞を保湿するための成分。サプリで。ただし食べて結果を出せるかというと、甚だあやしい。
○L・カゼイシロタ株(ヤクルト菌、乳酸菌の一種)……自宅でも、事務所でも。ヨーグルトを1日500ml食べる代わりに、「ヤクルト400」でフォーロー。
ヨーグルト1日500ml摂取で、病気知らずなんですよ、みなさん。
【上記以外のもの、食品】
△ミツバチ副産品……ハチミツ、プロポリス、ローヤルゼリー、それかから時にはポーレンも。ハチミツは、もちろん食べてよし、古いものなら肌や髪に塗っても。
ハチミツMOOK作って以来、ずっとなんとなく気になるもの。
△寒天……今も冷蔵庫にところてんは常備。当時は「お茶に寒天」までやってたけど……。
ローカロリーもさることながら、圧倒的な繊維質が見逃せません。
△唐辛子……これで痩せるとは思わないけれど、七味で代謝はそこそこ上がるような気はする。
・
上に共通したなんとなくのテーマは、
■代謝の改善(細胞のターンオーバーを含めて)、代謝力アップ
■抵抗力アップ
■腸環境改善 という感じか。
またオモシロイ出会いで、どんどん旅を続けます!
不満・悔悟・不安……死刑囚の思い、市民団体が紹介へ
「気持ちや考えを聞いてもらう機会を与えてくれてありがとう」――。死刑廃止を求める市民団体が全国の確定死刑囚105人にアンケートを送った…/2008年10月8日 asahi.com
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たしかに、最近は執行ペースが加速している。
やっぱり、どうしても、ここだけは、反対。
人が人を殺めてはならない原則は、ここに至っても守られるべきで
法の下でもなんでも、人が人を殺めてはいけない、と、思う。
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文中の、「仮釈放のない終身刑」に一票。
中高生「たばこ千円なら吸わない」厚労省研究班調査 /2008年10月8日asahi.com
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ばかな。短絡的すぎるって。
たばこを千円にするくらいなら、公金かけて社会復帰システムをきちんと作って、必要としている者全員を、非喫煙へと導きなはれ。
そのうえで、法律で禁じなはれ。
じつは、喫煙者の税金に、かなり支えられているくせして、
喫煙者の医療費で潤う部分はたくさんあるくせに、
そこのところはなかったふりして、いったいどういう了見だろう。
・
たばこはドラッグと変わらない。あんなふうにはラリらないだけで。
健康被害と比例して、依存度合い・ハマリ方はドラッグと同等に深刻なのではないかしら。
・
タバコは、4本目で、ニコチン中毒になるらしい。
子どもがいたずらするのも、3本までならまだ大丈夫。
けれど4本喫うと、もうやめられなくなるのだと、禁煙の本で読んだことがある。
・
喫煙年数と、中毒の度合いって、違うんだろうか。
だって、高校生時分だったら、いつでもやめられたんじゃないのかなぁ。
そりゃ「1000円ならやめるよ」ねえ。
あの頃の「ニコチン依存」なんて知れていた。と、思う。たぶん、みんな、そうだ。
リンガーハット、46店閉鎖へ 中間決算で13億円赤字
/2008年10月7日 朝日iモード
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リンガーハットが大好きだ。
九州を中心に展開する、長崎ちゃんぽんファーストフード店。
500円くらいで、山盛りの皿うどんがいただけるリーズナブルなお店だ。
ここでいただくのは、いつも皿うどんばかり。
いわゆる、細麺の堅焼きそばに(揚げたヤツ)、とろっと野菜のあんかけがかかっているというもの。
近くでは渋谷に行って、以前渋谷のデザイナーさんとやりとりしていたときには
打合せ帰りによくここでお昼ご飯を食べていた。
あんまりひとりでリンガーハットの皿うどんかっ喰らう女子は少ないみたいだけど。気にしない。
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子どものころは、焼きそば(正しくは皿うどん)が大嫌いだった。
両親が九州ゆえか、日曜日のメニューは決まったように焼きそば。
肉も野菜も大嫌いだったので、食べられるのはかたい麺しかない。
残すと叱られるし、量が多くて子どもが平らげるのは無理だし、そのくせほかの家族はおいしいおいしいと食べているし
いつもブルーだった日曜日の食卓。
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わたしの世界では皿うどんだけが焼きそばだった(家族は全員、皿うどんのことを「焼きそば」と呼んだ)。
5歳くらいで、はじめてソース焼きそばに遭遇したときは驚いた。最初は日清のインスタント焼きそばだ。
お祭りの屋台の焼きそばもソース焼きそばで驚いた。あれ、別の食べ物じゃん。
そっちが王道だってことは、あとになって知ることになる。
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大人になって、皿うどんを食べてみたら、おいしかった。
おいしくて、とても懐かしかった。食べられるように成長した自分のこともうれしかった。
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どうして「皿うどん」というのかは、何度聞いても、何度でも忘れる。
わたしのとっての焼きそばは、細麺・揚げ麺、塩味の五目あん。
まさしくリンガーハットの皿うどん。
だから、がんばれ、リンガーハット。倒産なんてしちゃだめ。
高3女子2人交通死 昨年も同じ道で生徒重傷
/2008年9月19日(金)asahi.com
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なぜ、「あの道は危険」なのか、非常に気にかかるところだ。
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土地にはなにがあるのだろう。
たとえば、わたしが住んでいる高円寺の商店街は、どこかしらに必ず新しい店ができている。
入れ替わりが激しいのだ。
老舗をたたんでテナントにしちゃうということも多いのだが、
場所によって、テナントが長続きしない、すぐにつぶれちゃうところがある。
長くいるから、変遷がよくわかるのだ。
新しい店舗が入ってきても、「あらー、ここは続かない場所なのに」と気の毒に思う。
そんな場所は、半年も経たないうちにやっぱりダメになっちゃって、また次の店が入る、の繰り返し。
とても稀だけれど、新しくやってきた店の気のほうが強いことがある。そういうのを見るとうれしくなる。
見ていても感じられる、よい気があるところ。
もともとの土地のマイナスのパワーよりを上回るような強い気があるときは、
店は安泰で続いていくのだ。
もうひとつは、閉じられていないことかもしれない。
そういう場所は、開かれているほうがようように思える。これはあくまで直感ね。
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そういえば、Nちゃんの実家の付近が不思議な場所だそうで
見通しのいい道路なのに交通事故がずっと絶えなかったという。
彼女の幼少時代は、事故に遭遇するのが日常だったそうだ。
で、ある日、いくらなんでも多すぎるということになり、お祓いが行われた。
以来、事故は少なくなったそうだ。
彼女の実家は、比叡と琵琶湖をつなぐ道にある(それだけ聞いてもワクワクするけど)。
新興住宅地だけれど、家々にはお地蔵様が多く祀られていた(なぜ?)。
家々で祀るのをやめて、最近ではそのお地蔵様たちを一か所にまとめて祀る場所があるそうだ。
まるで滋賀の化野(あだしの)!?
身を乗り出して聞いていたら、「今度写真撮ってきますよ」と笑顔でNちゃん。
いや~、きっと意外なものが写るから、やめといたほうがいいと思うんだ。
その代わり、いつか見に行ってみたいと、ちょっと思っている。
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そういえば、お世話になっている大阪の占い師の先生も、土地や方角のことはよくおっしゃる。
というわけで、ゼロハチ○はいつも、「完全にいい場所と方角」を選んで家移りさせていただいています(*^_^*)
商売ですから、験を担がないとね。
それがたとえ気のもんでもいいんです。いいところ、と安心できることがいちばん大事。
夜中に仕事していて、いろいろ来られると困るもの。
産科医に無罪判決。帝王切開での女性死亡事故 福島地裁
/2008年8月21日朝日iモード
今日、検察側が控訴しない方針を決め、裁判は終結。
産婦人科医師の無罪が確定した。
「胎盤を無理にはがした」ことが争点になったが、現状の医療現場では、このような場合にはよくとられる処置(らしい)。
控訴するだけの臨床が見つからないというのが、控訴断念の理由だそうだ。
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気の毒な事故だと思うが、正直、これが有罪ならばもう、だれも産科の医師になんてなりたいとは思わないはずだ。
わたしたちは、お産を甘く見過ぎている。
母子ともに健康、は、決して当たり前のことではない。
いつだって危険と背中合わせだ。
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今から10年ほど前に、すでに「産科の医師が不足している」状態が始まっていたのを、産婦人科医師の取材を通じて知った。
大病院から産科が消えていく。
医師を志望する人にとって、産科の医師のリスクは高すぎるからだ。
ほんとうは生死と背中合わせのところにいるお産の危険を、世間は認識しない。
ほかの科に比べて、クレームの多さ・深刻さは比較にならない。
診療費は安い(周産期治療の診療費に比べて、不妊治療の診療費の高さはどうだ)。
出産を扱うよりも、不妊を扱うほうが、実入りは多い(儲かる!)、クレームは絶対的に少ない(不妊治療医師は、患者にとっての神様だもの)。
産婦人科を目指す若い医師たちは、産科よりも婦人科へ、そして不妊治療へと流れる。
周産期治療の崩壊だ。
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背景には、医療が進歩した日本の、お産の安全神話がある。
確かに、新生児の死亡率は、世界的に見ても非常に低い(日本の産科は優秀なのだ)。
けれど、日本で、お産で死亡する率は、交通事故で死亡するのと、ほぼ同率くらい。
結構な確率じゃないだろうか。危険とはいつも隣り合わせなのだ。
今回の事故が「有罪」になってしまったら、ほんとうにだあれも
産科のなり手がなくなってしまうよ……と思っていた。
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もしも自分の身内が……と思うと、身震いせずにはおれないけれど、それでも。
事故は事故にしないと。これを事件にしてはいけないと思った。
そんなことになったら、ほんとうに、今にだれも、産ませてくれなくなるよ。
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お産のリスクの数値をわかりやすく書いてある医師のコラムを見つけたので
下に紹介しておこう。
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女性の健康・50話:第26話 出産時のリスク
(阪大病院周産期母子医療センター産科病棟医長記事)
/毎日新聞 2007年9月23日 大阪朝刊
世界一になるために。エース上野、1日で318球
/2008年8月21日朝日iモード
「世界一になるために、世界一の練習を積んできた」
上野選手のこの言葉にしびれた。
この記事を見たとたん、泣けてきた。
記事の予測通り(というか、ほかの選択肢はほぼないけれど)
彼女は翌日の決勝でも完投し、ご存じの通り、日本の女子ソフトボールは優勝した。
あまりにきれいな風景で、
わたしは準決勝も決勝の試合も見ちゃいないけれど
文字を追うだけで充分泣けちゃうのだ。
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小学校3年だか、4年だかの、習字で書いた文字。
「努力」という言葉が大嫌いだった。
「努力しろ」といわれるのは問答無用でいやだったし、
「努力しています」というのは最高にかっこ悪いと思ったし
「努力しよう」と思うのは、ばっかじゃないの、くらいに思っていた。
言葉にする前に、やることが山のようにあるでしょうよ。そんな感じだ。
「努力」って、なんだか美辞麗句のように思えてしまって……ただ天の邪鬼かもしれない。
でも、かっこ悪いのはいやなんだなぁ(これ以上なりふり構わずで、どうする!?)。
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そんな言葉とぜんぜん関係のないところで
好きなことは好きなだけやるし、誰にいわれなくともやり続けるだろうし、
それは「続けよう」と意気込むことではなく、日々の連続の単なる結果だし、
自分ができないことを「悔しい」と思ったら、できるまで、納得するまで、やるだけだ。
それを「努力」というのは、少し違うと感じていた。
それは今も、感じている。
だって、当たり前のことだから。
たぶん、ものごとはもっとシンプルだ。
ただ今よりもっと高いところに、深いところに、遠いところに、行きたいだけ。
「今日見えなかった風景を、明日は見たい」。それだけだし、それを望んだのも自分だ。
本気で見たいと思うなら、やらなければならないことをやるだけだ。
なんだってそうだろう。
たぶん、誰だってそうだろう。
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せめて。
「見たい、見たい、見たい、見た行ったら、見た~い!!! 」と、はやる気持ちは世界一でありたいものよ。
米のがん患者4~6割、祈祷・気功・サプリなど試す
米国のがん患者の4~6割ほどが、祈りやサプリメントといった「補完代替医療」を試し…/2008年8月15日(金)
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「補完代替医療」なる言葉、はじめて見聞きする。
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心身ともに困ったときに頼ること。どの国もやることは変わらないんだな。
「勝利のポーズ」と一緒で、「弱ったとき、なにかに救いを求める」という行動は、ヒトのDNAに刻まれていることなのかもしれない。
困ったときの行動は、国境を軽く越えている。
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ガス自殺……でも生きてる……なぜ?……点火したら爆発・重傷
事故当時は無人 犬もいなかった。/2008年7月9日(水) 朝日iモード
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樹海で自殺するつもりだったのに抜け出てしまって、「あれ?」
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たどり着いた山小屋で、気持ちも新たにガス自殺
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朝になって目が覚めた。死んでない? 「あれ? ガス来てなかった?」と点火してみて
ガス大爆発
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重傷だから、かならず治る。
まだやらなくてはいけないことがあるから生かされた。どなたかに。
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天寿を全うしていただきたいものと思う。
30歳の孫、寝たきりの祖母殺害の疑い
/2008年7月9日(水)朝日iモード
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「病気でかわいそう」住職絞殺容疑で妻逮捕
/2008年7月9日(水)朝日iモード
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「かわいそうで殺した」系殺人事件が連続。
本当に本人が死にたがっていたのかどうかは、ちょっとこの際別にして……。
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かつて、父ががんで動けなくなったとき
「死を迎えるまでの苦痛を思うと、本当は今、少しでもからだが動くうちに、自分の意志で死にたいとも思う。
けれど最期まで闘い抜く姿をお前たちに見せるのが父の務めだとも思う。
お父さんは逃げないことにした」と言っていた。
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決して治らない、死にゆく病で伏せるのはきついどころではないし、
その闘いを強要することなど、本当はだれもすべきでない。
だから尊厳死について、わたしは賛成派だ。
慎重に考えなければいけないは思うけれど、望みなく苦しみ続ける人を見ているのはつらい。
けれど、「見ているのがつらい」から殺っちゃうのは許されないということだ。
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本当にみんなが(もちろん本人も含めて)、やすらかで平安な死を望むときに
法律が生を強要するのはよろしくない。
こういう事件が起きるたびに、日本でも尊厳死が認められるべきだと強く願う。
と同時に、「見ているのがつらい」だけでは絶対だめなの、と思うのだ。