キトラ!

2010年5月13日 (木)

6千人の村に10万人来場? 明日香村、職員総出で厳戒
奈良県明日香村の特別史跡、キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)で見つかった四神壁画の特別公開が15日に迫った。…/2010年5月13日(木) asahi.com


そりゃそうでしょ。

わたしだって、行きたくてうずうずしてるのに。

四神見たい!!!   20年来の夢!

 

折りあらば。もしも見られたら。人生変わるような気がする。まっしぐらになっちゃいます。


星のある町

2010年5月 9日 (日)

ピッとマネして、幼児向け「イコカ」 JR駅員が手作り
 
子どもだって、大人みたいにカードをスッとかざして自動改札を通りたい――。そんなささやかな願いをかなえてあげようと、JR学研都市線の四条畷、星田両駅の駅員たちが… /2010年5月4日(火・祝)asahi.com

とってもうれしくなった記事だった。駅員さん、素敵!

子どものころ、どうしてあんなに大人のマネをしたんだろう。どうしてあんなに楽しかった、こだわったのだろう。
昨日のことのように思い出す。
市場に行ったら、自分も黄色のカゴを持って、母のようにいろいろ品物をカゴに入れて……。
しまいに重たくて持てなくなって、カゴを店内に放置してきてしまう。
そう。子どもの頃からお買い物は大好きだった。

子どもの頃はまだ、普通に買い物カゴというのがあって、お母さんたちは腕に引っかけて出かけたものだった。
当然、子どものわたしの手にも、おもちゃのお買い物カゴが引っかかっている。
お店のやさしいおばちゃんは、わざわざわたしの買い物カゴの中に
母が買った商品を入れてくれたりした。

母がうちにいなければ、鏡台の前でお化粧も存分にやって、あとで何度こっぴどく叱られたか。

母のマネではなかったけれど、
鏡台の前でひとりお姫様ごっこ、やってたなぁ。
タオルケット巻き付けて、アラビアンナイトに出てくるような、遠い異国の姫を思いながら。
子どもの想像力って不思議だ。
たとえおもちゃとわかっていても、マネっこってわかっていても、ぜんぜん違う価値観があるんだよなぁ。
「ピッって言って!」とねだるのに、わかる、わかる!! と大きくうなづくのだった。


ときに。
四条畷(しじょうなわて)とか交野(かたの)とか私市(きさいち)のこのあたり。
地図で見ると「星」のつく地名が多く。星田や星ヶ丘、
ついでに「天の川」とか「彦星」とか「逢合橋」とかもあって、織り姫がご祭神の機物神社がある。
難解地名度密集ぶりもナンバーワン。
古代、この地になにがあったのか。大阪の地図を広げるたびにワクワクしていたもんです。

うどんすき ロハス 招福巻

2010年1月26日 (火)

節分巻きずし「招福巻」呼び名は一般的 イオン逆転勝訴
節分用の巻きずしを「招福巻」の名称で販売した大手スーパー「イオン」(千葉市)と、同名の商標登録を持つ大阪の老舗(しにせ)すし店「すし萬」側が商標権の侵害にあたるかどうかをめぐって争った訴訟の控訴審判決…/2010.1.23 asahi.com

すし萬の小鯛すずめ寿司、おいしいんだよなぁ。
はあ、食べたい。食べたいです。うっとり。
大阪グルメに培われてきたので、いまだにポン酢は絶対に「旭ポン酢」。
昨夜、冷蔵庫のポン酢が切れているのを発見した。うかつにも予備がない!!
そんなとき、WEBで購入できる世の中は、本当に便利(さきほど購入)。
東京に来た当初は、大阪に行くたび旭ポン酢をできるだけたくさん買って、新幹線で帰っていたものだ。

ところで、この判決が通ってしまえば、美々卯の「うどんすき」はどうなるんやろ。
ソトコトの「ロハス」はどうなるんやろ。
わたしの認識は、「一般的に使うも使わないも、登録されとったらあかん」なんだが。
にしても。通念として広がっていくのはうれしい……みたいな思いを
ソトコトに問い合わせをしたときに感じた。

ときに節分。太巻き。
先般のんちゃんに「マリさんはやりますか」と聞かれたので
「あたりまえやん。太巻きもやれば、今までの人生で豆まきを欠かしたことはないぞ」とピースサインでお答えした。
「マンションとかアパートなのに?」と怪訝な顔。
そう。マンションでもアパートでも。そこに窓がある限り。

黒猫のタンゴ

2010年1月 7日 (木)

中之島公園で野良猫ゼロ作戦 施設に保護、飼い主探す
 /2010年1月5日(火) asahi.com

2年前に亡くなった黒猫のタンゴ(実家の母がともに暮らしていた)は
大阪・中之島公園出身だ。
1991年の5月、仕事中に、編集者友人が、中之島公園の公衆電話から電話をかけてきた。
「いまな、子猫おんねん」
「そんなん、周りに親がいてんねんから、ほっとき」
「でもな、溝に入っててな、あんまり元気ないねん」
「あかんやん。つれてき!」
というわけで、まだ手のひらサイズだった黒猫のタンゴは、一度仕事場を訪れ
そのあとでわたしの部屋の猫になった。
避妊手術をする前に一度出産した。
その日は朝から「行くな」というので、「ほんまに今日産むんやね?」と確かめてから
仕事を休んだ。猫が産気づいたので、と言ってお休みをいただいたと思う。
いい会社だな。

タンゴが産んだ4匹の子猫のうち、3匹はまとめて、
大先輩の女性編集者Mさんが引き取ってくださった。
そう、大先輩。
当時のわたしの20歳年上で、ほんの半年たらずしか一緒に働かなかったけども
わたしはその方のやわらかで的確な仕事ぶりが大好きで
彼女が捨てるゲラを「ください」と言っていただいて、参考書代わりにしていた。
とてもきれいな朱書きは宝物だった。今でもあの朱書きは頭にきちんと入っている。
勝手に、彼女の背中をお手本にした。
今でも同じ赤ペンを買う。

Mさんからいただいた今年の年賀状に、
「タンゴの子供たち、最後の1匹のランが去年亡くなりました。17歳。大往生です」
と書いてあった。
ランはシャム猫みたいな猫だっけな。
みんないなくなっちゃったのか……と、少し寂しくなった。

黒に三毛にシャム猫……。
どうかみんながしあわせでありますように。
Mさん、ありがとうございました。

そうだ、京都へ行こう

2009年11月18日 (水)

夕暮れ恋しい紅葉電車 京都・叡山電鉄でライトアップ

 京都・洛北(らくほく)の叡山電鉄鞍馬線で、赤や黄に色づいた「もみじのトンネル」を、  /2009年11月18日(水)asahi.com


東京は新宿、高円寺。
京都は左京区、洛北なのだ、わたしは。

出町柳から叡電で2駅目の「一乗寺」という駅に2年ほど住んでいた。
鞍馬・貴船が大好きだった。
貴船神社、もう1年以上ご無沙汰しているなぁ。

京都は特別拝観も始まる時期。ううっ、行きたい。
と思っていたら、きっかけが巡ってきて、来週は京都なり♪

泣いちゃったおばあちゃん。特養のこと

2009年8月19日 (水)

おいしそうな介護食、商品開発に熱 食品各社
 

 高齢者向け「介護食」が進化している。やわらかくのみ込みやすいというだけでなく、おいしそうに見えるのだ。食べてみると、実際、味もいい。高齢化で成長する市場をリードしようと、各社の商品開発が熱を帯びている……/2009年8月16日(日) asahi.com

おいしそうな介護食って、ありそうでなかったのだ。
年寄り分野って、開拓が圧倒的に遅れているというか、
子どもにお金をかける親はあまたおれど、
年寄りにお金をかける子どもはいない(「お金がかかる」ことは多い)。

編集職に就く前に、老人ホームで少しだけ働いたことがある。
「これからは福祉の時代。老人介護を仕事にしよう」と、考えてのことだ(お年寄り、好きだし)。
わたしの担当は特養だったので、
お世話するのは、痴呆だったり、からだが不自由だったり、身体的に問題のあるお年寄りばかり。
なかにひとり、口のきけないおばあさんがいた。
目がきちんとしていらしたので、言葉が不自由なだけで、きっと意志の疎通はできているような気がしていた。
おむつの取り替えのときなんかも、いつもこちらが一方的に話しかける。
返事はない。ほんのときどき笑顔になることがある。そんな感じだった。
おとなしい物静かなおばあさんで、わたしの大好きなおばあさんのひとりだった。
ある日、食事の介護をしているときのこと。
ちょうど記事にある、ミキサー食だった。
記事にもあるとおり、ミキサーにかけて、お年寄りが噛まずに嚥下するだけで消化できるようにしてある食事だ。
たしかに安全だけれど、味気ないことこの上ない。

てゆうか。
ほうれんそうのおひたしのミキサー食なら、まだわかる。
でも、たとえば、肉じゃがのミキサー食って、どうよ!?
当時、そういうものが、おばあちゃんのお食事だった。
介護といっても、スプーンで食べさせてさしあげるだけ(たしかに、介護初心者が食べさせても事故は起きない)。
おばあちゃんは、いつもあんまり食が進まない。
ときどき、イヤイヤに見える仕草をする。でもゆっくり、最終的には食べてくれる。
食べさせながら、食が進まないおばあちゃんを見ながら、なんだかせつなくなっちゃって、
「ねー、Sさーん、おいしい?(おばあちゃん、まったく無反応)
そうか。おいしくないか。そうだよね。このお食事じゃあ味気ないよね」
とわたしが言った途端、
おばあちゃんは大粒の涙をぽろぽろ流して、泣き出しちゃったんだ。
余計なこと言ってごめんなさい、と反省したけれども、
ミキサー食は相当つらかったんだとも思う。
「ミキサー食」の記事で、あの風景を鮮明に思い出した。

介護食が進化するのはとても素敵なこと。
ようやくそんな時代が来たのか。あれから20年だ。
特養には「味気なくて食べた気がしない」なんて言える方はほとんどいないし、
お年寄りは子ども扱いされるし、効率のためにおむつ、ということもある。
理想と現実の乖離というか、せつない状況がそこにあって
もしかすると、それは今も変わらないかもしれないと思う。
でも、ほんの小さなところからでも、少しずつ変わっていくならいいじゃないか。
 

素敵なパティシエ、素敵なチョコレート

2009年7月 1日 (水)

ひこ星織姫、竹の中で逢瀬 大阪のホテルが七夕用チョコ

リーガロイヤルホテル(大阪市北区)が1階のチョコレート専門店「レクラ」で、七夕にちなんだショコラ「星に願いを」を発売した。
ホワイトチョコで作られた本物そっくりの「竹」の中で、「ひこぼし」と「織姫」が「天の川」を挟んで向かい合っている。
竹を割るとショコラが5粒あり、真ん中が金粉で星空を表現したきな粉味の天の川。…/
2009年7月1日(水) asahi.com



リーガロイヤルホテル(大阪)は、大好きなホテルのひとつ。
いい企画をしはるなぁとうっとりした。
チーフパティシェは、ユーモアたっぷり、愛情たっぷりの、とても魅力的な方。
オリジナルのウエディングケーキに、ときどき度肝を抜かれるんだ……。
そして、七夕チョコですかぁ。ロマンチックだな。
パティシエもそうだけど、このホテルに、魅力的な職人さんの多いこと!
惚れ惚れしちゃうんだ。

それにしても、このチョコ、欲しい。
「竹」をバリバリ、ジャイアントパンダみたいに食べたいですな。
……あ、パンダは「笹」だっけ(^_^;)

着ぐるみが好きだ

2009年4月18日 (土)

ラッキーパンダ、会えたら大吉 所沢を練り歩き10年

↓カメラを向けTky200904170069 られポーズをとるラッキーパンダ=埼玉県所沢市の所沢航空記念公園

 出会ったその日はラッキーになれる――。神出鬼没の着ぐるみキャラクターが、埼玉県所沢市で人気だ。その名は「ラッキーパンダ」。「まちの人々に笑顔を」と始めた活動は今年で10年になる。
 ある晴れた日の朝8時過ぎ。所沢市内の大通りをパンダが手を振りながら歩いていた。ペロッと舌を出した、おどけた顔、胸には幸福のお守りの四つ葉のクローバー。
 会社や学校へ急ぐ会社員や学生らは、驚いたり手を振ったり。通勤途中の女性から携帯電話のカメラを向けられると、すかさずポーズをとる。保育園の前では、「ラッキーパンダー」と子どもたちの大きな歓声が飛んだ。
 ラッキーパンダは、月に2、3回、朝の通勤・通学時間帯に市内の所沢航空記念公園周辺に出没する。イベントや商品のPRはしない。「ただ歩く」だけ。ただ、雨にはめっぽう弱い。
 同市在住の漫画家、双団平(そう・だんべい)さん(45)が生み出したキャラクターだ。99年12月、営むギフトショップの宣伝用に、パンダの着ぐるみに、チラシ入りのティッシュを配りに行ってもらうと、子どもたちが群がってきたという。
 「普通にまちを歩いた方が喜んでもらえるかも」
 00年2月ごろから、まちを歩くようになった。初めは名もないただのパンダだったが「会えれば、その日はラッキーになれる」とのうわさが生まれ、「ラッキーパンダ」になった。
 2年前の2月、自転車に乗った男子学生がすれ違いざまに声をかけてきた。「パンダ、受験頑張ってくるよ」。間もなくラッキーパンダのホームページの掲示板にこんな書き込みがあった。「パンダに会えてテストが思ったよりできた。合格発表の日にも会いたい」
 一方で、不審者に間違われて警察に通報されたことも。静岡県で、子どもがリスの着ぐるみを着た男にわいせつ行為をされる事件が起きた時、周囲から「やめた方がいい」と諭された。けれども、双さんは「ここでやめたら『変わった人』で終わってしまう。続ければわかってくれる人もいるはず」。
 まちを歩き続けて10年、存在は広く知れ渡り、地元のイベントに呼ばれたり、タウン誌に紹介されたり。01年からは地元の地方新聞に4コマ漫画も描いている。
 「小さな幸せに、気づいてもらうきっかけでありたい。閉塞(へいそく)感から、人々の心に余裕がなくなっているように思う。まだまだラッキーパンダは必要ですね」(中野龍三)/2009年4月17日(金)


ラッキーパンダ。
道で会ったら、やっぱりわたしも写真撮るだろうな。
普通に歩いていたら……。
想像するだけでもう、うれしくて胸が張り裂けそうだ。

なぜか着ぐるみに弱い。動く人形系には心底ヤラれてしまう。
子どもの頃から人形に囲まれて大きくなったのだが、当然、人形には魂があると思っていた。
アニミズムのなかで育てられたので。
いや、正確には、今もあるとホントは思っている(ま、人形だけじゃないんだけど、長くなるのでまた今度)。

だもんで、人形が動いたりするのを見ると、感極まってたまらなくなるのだ。
「人形が動く」といえば、今はなき「宝塚ファミリーランド」の人形館も大好きだった。
世界各国の人形が踊っているなかを、フロートに乗って進んでいくというもの。
子どものころ、行くたびにうれしくてよく泣いた(5~7歳)。
そういえば大阪の花博に勤務した初日、デイリーパレードのフロートに乗った着ぐるみを見て、
涙が止まらなくなったことがあったな(25歳当時。遠い目)。

道でばったり着ぐるみに出くわしたりすると……本当は抱きつきたい。
イタイ人みたいだからやらないけど。衝動を抑えるのにちょっと必死だ。
先日事務所の近所でローソンがオープンして(どうでもいいけど、300メートル以内に4軒のコンビニはどうよ)、
からあげクンが立っていた。
それがからあげクンだとしても(からあげクンはブツなので、人形やぬいぐるみのカテゴリーと微妙に位相が違うのだ)、
胸がきゅんと締めつけられるのに変わりはない。
自制して抱きつきはしなかったけれど
寄っていって、「写真、撮っていい?」と聞くと、ポーズをとってくれた。からあげクン、やさしいぞ♪
「見る?」 撮った写真を披露しようと、携帯の画面を見せたら
「あれ、見えない、見えない」と、着ぐるみのなかから声がしておかしかった。
その声で、わたしの夢は軽くこわれるんだが。ま、いいか。

着ぐるみの帝王といえばミッキーマウス!(着ぐるみといったら、本当は某団体に大目玉くらいます) 
ディズニーランドに、プライベートで行ったことはないけれど。
カレと会うのはいつも全部仕事だけど。
間近で触れるとあの魅力はたまらない。キュートだし、紳士だし、カッコイイし、でもかわいいし。
一回会うと、もうダメだと思う。恋に落ちる。

待ち合わせて(ミッキーと!)撮影させていただいたことがあるけれど、
ポージング完璧! 目つぶりナッシング! どんなモデルよりもスゴイ。
ロールが全部使える!!! 最高のプロ根性で惚れまくった。

……一度、ディズニーランドに「遊びに」行ってみたいなぁ。
バリのリッツ・カールトン(「アマナリゾート」に名称変更)にプライベートで行って、
思いきりリゾートしたいのと同じ。なんならバリじゃなくて、ハワイだって構わない。
行ったときにはいつも、あの非日常的な空間を尻目に徹夜の作業を繰り返し、
目の前に広がるリゾートはただの背景になってと、
忙殺されているから、
一度のんびりリゾートしてみたい。それがわたしのリベンジ(遠い目)。

某健康雑誌(休刊)の編集長が、今、そのアマナリゾートで奥様と滞在中だ。
旅行の前に、「館内のキシックバーのディナーはおすすめです」とアナウンスしてたのだが。
「“キシックバー”、すばらしかったですよ」と、携帯に彼からメールが届く。
バリ島、現地からでR。
うらやましすぎるぞぉ。


↓で、ミッキーじゃなくて、からあげクン。不憫だな。街で見かける不憫ちゃん探しが好きだ。

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大阪の動向

2009年4月 3日 (金)

課長も抜擢、春の人事 異例の部長総入れ替え 橋本知事

大阪府の橋下徹知事は1日、大規模な人事異動を発令する。「ひな壇部長」と呼ばれる九つの部長ポストをほとんど入れ替…/2009年4月1日(火) asahi.com

大阪在住の頃、横山ノックさんに投票した。
ノックさん、がんばりやー、そんな思いの大阪人が圧倒的に多かったんじゃないかな。
「横山ノック知事」にいちばん驚いたのは、一票を入れた府民だったのではないかと振り返る。

橋本さんが立候補したとき、わたしはもう府民ではなかったけども
「なんでやねん」と思った。否定的だったけれども、彼は当選して、知事になった。
大阪だからということもあるけれども、なんとなく、大阪の動向(彼の動向)は、いつもなんとなく気になっている。
今までのどの知事よりも気になっている。

先日の府庁のお引っ越しは夢破れ、WTCは事実上の倒産。
橋本知事、あきらめるところはちゃんとあきらめてもいるんだな。

で、この人事だ。やるなぁ。強気だなぁ。
と思ったら、本日2日のニュースでは、府庁建て替えの国の決定に噛みついていた。
橋本知事の言っていることは正しいと思う。
そんな金があるのなら、正しく大阪のために使ってくれと思う。
もう府民じゃないけどさ。
大阪に行ってタクシーに乗って運転手さんと話していたら、やっぱりなんとかなんないかと思うもの。

校庭の芝生化はわりとどうでもいいけどな、わたしは。

 

 

カーネルおじさん、発見

2009年3月17日 (火)

たかが人形になぜ夢中 カーネルおじさんに重なるあの頃

阪神タイガースのリーグ優勝に興奮したファンに大阪の川に投げ込まれ、…/2009年3月15日(日) asahi.com
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コバタバタしていたら、いつのまにか、カーネルおじさんが川底から発見されていて、
時の人になっていた。
この2月にO氏と道頓堀を歩いたとき、川岸がきれいになってホントに驚いたんだ。
なんでこんなに工事しているのに、カーネルおじさんが見つからないのか不思議だったけど、
ようやく見つかったわけだ。
よかった、よかった。

話がデカくなりすぎたから、絶対言えないと思っていたけれど、時効だからいいか。
カーネルおじさんを投げ込んだのは知人だった。
大学2年生の時、同じ長屋に住んでいたゲーダイの2コ上の先輩一派が(オール男性)、お茶目が高じてやった。
こっちもハチャメチャだったけど、あちらもハチャメチャで、少々ベクトルが違ったのだ。
ベクトルは違ったけども、うちの飼い猫は、生まれた子猫を何匹か
彼の部屋のタンスの引き出しに持っていった(隠したらしい。たぶん、うちに人が来すぎるからだ)。猫、シンパシーを感じたのか!?
ある日長屋の先輩が「これ、あなたのところの子猫じゃない?」といって
生後2週間の猫を2匹、困り顔で届けてくれた。
「タンスの引き出し開けたら子猫がいるんだもん。びっくりしたぁ」って。
ちなみに、カーネルさんを落としたあとは「ちょっとやりすぎちゃった」って、先輩たち、反省してた。

カーネルおじさんと聞くだけで、あの長屋のこととか、
仲間の阪神優勝・道頓堀殴打事件とか、
王将の餃子50円セールとかを、まるで昨日のことのように思い出す。
たしかに懐かしい。懐かしくて甘酸っぱい……気もする。
85年。不思議な年だった。たしかに。


大阪と人形文化と聞いて、えらく納得してしまった。
なるほどね! わかる、わかる♪

 

 

大阪のおばちゃん

2009年3月13日 (金)

<ひったくり>被害の71歳女性、32歳男追い取り押さえ
7日午前8時ごろ、大阪市生野区林寺4の市道で、自転車に乗っていた同市東住吉区のパートの女性(71)が…/2009年3月7日(土) 毎日jp


「若い子やったから、気の毒やわ」て、……余裕の発言。さっすが。
世界に誇る大阪のおばちゃんです。

 

あめちゃん。

 

それから傘のつけられるハンドルの自転車。

 

めーっちゃ強い押し。

 

 

ええよなぁ。

現場の底力、見せたれ! まいど1号成功

2009年1月23日 (金)

まいど1号の分離成功 H2A15号機

/2009年1月23日(金) asahi.com

やった~! ついに打ち上げ成功!!
現場の底力、見せたれ~!!

東大阪市というのは、工場集積率ナンバーワンの街。
その東大阪の中小企業(というか、零細企業)の、日本というか世界というか、
製作の現場を支える方々が、知恵を集めて作った宇宙開発プロジェクトだった。
ほとんど手作りの人工衛星で、聞くところによると名前も深くは考えんとつけられたらしい。
「辛気くさいときやからこそ、夢のあることしいひんと」、
最高のノリだと思う。

自分の血中関西濃度の高さにも、あらためて気づく。


そんな「城」でいいのか

2009年1月 9日 (金)

大阪府庁WTC移転、橋下知事「怨念の城、替えたい」
大阪府の橋下徹知事は9日、大阪市の第三セクター所有の超高層ビル…/2009年1月9日(金) asahi.com

今年のマイブームのひとつは、「江戸城の霊的守護と四神相応」について。
もともとは、四神相応の地に造った、桓武天皇の平安京の話がしびれるほど好きなのだ。
「四神相応の地」とは、方角にはそれぞれ霊的な獣が守るのがいちばん強い場所であるという、風水・陰陽思想に基づくもの。
土地は、東に「青龍」(川:平安京は鴨川)、西に「白虎」(道:平安京は山陰道・山陽道)、南に「朱雀」(池や沼地:平安京は巨椋池。今は埋め立てられている)、そして北に「玄武」(山:平安京は船岡山)が棲む場所に囲まれるのが理想とされる。
平安京は、この則に従って造られた都で、
さらに要所にすべて強力な社寺を置き、完全な霊的守護の結界のなかにある。
以来、みなさんもよくご存じのとおり、2000年もの間、京は栄え続けるわけですよ。今も!
※桓武天皇は闇の力に相当怯えていたとも見てとれる(一説には、桓武天皇は渡来人説もあり、これはかなり有力)。

で、家康は、この平安京を手本に江戸の都を造ったといわれ、中枢にあるのが江戸城になる。
彼も相当に霊的守護を意識しており、このへんの話は面白すぎるので
わたしの今年の課題でもある。東照大権現にふたたびお参りしなければ!

さて、9日の橋本知事の「城を移す」話を聞いて。
たしかにWTCは地代も安かろう。
南港は、再開発にはもってこいの地かもしれないけれど(いや開発したけど、「しきれていない」印象)、経済効率もよさそうだけど、
「城」というからには、こんなに簡単に造ってしまっては先が思いやられると感じた。
守りを固める場所にならない、WTCは。
だからといって、現府庁舎がいいわけでも決してないけれども。
そして「怨念がこびりついている」には、同感も同情もするけども。

そうだ、京都行こう

2008年10月27日 (月)

ご本尊400年ぶり出現、「たたり」なくホッ 岐阜

 岐阜県瑞浪市薬師町4丁目の「田中泥薬師」で25日、参拝者が塗った泥に覆…/2008年10月26日(日) asahi.com

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仏様が祟るわけないでしょうに……と、少々笑ったお話だった。
泥を落としてもらって、たぶん喜んでいらっしゃるようにお見受けする。
どんなお顔なんだろうと、薬師如来を想像していたら
京都に行きたくなった。そろそろ秋の特別拝観が始まる。
11月頭、仕事で京都。ちょっとだけ寄り道して、お寺さん、まわろかなぁ。仏像が観たい気分。

出雲の神迎えの神事を見に行きたかったけれど
旧暦の10月10日は11月7日……料理の撮影じゃん。

でも、「神在月」の出雲を一度、観てみたいんだよなぁ。

旅情に誘われる秋ふかし。

 

くいだおれ太郎さん

2008年4月19日 (土)

 7月に閉店する大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」の女将(おかみ)、柿木(かきのき)道子会長の記事/朝日iモード 2008年4月19日(土)
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くいだおれの閉店をとても残念に思う。
しかしながら、くいだおれが閉店することよりも、くいだおれ太郎さんが消えてしまうことを寂しく思っているのが事実。
多くの人がそうだろう。太郎さんの写真を撮る人たちの何人が、あの店に入るだろうか。
売り上げが落ちている……のは、容易に拝察できる。
女将、どうもおつかれさまでございました。

さて、どこに行かはるんやろう。くいだおれ太郎さん。
個人的には、通天閣に売却案が、もっともうれしいな。
ビリケンさんとくいだおれ太郎さん。
あそこでなら、太郎さんの素敵な第二の人生が始められそう。

大阪行きたい。くいだおれたい。

阪神、カーネル・サンダースに思いを寄せる

2008年3月18日 (火)

リニューアル工事 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で…新たに出店するケンタッキーフライドチキン カーネル・サンダース人形が初披露 /朝日iモード2008年3月18日

85年、阪神タイガース優勝。
大学2年生だった。南河内の田舎で暮らしていたが、優勝とともにほとんどの友人たちは、
ミナミの街へと繰り出した。わたしと親友はバイトで参加に乗り遅れ、
しょうがないからふたりで富田林(やはり南河内だが、こちらは「市」)の王将へ。
阪神優勝セールで、餃子が50円だったのを覚えている。
そして酔っぱらって「掛布の背番号は?」「ばんざ~~~い!!」でごまかしていた
にわか阪神ファンのミナミ組は、暴力事件のまっただ中に。
救急車で運ばれる騒ぎになって、
翌日別人のように顔を腫らした友人を見て絶句したものだ。
しかも仕送りされたての全財産を全部盗まれていた。
泣きっ面にクマンバチ。行かなくてよかった(・∀・)

小学校のとき大阪に引っ越して(学校は甲子園だったし)、クラスのほとんどが阪神ファンだという現状に
子どもながらに全体主義?をからだで感じ取り
以来、阪神ファンを避けるようになったのだが、気がつけばやっぱり阪神なのだ。
別に野球ファンというわけじゃない。
それでもアニキがバッターボックスに立つと、真剣に「打て!」と思う。
阪神が強いときは、自分に追い風が吹いているように感じることがある。
もちろん、ほかの球団でそんなこと感じることは決してない。

ちなみに、件のカーネル・サンダースを道頓堀川に投げ込んだのは
当時住んでいたわたしの長屋の住人たちだった。
「酔っぱらって、ついやっちゃった」と笑っていた。底抜けに明るく、楽しい人たちだった。
飼っているわたし猫が、産んだ仔猫をそこんちのタンスのなかに運んだりして
ちょっとした騒ぎになったこともあった。
そんな、なつかしの85年。

ちなみに社長はこの年、初めて大阪へ赴任。P社の支社長に就任したそうだ。
この年の阪神優勝だったものだから、妙な縁を感じたそうで、
彼はいまだに阪神ファンを続けている。