十一日会

2014年4月11日 (金)

つなぶちようじさんの「気持ちいいもの」メルマガを
毎日楽しみにしている。
読んでくすりと笑ったり、うふふだったり、ときどき泣いたり、考えたり。
そこで紹介された本を求めたりもする。
ちょうど先月の今ごろの「気持ちいいもの」に
迫登茂子先生の話が登場した。
心惹かれ、すぐ密林で著書を検索し、『神のささやき』を発見。
貪るように読んだ。
一度でいいからお目にかかりたいものだと思っていたら
つなぶちさんを通じて、十一日会に参加させていただく機会を得た。
なんだか夢のよう。
一か月しか経っていないのに、もう十年経ったような気もする。不思議な感覚。

迫先生は神々と通信なさる方で、ご自身が交信されたメッセージを紙などに書き付ける。
お目にかかってみると、鈴を転がすように笑い、とても朗らかな方。
そしてたいへんおだやかな印象。
第一印象が大日如来さんなのだが、おいとまするまでその印象は終始変わらなかった。
今日伺った十一日会で迫先生とお話ししているときに、
急に神おろし(←私が勝手にそう呼ばせていただく)が出てたいへん驚いた。
間近で拝見できるなんてなんという偶然。驚いたと同時に深く感動した。

著書を拝読したときに、いろいろな神々がいく柱かで
代わる代わるおでましになられるような印象だった(あくまで私の印象)。
荒ぶる神というか、素戔嗚尊のような気がするときもあれば、
大元の神様をイメージするようなときもあり、
これらのときはおろされる文章が、読んでいるこちらまで泣きそうになるほどキツイ、厳しい。
逆に、とてもおおらかな女性の神々……木花咲耶姫命か市杵島姫命を想像するときもあった。
いや、息長足姫命か倭姫命かもしれないし、
「みなさん」かもしれない(そういうことは本には書いてない。あくまでも個人的感想)。

今日のおろしていただいたのは、おおらかでやさしいほうの神様で、
強く励ましていただけたのでたいへんありがたかった。
神々のメッセージは、紙にペンで書かれていた。
いただくことができたので……もう、神棚に飾ってずっと大切にしようと思います。



迫先生がメッセージをおろされているとき、ふと幼い頃を思い出した。
同じような景色を40年前にも体験している。
……見えない世界のことを私にいろいろ教えてくれた小学校のときの担任、亀谷福蔵先生。
カメセンもこんなふうに「ご先祖」と交信して、
そのメッセージを、体を大きく動かしながら畳の上に手で文字を書いたりした。
その延長で霊視して、その家の人しかしらないような細々したことを言い当てた。
「お手当」ができる人で、今思えば、エネルギーワークを初めて目にしたのもカメセンだった。
そういう現場に連れて行ってもらって、不思議なものを見せていただいた。

不思議なものとのご縁はあのときから始まっていたんだわ、
そして今もずっとつながっているんだわ、と
あらためて気付いたのだった。
カメセン、地元で黄檗宗のお寺の氏子総代をされていると風の噂で聞きました。
お元気かしら。

神々の不思議

2014年1月 4日 (土)

NHKで伊勢と出雲の遷宮の番組を見ていた。
お祀りの様子が映されると胸がたかぶる。
思わずTVの前で正座してしまった。伊勢と出雲のゆかりは深く、謎は多い。

ところで、我が家の神棚は五社造り。
おふだをお祀りするようになって、まだ十年は経たない。
はじめは見よう見まねで、ネットでお祀りの仕方を検索しながらやっていた。

お祀りするお札がいくつもあるときは、重ねてよいと多く書いてあったが
その通りやると、私の場合はどうもよろしくないようだったので、並べてお祀りすることにした。
こういうことは自分の感じる流儀でいいんじゃないかと思って、感じたままでやった。
晴れて神棚を購入し、はじめは教わった通りに扉を閉めていたけれど
これも私の場合はよろしくないようだったので、今、お社の扉はすべて開け放っている。
「よろしくない」というのは、ただそんな気がする、言われているように勝手に感じるだけのこと。
(※感じ方には個人差があります)

新年を迎えるにあたり、お札の多くも新しくお迎えする。
ご縁をいただいてお祀りしているのは、
 天照大神(伊勢神宮)
 高円寺氷川神社大神(氏神様で、素戔嗚尊[すさのおのみこと])
 藤崎八旛大神(産土神様で、応仁天皇[誉田別尊 ほんたわけのみこと]、
           住吉大神、神功皇后[息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)]
 大国主命(出雲大社)
 箱根大神(瓊瓊杵尊[ににぎのみこと] 木花咲耶姫命[このはなさくやひめのみこと] 
        彦火火出見尊[ひこほほでみのみこと])
 九頭龍大神
 天照大神、月読命、素戔嗚尊(神明宮 八方除でお世話になっている)

※九頭龍大神と神明宮のお札は、ご祈祷も兼ねているのでお社から出してお祀り


はじめ、悩んだ。
天照大神と大国主命は?
天照大神と素戔嗚尊は??
素戔嗚尊と九頭龍大神は???

神々はおおらかだとは聞いている。しかし、話が込み入っているし。うーん。
しかし、異議申し立てはどちら様からもなかったようなので、いっしょにお祀りしている次第。

それにしても、同じ天照大神でも
伊勢神宮と神明宮の大神様は、ずいぶんタッチが違う(※感じ方には個人差があります)。
ちなみに、神明宮は、「天照大神の荒魂である」とわざわざ断ってあるところが、なんかスゴイ。
八幡様でも、武蔵野八幡宮と、鷺宮八幡宮と、宇佐神宮と、鳩森八幡宮でも、かなり違う気がする。
(もっとも祭神が一柱のところも二柱のところも三柱のところもある)

総じて考えたときの私の超仮説は
そもそもの土地のエネルギーみたいなものがあって、今の神様の名前を戴いたのが後なんじゃないかな。
とにもかくにもはじめにパワー(エネルギー)ありきなんじゃないか、というところに落ち着く。
あるいは、日々、そして連綿と、お参りする人々の気によるものも大きいのかもしれないけども。

そして、これらの神々と時空の神(?)とは、位相がまた違うようだしな。
まあ、わからないことだらけ、不思議なことだらけだ。
謎が多いほど、おもしろいことも多くなるわけで。
今年ものんびり追いたいと思います。

2014年元日

2014年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます。

元日と新月が重なる、いつにも増して霊験あらたかに感じる1月1日です。
流れる時間は変わらないのに、古来、人々は暦の始まりを大切にしてきました。
暦が変わって、1月1日になるとそれだけで、なんだか少しあらたまった気がします。
人の心持ちが変わるせいでしょうかね。
昨日までと街の気ががらっと変わったように感じます。おもしろいです。

元日の午後遅くから、氏神さんの高円寺氷川神社にお参りに。
一段と賑わっていて、うれしゅうございました。
そのあとで、八方除の九重参りのご祈祷を、元日からやってくださるというので
阿佐ヶ谷の神明宮へ。着いたときには暗くなりはじめていました。

神明宮では、昇殿参拝のあとで御垣内参拝させていただけるのですが
御垣内にはお社が3社。
天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読命(ツクヨミノミコト)、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の
三貴子がお祀りされています。
かがり火の焚かれた中でさせていただく御垣内参拝が、非常に厳かで身が引き締まりました。

さて恒例の、今年の目標。
今年は、行動、動くことを意識してみようと思います。
思って感じるだけじゃなくて、その先でとる行動に意識を向けてみよう。
……たとえば、感謝を、あらわすことが上手にできるように。

それで、愉快に、楽しく、花を摘みながら、スキップしていこう、今年も。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

木花咲耶姫命 コノハナサクヤヒメノミコト

2013年3月22日 (金)

桜といって思い浮かぶ神様を、「サ神」「サの神様」とおっしゃったあなたはスゴすぎます。
サ神の話はまた今度にして、
今日はコノハナサクヤヒメノミコトのお話を。

木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)は浅間大神(あさまのおおかみ)として全国各地の浅間大社にお祀りされていますが、
なかでも富士山本宮浅間大社(せんげんたいしゃ)は有名です。
こちらの奥宮は富士山の山頂付近にあります。じつは富士山八合目以上は、奥宮境内地なんですね。

「木花咲耶姫命」の字面どおり、木の花と書くし、桜と重ねて語られることが多いですが
もともとは、梅の花とも辛夷の花とも木蓮とも桜の花とも……つまり、
春に咲く木の花全般をあらわしていたのが、
徐々に桜の神様として統合されたようです。

奈良時代は桜より梅が人気だったのが、吉野桜が知られるにつれ、
平安時代から徐々に桜の人気がアップしていきます(万葉集、古今集、新古今集と、梅と桜の歌の数を比べると、徐々に桜の歌のほうが増えていきます)。
西行さんが桜の歌を詠みまくったのも、桜人気に一役買ったのかもしれません。

こうして、木花咲耶姫命はすっかり桜と重ねられるようになります。
実際は、木花咲耶姫命は水の神様。
だから日本一の霊峰・富士の噴火を鎮めるためにお祀りしたのかもしれません。
木花咲耶姫命は、酒造の神として知られる山の神、大山祇神(おおやまづみのかみ)の娘で(お姉ちゃんは石長姫(いわながひめ)。石長姫も大好きですが、長くなるのでまた今度)、
天孫降臨、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の奥さんです。
「おまえ、あの一回で子供できたんか、浮気ちゃうんかーっ!!」
とニニギに浮気嫌疑をかけられたとき、
「神の血を引く子供なら火の中でも産めましょうぞ」と、
産屋の周りに火を放って火中出産する木花咲耶姫命。……かっこいい。
ただの美女さんではありません。だからこそ、富士山を守れるのかもしれませんけど。


民俗学的な裏付けはさておき、
桜の季節にわたしの抱くイメージは
富士山の頂きから花咲か爺さんさながらに、ぶわっと魔法をふりまきながら、
「日の本の民、春ぞ、目覚めよ、花よさけ、種を蒔け!」
と、桜を咲かせる木花咲耶姫命のお姿。
いのちの営みの時を告げる女神のお姿に、とてもしあわせなきもちになるのです。

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奇遇にも、本日、白尹風あまね先生の瞑想会にお邪魔したときに
いただいたお水が、木花咲耶姫命が名前につけられていましたよ。
右はいただいたパワーストーン、「ホークアイ」ですって。

蘇民将来之子孫也

2012年7月17日 (火)

思いがけず、お世話になっている方から届いた小包。
品名欄に「厄除けちまき」とあるのを見て、飛び上がりました。
今日は山鉾巡行の日。朝から気になっていましたが、まさか!! 
思いがけない贈り物。うれしさに震えました。
祇園祭の厄除けちまきです。
懐かしいな。今年は玄関先にちまきを飾ることができます(厄除けちまきは飾るもので、食べられません)

祇園祭の厄除けちまきの多くには
「蘇民将来之子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」と書かれています。スサノオ伝説と関わりが深いのです。

その昔、旅に出た素戔嗚尊(スサノオノミコト)はある村で宿を請います。
裕福な弟の巨旦将来に一夜の宿を請うも断られますが、貧しい兄の蘇民将来には粗末ながらも歓待されます。
スサノオはのちに正体を明かし、茅の輪をつけているのを目印に蘇民将来の子孫とみなし、疫病から守ってやろうと約束します。
なので、疫病退散を願って始まった祇園祭には、この「蘇民将来之子孫也」のちまきが欠かせません(ちまきは、茅(ちがや)の葉で巻いたから、ちまきと言うようになったそう)。
  *祇園祭は八坂神社のお祭りなのはご存じの通り。主祭神は素戔嗚尊です(クシナダヒメと息子さんも一緒にお祀りされてます。

「うっとこはご覧のとおり、茅の輪の教えをいただいた蘇民将来の子孫ですから、
どうぞ災厄から守ってくださいね!」とスサノオさんに呼びかけているのが厄除けちまきなんです、はい。
各地の神社の夏の大祓にある茅の輪も、このスサノオ伝説と縁が深く、
祇園祭の結びも「夏越祭(なごしさい)」で茅の輪くぐりです。

我が家の神棚には素戔嗚尊もお祀りしています。
結婚式をしたのが高円寺氷川神社なので、スサノオさんとはゆかりが深いのであります(と、勝手に。いいんですよ、その気になっとくの、大事です)。

いただいたのは月鉾のちまき。
どうもありがとうございます。ものすごくうれしい。大事に玄関に飾らせていただきます。

ちなみに我が家の注連縄飾りは伊勢のものなので通年飾りっぱなしですが
そこにも「蘇民将来之子孫也」と書いてあります。
先日知らないおばあさんが「お話がしたいです」といらっしゃいました。
蘇民将来の子孫として広がるご縁です。

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