それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
今の部屋に住んでもうすぐ3年。
リビングキッチン床のワックスが黒ずんで見えるのが気になっていた。
年末に自分でワックス掛けしてみたものの、黒ずみ問題が気になる。
とれかけとか、そういう問題じゃなくて、なんだかワックス自体が気になってきた。
「床にはワックスかけるもの」って、ふつうみたいだけど、そんなんでいいんだろうか。
ワックスなんて、学校の教室でしか馴染みがなく、実家で使ったこともない。
そういえば子どもの頃、床に椿の実の油とかすり込んでいたことがあったっけなぁ。
昔の日本家屋はどうしていたんだろう。大名屋敷とか。
キッチンだから、できるなら調理のたびごとにガーッと水拭きしたいけど
ワックスだとままならない(気がする)。
はずみで床に落ちた食材を、拾って洗って口にしても平気なものかどうかも気になる。
ちょっと水拭きしたら、拭けば拭くほどほどぞうきんが真っ黒になってがっかりする……。
スリッパで歩くときにぺったんぺったんする……。裸足で歩きたくない。
新しく塗り直すのがいいのか、でもな、どっちにしてもなんか気持ち悪い。
安全なワックスを探していたら蜜蝋ワックスにたどりつき
ケミカルはいったんオフしなければいけないと知り、
晴れてワックスはがすことにした。
これでもやもやから解放されて、裸足で心地よい床になる!
使ったのはこちら。レビューを読んだら、初心者にもできそうだったので。
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YouTubeにワックスはがしの動画もあったので、それも参考にしながらやってみた。
上の商品はスポンジ付きなのが便利だった。
用意したものは、
バケツに水……落としたあと、ぞうきんで3回水拭きらしいので
ぞうきん…… 〃
ナイロンたわし……付属スポンジではがれるかが不安だったので
ペーパータオル……なんとなく(後述のヘラを使ってからはマストアイテム。新聞紙でもいい)
☆あとですぐ、ヘラを購入(後述)
「1平方メートルずつを目安に。一度にたくさんやりすぎないこと」と書いてあったけど。
液体の渇き方が均一になった状態のほうが良さそうなので、
実際には50㎝2くらいずつやるのがおすすめ。
まあ、気に入らなかったらあとで何度でもトライすればいいのだ、のんきにいきましょう。
ビフォアアフターはこんな感じ。向かって右がオフした床。
オフしたら床が白いのにびっくり。
1回トライしてから、やはりヘラがあったほうが断然便利と気づき、
その日の夜、密林でポチしたのがこちら。
https://amzn.to/2GUQKtW
このヘラ、素晴らしかったです。翌日、これが届いてから、圧倒的に作業効率が上がり、俄然楽しくなりました。
カーボン製で丈夫。壊れないし、床も傷つきにくいみたい。
一応一巡してはがし終えたけれど、トータルで見ると
完璧ではないところがあるので、あとでゆっくり細部を仕上げる(はがす)つもり。
ついでに、食卓にしているお膳のワックスも気になってきたので、
これもはがしにかかっているところ(まだ剥離剤はなくならない!)。
今のところは床が気持ち良くて気持ち良くて、
このままでもいいんじゃないかとすら思っているところだけど
細部もきれいにはがせたら、これ塗ります。購入済み。
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木製の食器にも使える安心素材らしいです。
のんびりぬりぬりするのも楽しそう。
こちらの蜜ろうワックス、種類があるので、よく読んで選んでください。
これで落としたものも平気で食べられます……。
WEBで調べてもデータが探せず困ったので
自分の場合を残しておきます。誰かのお役に立ちますように。
発病して10ヵ月経ち、今はずいぶん元気ですからご心配なく!
2015年6月のこと。
「なんだか寝違えちゃったみたい」
首の違和感を感じて、仕事中にストレッチを繰り返す日が2、3日続いた。
その“寝違い”は治らず、50歳の誕生日の前日、激痛とともに上半身がみるみる動かなくなっていった。
首が痛い、頭が痛い、後頭部が激痛。左耳が痛い。だんだん聞こえなくなってくる。唾を飲み込むのも痛い。
19時ごろ、「体調が悪いので早引きします」といって早退したものの、
駅に向かう徒歩5分の道のりを歩くのに30分かかった。
一晩寝て休養して、明日に備える予定だったのだが、帰宅した時点でそんな悠長なことを言っておれない状態になったので
夫に付き添ってもらいそのまま救急病院へ。
到着したら車いすに乗せてもらい診察室に入った。
じつはここ半年くらい、いつもの頭痛(ほぼ前頭葉)とぜんぜん違うところが時折痛むのに気づいていた。
後頭部に鋭い痛みが走ることがたまにあったが、多くは瞬間に通り過ぎた。
だから今回のは「きっと脳かな。脳って、ダメージを受けた場所がきれいに画像にあらわれるものかしら」とぼんやり思っていた。
医師に、動作のひとつひとつ(できるかできないか)、感じるのか感じないのか、しゃべれるのか、しゃべれないのかを確認されるのだが
痛みでだんだん気が遠のいていく。
「痛みでできないのか、その動作そのものができないのか、大事なことなんだ!!」と先生に叱られようとも、力が入らない、もう無理…。
CTに連れていかれたときに、「これじゃ見つかりっこない」と思っていた。
MRIじゃないとむりっぽい気がする。
それにしても、CTの検査を受けながら、技師に「横向いて」「うつぶせて」と言われるのだが、
体がもうまったく動かせない。悔しくて涙が出た。
診察室に戻ると、医師に「クラウンデンス症候群でしょう」と告げられた。知らない名前だ。
頸椎1番・2番、すなわち環椎・軸椎のトラブルで、これらが石灰化を引き起こし、炎症を起こしていること。
CTだかレントゲンの写真を見ると、説明されたとおり、軸椎の歯突起の上に、クラウンが被さっていた。
またの名を「環軸関節偽痛風」。
頸椎にはほかにも骨棘(こっしょう)も多くあり様々に炎症を起こしていることなどの説明を受けた。
(後日肩の筋肉中にも石灰化したもの(骨棘?)が天の川状に散らばっていることが判明)
そういえば夫も、肩先で石灰化したヤツが神経にいたずらして、苦しんでいたことがあったっけ。
彼の場合は石灰化した部分を粉砕したら嘘のように治った。
「この痛みを治すには?」と医師に尋ねたら
「場所が場所だけに、石灰化した異変を粉砕することはできない。
痛み止めの点滴をしたあとでロキソニンを出します」と医師。
言われた瞬間に私がにらんだのを感じたのか即座に
「いえ、ロキソニンといっても、クラウンデンツ症候群の場合は、炎症を止める作用があるんです。
ただの痛み止めとして使うわけではありません」とエクスキューズが入った。
点滴の効果もあるだろうけど、処方されたロキソニンもよく効いて
とにもかくにも翌、50歳の誕生日の朝、起きあがることができて
頸椎固定装具(首輪みたいなやつ)をつけて出社することができた。前日のことを思えば奇跡! 不思議な感覚だった。
「健康がテーマの50歳かもしらん」と思った。
それにしても想定外の病気になっちゃうもんだ。それも突然に。
どうやら高齢の女性に多く見られるらしい。……もしかして、もう高齢者の仲間入り!?
いろいろ調べて、「歯突起の周りに、ピロリン酸カルシウムがたまって起きる」という
クラウンデンス症候群のメカニズムはわかっても
なぜピロちゃんが溜まるのかはよくわからないらしい。
とはいえ、以前と同じ事をしていて、またなってしまえば元も子もないので
わからないなりに、なにか改善しなければ……ということで、改善したのが以下5つ。
1 イスに座っての仕事をやめ、完全スタンディングに変えた
2 夜眠るときの枕をものすごく薄いものにした(2㎝くらいの低反発、腕用枕を頭に代用)
出張時などは、タオルを4つ折りにして使用。バスタオルは厚すぎてだめ。
3 うつぶせ寝を改めた(極力しないように心がけている。それまではうつぶせ寝だった)
4 夜、横を向く方向を変えた(左向きに寝ていたのを、右向きに。痛みがあったのが左側だったので)
5 校正紙は壁に貼って読むことがある(下向き続きを避けるため)
できるだけ、筋肉のこわばりをとろうと思うんだけど、なかなか難しい。
NG姿勢は、腹ばいと俯せ。
元気なときから、首を曲げるのは痛いので苦手だったけど、今はそれが顕著になった感じ。
もともと弱かった部分に症状が起きるとうことなんだろうか。
なにかあれば、また報告します。
へんな寝違え感が発作の前兆だから、前兆が出た瞬間にロキソニンで押さえつけていたら
ほぼ半年たって、様子がおかしくて不安になるのは月に一度くらいに減ってきた。
よしよし。
肉体的な疲れが溜まると前兆がくるので、関係がありそうと、言えなくもない(超仮定)。
同じ姿勢をとり続けて負担をかけないようにすれば、
大丈夫、うまくつきあえるのではないかと思っている。
ただ、ロキソニンは飲み過ぎたらダメ。恐くてつい飲みたくなるけど
「ロキソニン」「副作用」を検索したら、きっとげんなりすると思う。
薬に頼らない努力をしていきたい。
WEB検索してもクラウンデンス症候群(偽痛風)のデータはわずかだったので私のベースを少し残しておきます。
早くちゃんと治療や対策ができるようになるといいなぁ。
・小学生から肩こりのひどい子ども。
・肩こりが高じて、十代の後半は肩に画鋲が入っているような鋭い痛みあり。
⇒今にして思えば、あれはすでに骨棘が散らばっていたせいなのか(あくまで想像)。
・二十代前半で、肩の痛み・凝りの感覚が麻痺
・首の骨を鳴らすのが大好きで、しょっちゅうやっていた(ここ15年くらいはしなくなっていたが、バキバキはダメだったんだろうなぁ。「首を鳴らすと脳波がゼロになってよ!」という都市伝説があったが、違うな。骨が摩耗しちゃうんだ、きっと)
・二十代後半、足のしびれで受診し、頸椎・腰椎の異常で麻痺が起きていると医師に指摘され、
治療の「けん引」で気分が悪くなり、治療から脱落。
以降、指圧、整体、マッサージ、カイロ、鍼灸ほか、さまざまな治療を試して、今はTDEのエネルギーワークに落ち着く。
・関係あるのかないのか、右足首だけが腫れ上がるのが続いていた(結局これは足首のガングリオンだった)。
偶然併発なのか?
右足首はまったくまわらなくなっていたけど。
何が関係していて、関係していないのか、まったくわかんないなー。
5月のことだ。品川シーズンテラスへ開業以前に取材で伺ったとき
スタンディングオフィスワークのレイアウト提案があり、心惹かれた。
(今さら、ですかね)
スタンディングワークスタイルは、座りっぱなしよりも健康にいいらしく
欧米ではずいぶん浸透しているという。
やったはいいけれど「やっぱり性にあわなかった」、なんてことを考えると
専用のデスクを買うのもためらわれるし、それなりに高価だし、
カウンターテーブル的であまり広くないのも気になる……。
サイトでいろいろ調べてみると、今のデスクに小さなテーブルをのせるだけで
簡易なものができるらしい。
カギは肘の角度と、PCの画面の角度らしい。
肘はほぼ90度がもっとも負担が少なくて
PCは…たしか20度見下げるくらいだそうだ。
ここにフラストレーションがあると、移行のハードルが上がってしまう。
「やってみようかなー」と思いつくとすぐできるのは
小さな会社ならではだ。
自宅から小さいテーブルとブロックを運んできて、デスクの上に置いたら、
高さぴったりのスタンディングデスクが完成した。
愉快なスタンディングデスク、プライス0円。
なかなかいい。
【メリット】
○首がラクになった(そもそものきっかけはこれ。衝撃の故障…詳細はまた今度)。
○集中しやすい(食後も、夕方の逢魔が時も眠くなりにくい)
○動きやすい(ピンポーン♪、「はーい」がやりやすい。「よっこらしょ」が消滅した)
○机の面積が広くなった(二段ベッド的に)。
○呑気性が改善した(想定外。夕方の腹部膨満感が圧倒的になくなった)
それもあって腹痛が減った。
○腹筋が少しついてきた。この分でウエスト絞るぞー。できる気がする。
○間食も減った。少食になった(「立って食べるのはお行儀悪い」というのが染みついて、食欲が減る。
間食以外も一回の食事量はやや少なくなってる)
○脚が疲れる(今まで上半身だけで動いていたので、「全身で働いてます」感が実にいい! )
○痩せた(1週間で1キロちょっと)
○座るよりも脚のむくみがマシ(むくむにはむくむ)
○なぜか普段が早歩きになるし、うちに帰ってからストレッチとかしちゃう。足が軽い!
○なんとなく前向きだ(アルマジロ姿勢にならないからかな)。姿勢の改善。
○家でも動きやすい(座って根っこが生えにくいというか)。
○夜、横になって5秒で眠れる。適度な疲労感。
【デメリット】
○立ち仕事に慣れていない人はかなりつらいかもしれない。
WEBでも「スタンディングワークはぜんぜん快適じゃなかった」人の体験談もあった。
はじめから無理は禁物と思ったものの、
性格上、途中で座ると移行できないんじゃないかと思い、私はいきなり通しでトライした。
初日から12時間とか14時間立ってるけど、できちゃったなぁ。
○最初は脚と腰がものすごく痛かった!
しかしおかげでほかの愁訴が全部飛んでしまう(これは素晴らしいと思った)。
日数が進むにつれ、痛みからただの疲労に変わる感じ。
若い頃、初めて書店で立ち仕事を経験したときは、足の裏やふくらはぎに
インドメタシン塗りたくってこなしていたけど、もはやそれほどでもない。
○座りつづけられなくなった。
こんなにすぐ退化するものなのか?
ものの2時間イスに座っているだけで、お尻がつらい!
○うちでは座ってやるので、その違いが少し微妙。
○周囲に驚かれる(これは3日で慣れてもらえる)
そもそもパターンを変えることに興味があるので、こういうことになっているのだが
まるで引越ししたみたいな気分転換だ。
目線の高さを変えるだけで、こうまでいろいろ変わるとは驚き。
大きな職場で働いている方は難しいでしょうけど
個人の方、小さな職場の方、いかがですか。なかなか楽しいですよ。
手作り感満載ですが、快適♪
股関節の様子が微妙になり、 2017年冬ごろ座り姿勢に戻りました。
この3月に夫が盲腸で入院したとき、
激低血圧(上70台・下40台)が発覚した。
本人は「ふつう」と言い張り、最初は一様に驚く医師たちも
「そうですか? 本当に大丈夫??」としぶしぶ納得するので
退院と同時に彼の体質改善を図ることを密かに誓った。
それまで朝食は食べていなかったので
「朝、お味噌汁とかスープだけでも飲んでみる?」と提案すると
「魚があれば朝ご飯を食べる」と意外な答えが。やる気じゃん。
それじゃあ、がんばって朝ご飯食べよう!
ついでに、昼ご飯もちゃんと食べられるように用意してみることにした。
それまで彼はカップラーメンとか、コンビニ系パンのお昼ご飯だったので
ご飯とおかずを用意するようにしてみたのだ。
朝ご飯のメニュー
玄米を超かるく一膳(ふつうの半膳くらい)
具だくさんのお味噌汁
魚or卵料理or肉料理 50g程度(焼き魚のときは大根おろし
ぬか漬け
リンゴヨーグルトorグレープフルーツヨーグルト(どちらもはちみつ入り)が基本。
朝ご飯を食べるために早起きするのも大変じゃないかと思うが
文句を言うこともなく、朝はごきげんで起きてくれるので助かる。
「あまちゃん」を見ながら、わりとゆっくり落ち着いて食べている。
小食だが、好き嫌いなくきれいに食べてくれる。食べ方が美しい。
作戦を遂行して2か月が過ぎた。
28日間は続けないと、効果は出ないだろうと踏んでいたけれど
効果はすぐあらわれた。
まず1週間で、夫がほぼお腹をこわさなくなった! スゴイ!
私は、お腹がゆるいのは、彼の個性だと思っていたのだが違っていた(申し訳ない)。
夫いわく、「ふつうにお通じがつくのは中学生以来」なんだそうだ。
つまり、30年ぶりということになる。
次に2週間して、盲腸の経過観察で病院に行ったら(手術じゃなく、薬で対応してもらっていた)
血圧は上が90、下が60台に戻っていた!! 素晴らしい!!
そのまま続けていて、ひと月過ぎたあたりに
夫の抜け毛が気にならなくなってきたのに気がついた!!! ブラボー!!!
年相応の薄毛だし、これも彼の個性だと思っていたのだが(申し訳ない)
…栄養失調だったのかもしれない。
栄養は、まず体に、ついで髪や爪にいくといわれるから
この線はありえる。
ところで少し前から、彼がビールの添加物でお腹を壊すのはわかっていた。
本を読んで気になったので
発泡酒をやめて、キリンの「一番搾り」みたいに
原材料:麦芽、ホップ
のものに限定して飲んでもらうようにしたら、
ビール由来の下痢は解消していた。
アルコール添加とかコーンスターチなんかに、きっちり反応する模様。
ほかに、カップラーメン由来の下痢も多数あることが判明。
これはかんすいへの反応だろう。
さらに牛脂でも下痢になることが判明(私も上等な霜降り肉の焼肉なら同様になる)。
牛肉30g程度ならセーフ。週末は牛しゃぶでどうなるかを実験しようと思う。
1か月くらいで、彼の体重は2キロ増。
健康診断でほかはオールマイティなのにいつも「低体重」と「低血圧」だけが引っかかっていた。
なんとか50キロまで、健全に到達させたいところだ。
体の反応があまりに素直で、とてもおもしろい。
健康的になっていくのが「すくすく」と音が聞こえるみたい。
今回のことで確実に、寿命が30年はのびたように思う。
あのままもしも盲腸にならなかったらと思うと恐ろしいけれど
彼の体はとても賢く、きっと次なる訴えに出ていたと思う(どう来たものかは気になる)。
今は体はごきげんさんだ。
体ってホントよくできている。
いちばんいい状況になるように、体自らが周りを引っ張って行くみたいだ。
先週は社長が秩父へ取材だったのでコーヒーが飲めなかった。
弊社は日に一度、社長がコーヒーを淹れる。
社長の淹れるコーヒーはものすごくおいしい。
豆からこだわっているせいもけれど、
挽き方も絶妙だし、たぶんコーヒー豆との間合いが上手なんだろう、
豆の特徴が際立って、やさしく、上品で、おいしく感じられる。
育ちがいい感じなんだけど、マグカップになみなみ……。
スーパーゴージャスコーヒーは
“ちょっとコーヒーがおいしい”くらいの喫茶店なら目じゃないと思う。
社長がいないからって、何日もコーヒー飲めないのもちょっとなんだなと思って
内緒で自分で淹れてみることにした。
だって道具も豆もあるんだし。
もちろん私だって基本的な淹れ方は心得ているし
わりと上手にたてられるぞ(昔は)、と。
がんばったんだけど、悲しくなるくらいまずかった。
気を取り直して
使ったものや、コーヒーカスなんかを、完全に片付けて
なにもなかったように証拠隠滅した(なにやってんだ)。
昔取った杵柄ではだめだった。
おいしいコーヒーは一朝一夕には難しいな。
あけましておめでとうございます。
クリスマス、年末、元旦と、節目節目によって「気」って変わるものだなぁと、今年はしみじみと感じることができました。二日になると不思議に、元旦の気は薄らいでいきます(当たり前だけど)
見えるものも見えないものも大切に、1年を慈しみながら暮らしたいと思います。見えないものにはとくに注意を傾けて過ごしてみます。
どんなに微細なものなのかを、日々のなかで静かに観察していきたいです。
2015年の目標は、笑顔でいること。
たしか5年くらい前にも同じ目標を掲げて、その年私は、口角を上げるために
割り箸をくわえて仕事していたような気がします。
それとは少し違って、私が笑っていることで、なにが変わっていくのか、変わらないのかに今は興味があります。
私は宇宙になにを出しているのか、できればいいものを出したいけど、いいものとしていちばん先に思い浮かぶのが笑顔です。
だから。
祈りと祈りのはざまにある毎日を
心して歩ませていただこうと思います。
からだと心とたましいに感謝して、きちんと仕事を片付けながら、
一期一会に思いを馳せて、楽しく。
今年もよろしくお願いします。
たとえどんなに視力がよくても、あるものをすべて見られるわけでは決してなかろうから
ちゃんと見えることに対して執着しない。
クリアでなくても、ただぼんやり眺めているのはキライじゃない。
とくに高円寺に戻ってきて、ベランダから西の空が気持ちよく開けて見えるので
時間がありさえすればぼーっと眺めている。「UFO来ないかなぁ」、なんて。
「お年頃」なので、相応に手元は見づらくなっていると思うけど
訪れ方は緩やかなのがありがたい。
もともと視力はかなり悪い。駅の表示板なんかも、間近に行かないと見えなかった。
コンタクトレンズを入れて両眼で0.7を切るくらい。
もっと矯正視力を出すこともできるはずだけど
「PC画面を見るのにいちばん見やすいところで合わせてください」とお願いして久しい。
「ホントにいいんですね。遠くは見えませんよ?」と言われるけど、構わない。
見えないものはあっさりあきらめる。ある、と、誰かが教えてくれるからいいんだ。
そのかわり、画面を20時間見ていても疲れないのがいい。
校正紙を見るのに、飽きることがあっても、疲れたりはしないのがいい。
そこは譲れないところ。
ぼんやり遠くを眺めることが効を奏したのか、
この間使い捨てコンタクトレンズを買いに行ったときに視力をはかってもらったら
ものすごくよく見えるのにびっくりした。
視力を聞いてみたら、両眼で1.2以上出ていて、さらに驚いた。
「老眼が進むと視力がよくなるとか?」と聞いけど、そんなことはないそうだ。
かくして私は今、人生でいちばん視力がよくなってる、48歳。
子どものときから「遠くを見なさい!」とドヤされてきたけれど
ホントだったのか、あれ!? と、密かに驚いている。
打合せのときに鼻水が止まらなくなって
いよいよ今年は花粉症デビューかとあきらめて
「鼻ポン」を買って用意ましたが
ギリギリのところで押しとどまっている模様。
朝起きてベランダに出たときなんかは
つーっと鼻水出ることもありますが
わりとすぐに止まっています。なんでかしら。
滝のように止まらない鼻水を体験しつつ
「なったものはしょうがないからまっ、いいか。
あとは初体験のこれを楽しむ余裕を持とう……」と悠長に構えてみたものの
やれることはやっておこうと思って、
アシドフィルス菌を密林で購入しました。
こちら。アメリカっぽい~。海外直送品でアメリカからヤマト運輸で届きました。
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アシドフィルス菌は乳酸菌の一種です。
もう十年以上前にサプリメント&エイジングの取材をしたときに
「これから“来る!”サプリは?」と質問して、ご専門で研究していらっしゃる先生に教えていただいたものです。
2週間朝晩2錠飲んでいます。
お通じがふつうにつくようになって腸内環境整ったせいなのか、
花粉症も初期だからなのか、とにかく滝のような鼻水は収束。
相性いいみたいなのでしばらく続けてみます。
浮気してごめんよ、L-カゼイシロタ株
(吉祥寺に引っ越してから、ヤクルト姐さんとタイミングが合わなかった)。
もうひとつ、たいへん重要なことに気が付きました。
クシャミが出そうなとき、思いきり鼻から息を吸い込むと……
クシャミが止まります。
私だけかな。
害がありそうな気もするので、まねするときは自己責任でお願いします。
くしゃみを征服できる優越感だけは満点です。
……もぞもぞするってことは、花粉なのか?
やはり紙一重なのか?
住まいを高円寺に戻して、1か月経った。
引っ越してから1週間ほどで、金魚が落ち着いて
ベランダのオリーブも、部屋の中のウンベラータも、ここのところようやく落ち着いてきたみたい。
小さいものを見ていると、環境が変わることによって
心やからだが揺らぐ様子が伝わってくる。
人はけろっとしているけれど、ほんとうはそんな微細な揺らぎが
たくさんあるんだろうな。
方位学ってもともと、そういうこともあわせて考えられているのかもしれない
なんてぼんやり考えている。
体重が10キロ落ちたといっても、べつに食事制限をしたこともなければ
頑張って運動した覚えもありません。
なんとなくの流れで、そうなっちゃったという感じです。
そんな流れをまとめてみます。
2012年9月の終わりに、大野百合子先生の退行催眠に伺いましたが
「ポテトチップスの過食はおさまらないか」、相談してみました。
これとて相談はあとづけで、
むしろ先生に別件でご報告したいことがあったから伺ったもの。
しかし、セッションの末、ポテチ依存は徐々におさまっていきました。
かつて、私は仕事がハードになればなるほど、
ポテチとスニッカーズと牛乳を欲しがるのが常でした。
ポテチなんて、ひどいときは一日に2袋(^_^;)
改善のきっかけとなった、退行催眠の模様はこちら。
http://zerohachimaru.cocolog-nifty.com/news/2012/09/post-368c.html
10月に伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)を奉拝させていただき、
食に対する心持ちが変わってくるのを感じます。
神嘗祭は外宮、豊受大神のおまつりですものね。
神嘗祭の模様はこちら。
http://zerohachimaru.cocolog-nifty.com/news/2012/10/post-01fb.html
このあたりから、徐々に「引き」がよくなってきました。
事務所にヤクルトさんが来てくれるようになったり、
炭酸水が好きで飲んでいたら、ある日ゲロルシュタイザーにハマって
劇的にお通じがよくなったり、
栄養補給に取り寄せた酵素液で快腸になったり
そのまま酵素大好き人間に変身したり(腸のアプローチ多いですね)。
……セレンディピティの賜物だと思います。ブラボー!
「1」で、体重減はS先生( り楽ミント http://www.rerakumint.com/ )の
TDEでの設定がベースと書きました。
TDEのサプリメントも飲んでいました。
取材時の情報で興味をもった「ボディエナジー1 脳系」は
頭がはたらいて、仕事率アップを期待して飲みました。
ところが、脳の暴走が止まり、脳とからだが仲良くなるような感じがありました。
ここにきてようやく、からだの声がきこえるようになったのです。
生まれてはじめて、胃をからっぽにすることでからだが休まることを実感できるようになりました。
これは大きかった!
からだがどんどん元気になってきて、自然と空腹でいることの心地よさを感じられるようになりました。
じつは、幼児期のトラウマで、空腹がたいへんこわかったのです。
解消したきっかけは、去年の今頃のバリ島でニュピの瞑想体験をしたことです。
30時間近く瞑想するので、その間は飲まず食わず眠らずで過ごします。
その瞑想の前にウブドゥの王様に教えていただいたのが、
「体に5つの必要なエネルギー(光・風・水・土・音のエネルギー)さえ入れておけば、
瞑想の間、食べなくても飲まなくても大丈夫」ということでした。
これで食べない恐怖を払拭できたのです。
当時の模様はこちら。
http://zerohachimaru.cocolog-nifty.com/news/2012/03/post-550c.html
そんな流れで、内臓の負担を減らそうと心がけるようになります。
できるだけ、20時、できれば19時までには夕食を終えちゃう。
夜中に小腹が減ったときは、ヤクルトかジョワをいただきました(大満足)。
11月には山下紘矢・亜希子ご夫妻に取材させていただいた折りに
紘矢先生が実践されているカンタン体操に刺激を受け、
マネをしはじめました。とにかくカンタン。今も続けています。
「動かすのが大事。形を守らなきゃとか、難しことを考えなくても大丈夫」
とおっしゃる先生方の言葉にどんなに救われたか。
なんといっても、テキトーでOKだから気楽なこと!
体がどんどんラクになるのを感じることができました。
ウエストがどんどんサイズダウンするので不思議でしたが
別に飲んでいたサプリを思い出しました。
「効かない~!」と思っていた、やはりTDEのサプリ「ウエスト」。
夏に発売されたとき試して、「ダメ、効かない _| ̄|○」 と思っていたのに
もったいないからときどき飲んでいたら、
結局これのせいで下半身を中心にサイズダウンしたのだと、最近思いいたりました。
気がつけばスカートは2サイズほどサイズダウン。
「効かない」なんて言ってごめんね。静かにはたらいてくれてたんだね……。
結局、体の「気持ちいい」をちゃんと感じられるようになったら、体重が落ちてきたわけです。
いろいろな偶然がさまざま重なりましたが
「60キロの胃袋!」というS先生のエネルギー設定のおかげだと思うのです。
10キロ減から1か月。まだリバウンドの気配はありません(*^_^*)
一昨年の夏、座れなくなっていたほどの腰痛も影をひそめ、
おかげさまでとても快調に飛ばしています。元気いちばん。
仲よしのKちゃんとご飯に行って「あんなぁ、7月から10キロ痩せてん」と言っても
「どこが痩せたん?」と言われます。
これがちょっとうれしい。
今までは、体重が落ちるといえば、まず顔にきて、2キロ痩せても頬がげっそり。
不思議に今回はそれがほとんどありません。
きっかけは6月のパーフェクトハーモニーの取材。
TDEのスーパー調整師・Sさんを取材させていただきました
(パーフェクトハーモニーは私も会員。暇があればエネルギー研鑽しています)。
たくさんお話いただいた取材の終わりに、Sさんが特別大サービスで、
エネルギー(TDE)での体重設定を私にしてくださったのです。
「何キロに設定します?」とSさん。
「ええと、今より3キロ減でお願いします。今69キロありますから66キロ」
30年間くらいずっとマックス63キロでしたが、この周辺で大幅増加して大台が目前でした。
あくまで現実的に、実現可能な体重を考えて、控えめな設定を希望する私に、
Sさんが鋭く「身長は?」
「167㎝です」
「じゃあ、60キロに設定しましょう。エネルギーですから2~3キロの誤差はありますよ」
と、笑顔で設定されました。ものの2~3分のやりとりでした。
なんでも、エネルギーで、体重60キロの胃袋に設定するらしいです(ちがったらすみません)。
「設定」といっても、痛くも痒くもありません。無感でした。
でも正直、「それはムリ。絶対ムリ」と、思いました。
だって四十代も後半になると、3キロが減りません。
お年頃で代謝も下がったことだし、中年太り♪と、すっかりあきらめていたのですから。
Sさんはひと言、「お腹いっぱいになったときは、それ以上食べないでくださいね」とおっしゃいました。
ところが1週間後には何年かぶりの九州への帰省の予定が入っておりました。
帰省すると食べキャラに徹し、年とった母を喜ばせなければいけません。
私には、たとえ満腹でもシフトチェンジするといくらでも食べられる特技があります。
まあ、そのせいで若いときから食べキャラ……。
実家で、「S先生ごめんなさい!!」と思いながら、いったん食べまくりました。
もしかすると、これがなければもっと早くに達成できたのかもしれません(先生ごめんなさい)。
7月の上旬にはマックス体重を更新しておりました_| ̄|○
しかし、おかげでいろいろな寄り道をしながら、ダイエットの苦労とは無縁で
さまざまな経験を経て、目標値を達成したのでした。
10キロ減。
1か月経ったけど、リバウンドしないしな。
体が変わった。考え方が変わった。
ちょっと面白かったので、そのことを順に書いてみようと思います。
エネルギーでダイエットの軌跡です(つづく)。
眠るときに、「声」が聞こえる方、いらっしゃいますか?
私が眠る直前に、人の声が聞こえはじめたのは、ひとり暮らしの二十歳の頃か。
遠くで私を呼ぶ声がする。声の主は、故郷で暮らす母であり、父であり(当時は存命)、
「まりー」とか「まりちゃーん」とか、呼ばれるのだ。
とても親密な感じで、その声が聞こえると私は深く眠れるので
自分の中では「(夢への)お迎え」と思っていた。
それがいつの頃からか、知らない人の声になっちゃった。
最近はみずしらずの方ばかり。親密かどうかはよくわからないけど、悪い感じはまったくない。
男性、女性、いろいろだ。
毎晩続くこともあれば、1週間もご無沙汰なこともある。
突然耳元で大きく聞こえて、こちらが驚いて「わっ!」と驚くこともある。
最近は「気をつけて」と言われるのが二度続いた(気をつけていたら助かったことは実際にあった)。
少し前に「気をつけないと事故になる」と聞こえたときには、声も深刻だったので、ずいぶん気をつけた(ので、大事にならなかったと信じてる)。
つい先日は、言葉ではなく、とてもきれいな音だけ聞こえてきた。
「七福神かどなたか、いたはります?」という感じ。
声を探しているうちに、深い眠りにおちていくのは変わらない。
毎晩、今日はくるかなと楽しみにしている。
厳密にいうと、さわさわさわさわと、たくさん聞こえる場所があって
私自身がそれにアクセスできるかどうか(するのかどうか)に近いかもしれない。
実際には、声の場が先にあって、入眠時に私はそこにたどりつくことができる。
そこから自分がなにをすくいとるかどうかという、こちらの問題のような……。
さらに今週気がついたのは、「ああ、耳じゃないんだ」ということだった。
どうやら頭の中にダイレクトに響いてくるらしい。
多かれ少なかれ、聞こえてくるのは、自分に関係のあることなんじゃなかろうか(希望的予測)。
なんだろう、集合無意識とアクセスできているなら、
これほどうれしいことはないんですけど!
お年頃で、近くのものはいろいろと見づらくなっているようです。
しかしありがたいことに、周囲の友人たちと比べても、進みはゆるやかです。
あんなに視力が低かったのにな。
もしかして、いつもゆるめの矯正で、遠くを見ることをあきらめていたのが幸いしたのかもしれません。
過矯正は老眼になりやすいとか、なんとか。
なにが幸いするか、わかりませんね。自分の視力矯正クロニクルをまとめてみました。
視力が低いのは子どもの頃からずっとです。
片目だけでものを見ると、右と左で世界がぜんぜん違うのが面白かった。
小さな子どもですから、みんなそうなんだろうと思って過ごしていました。
小学校に入って初めての視力検査で「右1.5」「左0.1」と言われて驚きました。
「視力」という概念の存在。さらに世界が違って見えるのは自分の視力のせいと知ったときの驚愕。
私は1才になるかならないかで、目におできができて軽い手術をしたそうです。
「あのときの手術のせいだわ」と、母は苦々しげによく言いました。
その理由が本当かどうかはわかりませんが、眼鏡屋さんで矯正していただくときに
「左目はなにか事故ですか?」と訊かれることがあります。
それでもさほど不自由はありません。はじめからいいわけではないから
「もっと」という欲求を強く持ちませんでした。
小学生のときも教室で前のほうの席にさえしていただければ、眼鏡もかけずにすみました。
周りの大人の人は、「眼鏡をかけて矯正しないと、よい方の目が引っ張られて悪くなるよ」と呪文をかけましたが
果たしてそのとおりになっていきました。
いいほうの視力がどんどん悪くなり、もともと低いほうを下回るようになったのです。
眼鏡をかけたのは中学に入ってから。
作るのにとても時間がかかってげんなりしました。今でもあの検査は苦手です。
「これとこれ、どっちが見えますか?」と言われて、どっちも見えないし、大差ないし、どうでもいいということを
なんだか申し訳なくて言えなくて、適当に答えるものだから、どんどん時間がかかります。
つまるところ、もともと低い視力のほうは強度の乱視+近視。しかも矯正視力はあまり出ません。
一部始終を見守っていた母が、終わったあとに言いました。
「見え方がズレてるから、あなたはへんな男の子ばかり好きになるのね」って。
ごっつ失礼です。
大学生になって、初めてコンタクトをつけて(ハードです)、あまりの痛さに驚きましたが
花も盛りの時節がら、購入。
翌朝つけたものの、痛い。涙ポロポロです。
ガマンしましたが、だんだん痛みが激しくなって、目も赤くなって、
せっかくのデートが台無しになりそうなので先に眼科に行ったら
レンズが割れていたことが判明。ぎゃふん。
乾燥甚だしく、しよっちゅう落としてもいたので(ご飯食べていてご飯に落ちたりする)
ハードは早々にあきらめましたが、ソフトレンズも何度か失敗を重ねて、眼鏡に逆戻り。
この頃で、裸眼視力は右0.02以下、左0.03くらいでした。
そんな毎日を変えたのは1日使い捨てコンタクトレンズの登場です。
不器用で面倒くさがりの私に、こんな便利なものはありません。
ただ、乱視矯正を諦めなければ、ワンデイは使えません。
即断で諦めました。
どうせ左目は矯正視力が出ない。そしてわたしは右目でものを見る。
この法則がわかっていたので、途中からレンズの片目入れをやりはじめました。
右目のみ矯正、左は裸眼で普通に生活していました。
そしてときどき眼鏡を使う(両眼矯正)。
見え方に不自由はありませんでしたが、たまに猛烈な頭痛に襲われるようになりました。
もともと頭痛持ちですが、まったく質が違います。
金槌で思いきり殴られたような痛みがくるのです。
歩いていても突然それはやってきて、くると痛みにしゃがみ込み、頭を押さえていました。
動けないし、吐き気がするし、その場で痛み止めを飲むけど効かないし、死ぬの!?と思いながら
頭を抱え込んだまま、遠のくのを待っている……。
そのときに、無意識に眼鏡を外していることに気がつきました。
これ……か?
もしかして、コンタクトレンズを片目づけしたり、眼鏡をかけたり、くるくる変わるのに
私の目とか頭はついていかれへんてことかも???
時をほぼ同じくして、職場の同僚から、
「あんた、左目が動かなくなってるで」と言われ(たぶん右目でしかものを見なくなっていた)
怖くなって片目レンズをやめ、眼鏡に切り替えました。
不思議なことに、それでその金槌頭痛はぴたりとこなくなりました。
左目は動くようになったのかどうかは、私はよくわかりませんが。
思うに、眼鏡をかけたりかけなかったり、レンズを片目だったり両眼だったり、
そのたびに違うバランスで筋肉を動かして調整するのが、目の負担だったんじゃないでしょうか。それが金槌頭痛という暴挙にでた、と。
目からくる頭痛、あなどれません。
年齢を重ねるにつれ、昨日できたことが今日はムリになることもあります。
ようやく二十代の半ばで、目の主張に気がつきました。
もう長い間、私の視力はパソコンの画面を見るのに合わせて矯正しています。
もちろんちゃんと両眼入れて、ワンデイです。
両眼で0.6くらい見えています。
遠く……向こうにある駅の表示などは読めませんが、不自由ではありません。
近年お年頃で、近くのものへのピントが合いずらくなったりしていますが
日々変わるピントを確認しながら、目の都合に合わせて自分の動作を変えるのを、少し面白いと感じています。
校正紙の文字以外は見えなくても放置することが多いです。
お皿やらご飯やらはとけて見えないことも多いです。あるのはわかるけど。
自分の書く文字はよく見えません。でも、昔から目を閉じて書く練習していたので、平気。
階段降りるのは今に始まったことでなく、ずっと苦手。足下を見たら踏み外すので(乱視特有かな?)
できるだけ見ずに降りるように心がけます。あの感覚は少し不思議です。
階段は感覚で降りています。
段差見ながら降りられる人っているのかしらと思うけど。
それでも、老眼の進みが少々遅いのは、
もしかするといつもゆるい矯正だったせいかもしれません。
ずっと手元に焦点を合わせて、遠くを見ることは放棄してきました。
眼鏡屋さんに、「遠くは見えませんよ? いいですね?」と、いつも念押しされますが、
「構いません」と答えてきました。
仕事がら、原稿や校正紙読むのにラクなのが、なにより大事です。
今、見えるしあわせを噛みしめています。
ずっと視力が低かったし、周囲の大人も呪文をかけるし、「いつか自分はまったく見えなくなる」という恐怖が、幼い頃からぼんやりとあったのです。
なのに今、レンズのお世話になるとこんなに見えていることが、とてもしあわせ。
光の世界があることがとてもうれしいです。
見えないものが増えたとしても、見える世界を大切にしよう。
そして、たとえ私には見えなくても、
そこにある世界をちゃんと感じているようにしたいと思います。
若年性アルツハイマーの疑いあり、と言われて、
脳波の精密検査を受けてから、もうかれこれ3年ほど経つかしら。
記憶がどんどん抜けていく。
時間の感覚が、5分の感覚がわからず、不安でたまらない。
電話で話をしている相手がだれだかわからなくなる。
ちょうど沖縄の出張前で、時間の感覚がわからないから飛行機に乗れない
朝起きられなくて怖いと半泣きになっていたら
社長が「それなら朝からタクシーで空港に行け。
たとえ寝坊してもタクシーが起こしてくれる」と言うので(やさしいんだか、鬼なんだか)
お言葉に甘えて自宅から羽田まで早朝タクシーを使った。
新大阪まで往復しておつりがくるくらいのお金がかかった。
飛行機の待ち時間は地獄のようで、わたしはたぶん10秒おきに時計を眺めて
乗り過ごさないかどうかドキドキしていた。
こんなに神経質になっているのに、やっぱり遅れるのだ……。
沖縄のホテルでの取材だったが、先様の話す言葉がうまく理解できないので
とにかくメモをとりまくっていた。かなりへんなメモ。
部屋に戻ってから、メモと資料を見ながらその日のレポートを、A4で3枚くらいはびっちり書いた。
不安だったので書きまくった。
いつもなら頭の中にどんどん貯めるのだけど(20件はいつも貯めていた)、もはやそれができない。
かなりきつい体感だった。私、どうなるんだろう?
東京に戻ってから大学病院の脳神経科(だったっけ?)を受診。
CTを撮影すると、「たしかに脳に萎縮が見られるようだ」。
アルツハイマー用診断テストをするも結果はボロボロ。
「これを10秒見てください。はい、中になにが入っていましたか?」
と言われても、そんなのわかるか状態。
数字を覚えろといわれても、まったくわからない。計算は壊滅状態。
唯一、言葉……「ねこ」「さくら」「でんしゃ」は覚えられた。
医師はとても親切で、「脳の権威を紹介しますから、そこで精密検査してください」と紹介所を書いてくれた。
事務所に戻ってから、これはスタッフにもフォローしてもらわないとまずいと思い
みんなに様子を話した。「というわけで、みんな、少しフォローを頼むよ」
すると、Sがひと言、「マリさん、ちゃんと寝てみたらどうですか? マリさん眠らないじゃないですか」
なんだかぴーんときて、「そうだ、眠ってみよう」と素直に思った。
それまでの仕事の仕方で、睡眠3時間スタイルが続いていたし
しかも布団で寝ないし(家に帰ってお膳で仕事をして、そのままずるっとそこで眠って起きて活動していた)、休みもないし、
3時間も眠らないようなこともしょっちゅうやっていた。
あのとき、6時間、いや7時間睡眠を、しかも布団で横になってやってみた。
すると、みるみるうちに記憶が回復して、2,3日ですっかり元通りになってしまったのだ。
これには驚いた。なんだ? ただの睡眠不足だったのか?
眠るだけで記憶できるようになるのか?
それから毎日気をつけるようにした。
極力布団で、ちゃんと眠るように心がけて5年が経つ。
もう記憶障害なんてヤだものね。
ひと月後、脳の権威のもとで精密検査は受けたときは、すっかり元通りに戻っていた。
権威は、「なにも異常ありませんけど?」と、MRIの結果を見て少しフキゲンに言った。
そりゃそうだろう。アルツハイマーテストも、ほぼパーフェクトにできたし(しかも前とツールがいっしょだった)、
傍目に私は健康そうだったと思う。
「あの、睡眠不足で記憶に障害が出ることって、あるんでしょうか?」と訊いてみた。
「当たり前です。人の記憶は、眠って定着するようにできている」と、権威がフキゲンに教えてくれた。
眠らないと記憶は定着しないらしい。
それまで3時間とか1時間半とかでふつうに暮らせていたのに、
突然同じことができなくなる。
つまり、年をとり、肉体が衰えるって、こういうことなんだろうと思った。
自分の「老い」を悟った瞬間だった。心臓が先に止まらなくて幸いなことだったと思う。
それなら私も、肉体にあわせてレベルアップしていかなきゃ。
眠らないともたない、肉体のパフォーマンスと呼吸をあわせるように、
肉体をいたわって、慈しみながら、大事にして暮らさないとな。
以降、できるだけ4時間半は眠るようにするし、眠れるときはちゃんと6時間以上眠るようにしている。
おかげさまで記憶は定着したままで、以降深刻なトラブルはない。
眠るって大事。眠る間にいろいろなものを、からだは静かに修復するんだと思う。
たぶん、眠る時間は深い深いしあわせを紡ぐ時間なんだよなぁ。
本当は成長ホルモン(←この名前よくないよなぁ)の出る、夜10時~深夜2時に
眠れたらと思うけど、それは少々ムリがあるので実現していない。
とにもかくにも、睡眠不足をあなどってはいけません。
「そんなに眠る時間がないわよ、もダメ」(ほんとに死んじゃいます。仲のいい友人に、睡眠不足で、文字通り死にかけたのがふたりいます)。
肉体の声に耳を傾けて、その声を聴く。
うまく気づいてあげることがなによりだいじだと思います。
以前、日テレの情報番組の収録を我が家で行ったことがあります。
45℃と39℃で、どちらがからだの芯まであたたまるかという実験でしたが、
汗をかかないのに39℃のほうがだんぜんあたたまっていました。不思議です。
人には恒常性がありますから、高温に触れると体内の温度をあげまいとして体表を冷やすべく汗をかきます(体内に熱がいかない)。
ぬるめのお湯だと、汗をかかないので体表の体温を下げずに、体の内部、芯まであたためることができるそうです。
お風呂で本を読んでいると、時の経つのはあっという間ですが、お気に入りの入浴剤は欠かせません。
冬だし、あたたまる入浴剤はもうぜったい!
私が入浴剤で使うのはこういったものです。
「カミツレン(華密恋)」。
国産の無農薬カミツレ100%でおすすめです。もともとカミツレ好きなのでたまりません。
https://amzn.to/2GTc1Eh
もうひとつ、知人に教えていただいてはまっているのが「薬王の薬湯」。
こちらは国産の自然生薬のみを10種類配合しています。
ものすごく生薬くさいので、生薬好きにはたまりません(嫌いな人は使えません)。
半端なくあたたまります。
https://product.rakuten.co.jp/product/-/7d30126cfe561757813cc60e9b4b0a88/?scid=s_kwa_pla_dai
これらを使わない日は、入浴用のEMセラミックに備長炭を入れて入浴します(備長炭は、一酸化炭素中毒になるほどうちにあります(*^_^*))。
もちろんEMセラミックだけでもOK。
お湯がやわらかくなって、からだがあたたまるような気がします。何度でも使えるのがいいです(いつまで使えるんだろう、これ)。
EMセラミック「イ~湯KAGEN」
ちなみに我が家では「ふーろちゃん」と呼んで可愛がっています。
http://www.emj.co.jp/fs/emjapan/gd655
それから究極の「お風呂の秘密」を少々。
浴槽であたたまるとき、たまっているお湯に対して「ありがとう」と言ってみる。
「大好き」でもいいと思います。
水がここに来てくれたこと、体全部に触れてくれることにめちゃめちゃ感謝を寄せてみます。
不思議ですが、エネルギー感覚のある方なら、水が喜ぶのがわかるかもしれません。
私は痛いところがあるときには「ちょっと腰が痛いから、悪いけどちょっと治してくれる?」とお湯にお願いしています。
少々の痛みなら、お風呂上がりにケロッとしちゃいます。
おそらくエネルギーと水って親和性が高いと思うんだけど、どうなんだろう。
健康オタクの私がなぜ!?
23日の夜、猛烈な頭痛に見舞われました。
元来頭痛持ちなので慣れっこですが、痛みの具合が少し様子がへん。
脈動で頭が割れるように痛みはじめ……と思っていたら、吐き気をもよおし、
さらには過呼吸まで引き起こす始末。
ふと、これは願ってもないチャンスじゃないか、と思いました。
“具合がマックスに悪いときに、それとは別に「しあわせであること」を意識する”というのを
果たして私は実践できるのかどうか。
「体調の不快としあわせは無関係である」という理論なのですが
……やっぱり余裕はありませんでした。頭が痛みでいっぱいになってしまいます。むずかしい。
“頭痛瞑想ならできるかも”と思ったのもつかの間
外に開かず、閉じて収縮するばかりです。残念。
しかし、開くのと閉じるのは、違うように見えて、突き詰めれば一緒だと思うけどな。
宇宙が広がり、やがて自分の中に落ちるのと同じ原理です。
……やめやめ。もっとふつうに痛いときにしよう。そういうわけで頭痛瞑想も諦めました。
夜更けに過呼吸を引き起こしたときに、ちょうど仲良しのKが過呼吸を患っているので、
「K、過呼吸てしんどいねぇ。これからようやく過呼吸ばなしで盛り上がれるなぁ」と
ひーひーしながら心の中で話しかけました。いやキツかった。息が吸われへんねんもん。
けれどなんとか眠りに落ちることができて救われました。つくづく自律神経は偉大です。
呼吸する意識を手放すほうが、上手に呼吸できるんだもの。なかなか意味深いです。
さて、明けてイブの朝は、頭痛のタネは残るものの、もう気にするほどではありません。
ふつうに起きて掃除してお参りをすませたら、またこみあげる吐き気。
さすがに様子が変だと思いました。
つわりか??? 薬局に行って妊娠判定薬を購入。
……陰性でした(ちぇっ)。ドラッグストアでの購入はなかなか恥ずかしいお年頃です。
幼少のみぎりより『家庭の医学』が愛読書ですから、「なんだろうこの症状?」……調べました。
すると、
一酸化炭素中毒でした。ビンゴ! 症状が全部かぶってる。
そういえば。
その日、私はおろしたての七輪を室内でごきげんに使っていました。
じつはさらにもうひとつ、
手あぶり火鉢をデスクのPCキーボードの真横に置き、8時間ほど原稿を書き続けていました。
火鉢の中ではほのぼのした感じで炭が燃え続けていましたが
顔からおそらく30センチも離れておらず、
私は一酸化炭素をピンで吸い続けていたのでしょう。
夫に「一酸化炭素中毒に気をつけろ」と注意されたものの
「そんな、障子の部屋ですきま風ぴゅーぴゅーで使っているんだから、ダイジョブ、ダイジョブ」と
軽く応えていた私。しっかり、中毒でした。これしきでなるんですね。驚きました。
しかもひどい症状が出たのは、火鉢から離れた3時間後です。
……「過呼吸」じゃなくて、ほんとうに酸欠だったんじゃないか、ばか。
どうりでストーブもたばこも息苦しいはずですわ。
あのままうとうとしたら、結構まずいことにもなるわけで。
個人差はあるでしょうが、あなどってはいけませんね。弱い人は弱いのでしょう。
お恥ずかしい限りです。大ごとにならずによかった……。
大丈夫、もうすっかり元気です。
個人差は大きいと思いますが、みなさま火鉢にも七輪も、取扱いは注意してくださいね。
ところで、私の小6のとき、母に手招きされ「ねえ、弟か妹、欲しくない!?」
と聞かれたことがあります。
母45歳。どうやら母は閉経を「妊娠♪」と間違えたようで、あとあと私はおかしくてたまりませんでしたが
しかし、ふと、自分も同じ道を歩いていることに気がつきました。
やだー、母娘って似てるじゃん! というオチの一酸化炭素中毒。
バスで走っていても、三輪山(みわさん)はすぐにわかりました。きれいな円錐形、ピラミッド型。
大神神社(おおみわじんじゃ)に正式参拝したあとで、三輪山に登拝させていただきました。
三輪山は、山全体がご神体。
これをお祀りするのが日本最古の神社といわれる大神神社ということになります。
大国主命(おおくにぬしのみこと)の幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)を鎮めて、大物主神(おおものぬしのかみ)とされたと伝わります。
今年は出雲の神迎祭(かみむかえさい 11月23日)には行けないので、こちらにお参りのつもりです。
狭井神社(さいじんじゃ)で受付を済ませ、神職のぴりっとした説明を受け、
参拝用のタスキをかけてから、いよいよ入山です。
タスキの先には鈴がついていて、コロコロ可愛らしい音がします(熊除け??)。
なんといってもご神体です。
今でこそ入山できますが、古くは禁足地で、ただ眺めて信仰する場所だったのです。
そこを歩かせていただくわけですから、古代の方にすれば夢のまた夢。
現代に生まれてよかったとしみじみ思いました。
お山を猫にたとえるなら、わたしはノミといったところでしょうか。自分の小ささを感じます。
コロコロいう鈴の音にあわせ
「幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)、和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)、直霊(なおひ)に見返し聞き直し、身の過ちはのりなおし……」と
唱えながら歩きました。
富士山の六根清浄(ろっこんしょうじょう)のようなものでしょうか。
だれに言われたわけでもありませんが、覚えたての言葉がリズム良く胸の中で繰り返されます。
途中からは土砂降り。
山歩きは好きですが、前の晩はほとんど眠らず(車中では爆睡!)参加したせいか、かなりの疲労感で
もうだめ……と思って私の心はすっかりくじけそうになりましたが、
体はくじけませんでした。
なんだか奇跡的でした。
ものすごくしんどいのに、吸い込んだ空気を肺がチャッチャカろ過してくれていて、
心臓はどんどん血をめぐらせてくれ、
手も足も動くわけです。「足、上がらないよう」と思う私を無視して、足が動く!
「私のからだ、素晴らしい」と、これには感動しました。
心よりも強く、前へ私を進めてくれるもの。それがからだなんですな。まさに魂を運ぶ船。
途中からは土砂降りで(入山前なら、入山禁止になっていたと思います)パンツまでびしょ濡れ状態。
山頂の磐座でご挨拶したあと、土砂降りなので、滞在時間も短く、下山することに。
雨のせいで、足下は滝のように水が流れていきます。すべるすべる。
途中、つるっと滑ったところで、足でドンと踏ん張りました。
「痛っ!」瞬間、腰が激痛……いや、行く前から腰痛めていたのです。
ところがこのドン! で……まさかの「はまった!!!」。
なんだかよくわからないけど、ずいぶん歩きやすくなりました。カイロプラティックで施術してもらった感じ。
なんだろうなぁ、不思議だなぁと思いながら、
たぶんここで起きるなにもかも、たとえアクシデントであっても、
自分にとっては決して悪いことではないことを、深く理解できたのです。
崖から滑り落ちて大けがしたとしても、たぶんそのあとでいいものにつながるのでしょう。
そんな気持ちになりました。
思えば、このお山に限らず、宇宙はそんなふうにできている。
なんというか、大きなものに対する深い深い信頼を完璧に寄せることができました。
大きいなあ、三輪山。そして宇宙。
また、鈴の音に合わせ、「幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)、和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)、直霊(なおひ)に見返し聞き直し、身の過ちはのりなおし……」と唱えながら、
下山しました。
こうしたときに、雨が降るのはやはりとてもいいのです。
これだけ水に触れるということは、エネルギーが通じやすくなるというか、つながりやすい状態に
少なくとも私はなるように思います。水だからです。
しかもお山のお疲れもぜんぶ流れていくでしょう。
これだけびしょ濡れになって登拝できることも少ないのではないか。稀有な機会です。あ
ふたたび狭井神社に到着したときはうれしかったです。
貴重な経験を胸に抱いていただく御神水のおいしかったこと!
1時間20分ほどで下山してきました。ペースが…速すぎたかもしれない。
※パーフェクトハーモニーのエネ散策に参加させていただいたものです。
※「のんちゃん」ブログにもあげましたが、こちらにも置いておきます。
たとえ39度のお熱でも、ゆっくり休むわけにはいかない日があります。
大人ってたいへん…。
この季節、風邪ひかない・ウツらない・もらわない・うつさないようにするのかは、課題じゃないですか?
不特定多数の人と会うのが仕事のタクシーの運転手さんや医療関係者、そのほかのみなさんから集めた風邪の予防法いろいろ。
だまされたと思って、いざというときお試しください。結構いけますよ。
1ビタミンCの大量摂取
ちょっと荒療治ですが、たいへん効果あり。
朝起きて、「鼻が乾いている」「喉がイガっとする」、そんな超初期症状があれば、市販のビタミンC(Eと一緒になっているやつが飲みやすくておすすめ)を大量に摂取。
1回分1袋のやつは(普通は1日3袋マックス)、10~15袋/1日 飲んじゃいます。
風邪と闘うためには体内にBとCが必要だそうで、それを外から補給する発想。BCは摂りすぎると尿として体外に排出されるので大丈夫。これはお医者さんの書かれたコラムで読みました。
ただし、アスコルビン酸原末は飲み過ぎるとショック起こしますので、絶対にやっちゃだめ。……以前やって救急病院送りになったことがあります(-_-) 胃が激痛、即入院の羽目に。翌朝退院しましたけど。
また引き込んでしまった風邪にはたいして効きませんのでご注意。
2 保湿 喉をたえず湿らせる
喉が渇くと風邪の菌が張り付きやすくなるらしい。常時湿らせるようにするのが風邪に有効なんですって。
あめちゃんを舐める。加湿する。お茶を飲むなど。
眠るときはマスクをつけて眠ります。
3 保温
風邪の入口は、首の付け根のくりっとしたところ だとか(背中のほうです。「霊気の入口」とも言われる場所)。
寒気がしたら、ここをドライヤーであたためるとよろしいようで。
そのほか、使い捨てカイロ(貼るタイプがよろし)で腰と下腹をサンドイッチは、ちょっとした腹痛にまで効果あり。
4 からだをあたためる食べ物 いろいろ
白ネギ……風邪のひき始めは、白ネギ焼いて1本分をガシガシ食べる
しょうが湯……すり下ろしたしょうがとはちみつをお湯で割る
はちみつレモン……これはどちらかというとBC補給として
唐辛子系……キムチ鍋っぽいもの ⇒でも最終的に唐辛子は体を冷やす部類の食べ物です。発汗させて冷やす役割。
5 うがいの励行
のどを洗うのと同時に、がらがらうがいをすることで、喉の血流をよくするのがいいらしい。うがいは水でもいいですが、日本茶の出がらしが効果的。冷蔵庫に出がらしをポットに入れておくとか。
シャワー浴びるときに、一緒に鼻うがいもいいっていいますね。
わたしは「マナチュラ」うがいをやってます。 マナチュラ、便利です。歯茎が痛いときも、磨いたあとにマナチュラでクチュクチュやってます。
そんなところでしょうか。
そのほかご存じの風邪ネタあれば、ぜひ教えてください。
春までもうあと少し。風邪っぴきに気をつけましょう~。
5年ほど前に、大腸の権威のひとり、済陽高穂(わたようたかほ)先生にお話を伺ったあとのメモを見直しました。
ほぼこれを意識して暮らしていますが、おかげさまでとても元気です。
健康のカギは「代謝系」と「免疫系」が握るといいます。
2つがよくはたらけば、だいたいの病気……がん、糖尿病、メタボリックシンドロームなど、
生活習慣病の多くは改善できることになるとのこと。なるほど。
まず頭で、「代謝と免疫」と理解しておくのは大事なように思います。
では、代謝(今回はとくに腸の代謝)と免疫を強化するために、意識しておきたい食生活は?
1腸内の善玉菌を増やす ⇒ 乳酸菌が有効
「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
これは腸内菌の状態を指す言葉で、
腸内の善玉菌が多い状態を顕微鏡で確認すると、きれいなお花畑様に見えることから
腸内の花畑 = 腸内フローラといわれています。
ふわっふわのきれいなお花畑をイメージしてくださいね。
腸が正常に動くと、多くの有毒物質は体外へスムーズに排出できます(これも「代謝」というそうです)。
腸内環境を改善すると、がんや、糖尿病などの生活習慣病はもちろん、肌のトラブル、花粉症、アトピー、水虫まで改善するといわれます。
・ヨーグルトなら、1日500mlを目安に毎日摂取。
ただしトレサビリティは大事。どこの牛がどんなふうに育てられているか。
・がんの食餌療法で、「ヤクルト10本を半年」というのもある。
ただし、ヤクルト400(店頭販売なしで、ヤクルトレディの直販)を利用
※結局、「ヤクルト400」を1日1本がいちばんお手軽。続けられます。
■うんちは体から私への毎日のおたよりです。読み解いてます?
これ、わかりやすい一覧(大鵬薬品)
http://www.taiho.co.jp/kenko/otayori/chounai04.html
うんちで健康状態をチェックするチャートあり 「ここカラダ」
http://www.cocokarada.jp/condition/unchi_check/index.html
2 免疫力を上げるには、ビタミンB系、アリシンが有効
・ビタミンBは玄米。アリシンはニンニク、ねぎ類に含まれることで知られます。
玉ねぎを1日1個食べていると、病気知らず。
・済陽先生推奨が、1日りんご1個、にんじん2本、育ちのいいレモンの野菜ジュース
免疫力が圧倒的にアップ。にんじんジュースについては、
いろんな立場のいろんな方が勧めている。
ネットで購入する有機栽培にんじん(ジュース用)が便利。
3 補足として
・体内の抗酸化作用を上げるための(これも免疫系のひとつ)ポリフェノール摂取。
青汁や大麦若葉も有効。
個人的には、ビタミンCもとても有効だと実感しています。
・油は、オリーブオイルかごま油(n-3酸系) 推奨
油にも、構造によっていろいろ種類が分かれています(← 数学的で理解不能)。
結論! とにかくうちで使う油は、
オリーブオイルかごま油しか使いません。揚げ物も、目玉焼きも。
n-3酸系はサラサラ血を保つ不飽和脂肪酸が多く含れます。
取材時には、アニマルプロテインは極力摂らない(四つ足のタンパク質)、減塩(50歳過ぎたら無塩生活とか)、 「水1,5ml」摂取……などなど伺いました。
つまり長寿食とは、和食、地中海料理。シーフード&ベジタリアンなんですって。
番外編:呼吸は深く!
食も大事ですが、すべての基本は深い呼吸です。しかも呼吸って、生活習慣の極致です。
からだのすみずみにまできれいな酸素を届けてあげなくちゃ、細胞が悲鳴を上げてしまいます。
ストレスは万病のもとといいますが、ストレスそのものというよりも
むしろ、ストレスで呼吸が浅くなることが、原因なのではないかと感じています。
あとは笑って朗らかに過ごすこと、とても大事ですね。
注釈
※アニマルプロテインの代替品として、ビール酵母のアミノ酸を摂る「エビオス錠」がある
※研究者によっては、水分の摂りすぎは身体を冷やす・腎臓によくないという人もいる(この見地だと1,5リットルは摂りすぎ)。
飲み過ぎもよろしくない。
※大人には牛乳不要、ヨーグルト不要ととく研究者も。ただし、乳酸菌についてはすでに臨床で数値がとられている。
こちらの研究者、乳製品組合からの公開質問状に未回答のままらしい。
読書はお風呂の中のお楽しみななのですが
さっきぴかぴかの『人生に奇跡を起こすバシャール名言集』を
水没させてしまいました。
あわててすくいましたが時にすでに遅し、本は1.5倍にふくらんでいます。
拾い上げた瞬間に、
幼稚園の頃、幼稚園の前の川に、魚類図鑑を落としてしまい、
父が拾い上げてくれたことを思い出しました。40年も昔のことです。
それが本の湿ったマテリアルで、一瞬のうちに蘇ったのです。ニオイまで。
あの朝、どうして父がそこにいて(多分なんかの拍子で送ってくれたのだと思います)
しかも結構な高さのある川の下まで降りて拾い上げてくれたのか、甚だ不思議な限りです。
仕事第一のはずなのに、あの日、父は会社に遅刻してしまったのだろうかとか
しおしおのページを見ながら、そんなことをお風呂で考えていました。
これはきっとお盆の贈り物。
さっきお盆のお参りしたしね。ちゃんと茄子の牛と、胡瓜の馬作ったしね(後者は失敗)、
「来たよ」というおしるしなのかもしれないな。
お父さん、やるやん。と思う夜更け。明日で終わるお盆が名残惜しいような。
どうか自分の昨日のパフォーマンスと比べたり、人様の何かと比べたりして、
今日の自分のからだを責めないであげてほしいと思います。
からだとちゃんと仲良くできれば、いじめなければ、自分のからだの声をきくことができれば
ほんとうはきっともっとみんな元気になれるんじゃないないかなと思います。
かくいうわたしもずっと、からだの理解者ではありませんでした。
でもね、ここ2年くらいで、人が変わってからだも変わった。すっかり元気になりました。
今の自分のからだを感じ、見てあげられる、
会話ができるようになったからかなと思っています。
自分がだれかに褒められたいのと同じくらいは、からだはわたしに褒められたい。
わたしが、褒めてあげるのがいちばん大事だという気がしています。
…気づくのに45年かかったわ。
もっと早くに気がつけば気がつくほど、いいことがいっぱいあると思います。
今わたしは見えない聞こえないお年頃ですが、
以前にも増して自由になった感覚とからだを感じています。
1歳になったばかりのときの目の手術が原因といわれ、子どものときから視力が悪かった。
子どもには「見づらい」「見えない」という概念がないので、世界はそんなものでみんなそうだと思っていた。
片目を閉じると世界が揺らぐ感じ。
小学校に上がって視力検査をして、右目が1.5で、左目は0.1ないくらいと知る。
ああ、自分の目が悪かったんだと初めて知った。
初めて視力検査をした帰り道、「これが見えない」ということなのか、みんなじゃないんだ……と
片目をとじとじ帰ったことを覚えている。
しかも矯正視力が出なかった。
なにかが決定的にだめみたいで、レンズをつけても視力が出ない。
眼鏡店では長―い時間検眼されて辟易した。
専門的なことがわかる方は「なにか事故ですか?」とおっしゃった。
本人は慣れているので平気だったが、親がたいそう気にした。
娘がいつか視力を失うことを恐れ、非常に姿勢をとやかく言った。
親の不安が伝染したんだろう
「いつか見えなくなる」というぼんやりとした不安はいつもともにあった。
視力を失ったら指圧師になろうと思っていたので、わたしは今でも少し指圧が上手。
もっとも、コツがどうというより、押してほしいところがなんとなくわかるのと、
指の力が強いので重宝がられるだけだけど。
母は聴覚が弱かったし、見る、聞く、しゃべる機能のなにかを損なう漠然とした恐怖が
成長過程でいつもあった。
人魚姫が好きだったのと喋るのが苦手なせいで、ひとつ失うならば喋るのを失うのがいいです神様、
視力は最後までもっていたいです……と思う子どもだった。
そんなことを今朝思い出したのは、わたしはきっともう失わないだろうと思ったからだ。
ありがたいことだ。
相対的にとらえるとだめなんだろうけど、それなりに見えて聞こえることが、このごろ愛おしくてたまらない。
視力は相変わらず悪いし、コンタクトレンズを入れて両眼で0.7はない。
お年頃のせいで毎日少しずつ着実に昨日よりも今日は見えなくなる。
でもPC打てる、ものが書けるから、充分。
マシンの文字はワンタッチで級数アップできるし、おかげさまで画面を見るのをキツイと思うことはない。
聴覚は少し前に低音性難聴といわれた。疲れると聞こえない。
残念なことにライブ行くと3日くらい聴力が戻らないので、耳栓して聞いてることが多い。
けど気にしない。ライブハウスの空気吸っていられるだけでいいや。
相対的には、日々少しずつ損なわれているかもしれない。
でも日々少しずつ、昨日見えなかったものにふと気がついて、世界が豊かになっていく。
気づいた瞬間に見えるものがあるんだよ。
お年頃で少しずつかすむ世界が、負け惜しみじゃなくてきれいに感じるんだよな。
今しかできない見え方が美しいんだよな。
昨日の見え方を望まないの。わたしは進化しているから、世界はどんどん変わるの。
何度も開腹してつきあってきた腫瘍とか、そんなからだの持病もそんな感じ。
たぶんわたしは、もうからだのどこも責めないなぁ。
「今まで責めていてごめん」と心底思ったから、たぶん婦人科の持病とも邂逅したと思う。
だから治ったと思っている。たぶんもう開腹しない。
孤独だった臓器に、感謝を添えて思う限りやさしくしてあげようと思う。
するとほんとうに人が変わったように体調がよくなって2年経つ。
たぶんわたし、もう大丈夫だもんなぁ。
犬と育つ乳児は病気に強いというニュースが9日だったか。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2888706/9232654
ものすごくおおざっぱに言うと、「無菌状態でいるよりも、適当に菌と共存すると、人間強くなりますよ」ということになるか。
先日知り合った方のお嬢さんが通っていた幼稚園は「超スパルタ」(母親談)だったそうで
どんなに病気でも欠席してはいけなかったそう。
風邪はもちろん、水疱瘡やらおたふく風邪でも病欠厳禁。
「菌はみんなで共有しましょう」なんだそうだ。
さらには「お弁当を残してはいけない」というお約束もあって
「たとえ落としても食べなくちゃだめ」と、徹底していたそうだ。
砂の上にミートボールを落としても、子どもは食べなくちゃいけない。
だから母は、おかずを作るのにいろいろ考えて難儀していたということだった。
お子さんは今小学生の中学年だが、ものすごく元気でたくましいということだった。
そして今日はゴキの脳の成分が細菌に打ち克つらしいというニュース。
http://www.qlifepro.com/news/20120716/from-the-brain-of-the-cockroach-escherichia-coli-after-exposure-a-promising-antibiotics.html
ゴキ、ね。そんな秘密があるとは知らなかった。
ゴキは好きではないが、ナメほど苦手ではない(ナメはDNA的に苦手。たぶんあのネガティブな感じがだめ)。
かたつむり化粧水がえらい話題になったけど、ゴキが同様の製品になる日が来るのか?
不老長寿の珍味、ゴキの脳丸薬とか。
そういえば韓国の街角で、虫のスナックが屋台で売られてたっけな(少し似てた)。
素朴な疑問で、生きてるゴキはいったいどれほどのバイ菌を運んでいるんだろう。
身のまわりにある(キッチンにある)もので、いちばんバイ菌がついてるのって、いったいどれなんだろう。
で、どのくらいのバイ菌量になったらこちらの症状が出るのか、それとこちらの免疫力の関係は???
と、謎の発生には枚挙にいとまがないので、また今度。
先日、スタッフ庄司が撮影でご一緒したフォトグラファーさんが、
カンが強くていらっしゃるそうで
「内山さんは、手足なんかをいろいろなところへぶつけることが多いと思いますよ」とおっしゃったという。
たしかにその通りだ。わたしは手足をどこかにぶつけることがとても多く、青あざだらけ。
子どものときから、外科関連で病院に行くときも、95%は打撲と突き指だった(突き指もまあ、ぶつけてそうなることに代わりはない)。
今も。青タンだけが人生だ(うそ)。
わりと激しくぶつけてはいるが、ありがたいことに骨を折ったことはない。
そういえば学校に上がる前から、おでこを見せるの厳禁で育った。
「マリは、前髪を上げても分けてもだめ」と母に言われ、たしかに頭をよく打った。
頭が大きくて思いので、たいてい転ぶときは頭からいくし、ほんのちょっとしたところから
バランスを崩してよく落ちて、たんこぶを作った。
たまに陥没するほど打ったけど、切れたことはない。
気になって周りを見てみると、
どちらかというと打ち身が多い人、切ること(流血、火傷を含む)が多い人、折る人、事故の多い人、に分かれるように思う。
外科的アクシデントについてはあまり考察していなかったけど、
それぞれのゾーンが意味することはやっぱりなにかありそうだな。
ほら、病気をよく見つける人はいるでしょ、風邪引きやすいとかも。
打ったり切ったりも同じで、怪我にもそういう分類ゾーンみたいわけで傾向解析できそう。
小学4年生あたりでカウントして統計取ってみて、性格の傾向と合わせたら、なにか出るぞ、きっと。
動きを丁寧にすれば打たずにすむのか……と思うけど
もうアラフィフというのに、手足頭、まだよくぶつける。
早い話が、まだ、わたしは自分の肉体に慣れてない気もする。
運転する車の車幅がわからないに等しいから、端っこをよくぶつける。
自分では不可抗力と思っている。
言ってるそばからさっきも、敷居に左足の薬指を思いきりぶつけて、気絶するかと思うほど痛かった……。
上空から見た東京が、クリスマスみたいにきれいで
ピカピカ光るそれらは神経叢(しんけいそう)みたいにも感じられて。
たぶんそれはわたしがずっと見ている幻というか
内と外とが同じという思いの投影で、「ああ、これこれ、これなのだ」と思った。
皮膚を隔てた内と外はほとんど同じで、細胞の浸透圧にも虚実皮膜(きょじつひにく)にも似て、
外の世界に見る混乱は、わたしの身体のなかでもほぼ同じことが起きている。
それは、いつか宇宙の果てが自分の中に収まっていることを実感した日から
ずっと共にある感覚。
しかも私自身が、だれかの細胞のなかのひとつであるという感覚。
同時にそれは宇宙でもあるということ。
だもんで、目に見えないなにかの愛を、圧倒的に信じることができる。
わたしが自分の手足を愛おしいと思うのと同じことだから。
だから余計に、からだのひとつひとつに「愛しているのよ」という
声をかけるのが大事だというのも痛いほどよくわかる。
だってわたしがそうだから。愛の実感なくしては生きていけない、ほんとうは。
ということは外もそうだ、わたしが一要素をなしている世界の知覚者はわたしを愛おしく思う。
今三次元にいるけれども、四次元的にも五次元的にも、わたしたちの存在は
おそらく自在で自由なのだというところまではなんとなく、物理的にも想像つくような気がしている。
つまり、からだを大事にしてあげなさい。全自己肯定。
それはからだを感じることであると同時に、宇宙を感じることでもある。人を大切にすることでもある。
わたしたちは自分のからだ自体を感じることで、ものすごく大きなものを
感じてつながることができる。からだとの対話がよりよく生きることの早道、くらいに思うようになってます。
事務所のデスクを片付けていたら、葬儀で遺影にした父の写真が出てきた。
父が死んでから20年になる。
少し赤ら顔で陽気に笑う父は、間違いなくどこかのラウンジだかクラブだかで
ごきげんさんで飲んでいるときだと思われる。
せっかくなので、仏壇の写真を、これに変えてみることにした。
それまで仏壇の写真には、父20代の写真を飾っていた(死んでもいない母の二十代と一緒に)。
その前、父が亡くなってからすぐのときは、父とわたしと並んで写っている写真で、
撮影者(母)の腕の問題で、顔がフレームアウトした写真を好んで飾っていたんだが(イメージが広がりそうでよかった!)
当時つきあっていた人に「この写真はやめたほうがいい」と言われ、件の古い写真に替えた。
がんで亡くなった父の死を、自分の中でなかなか昇華(消化?)できず、
葬儀のときもほとんど泣かなかったし、
答えがでないものを考えたくなかったので、葬儀後も考えないように休むことなく働きまくって、
10か月後だかに私が病気で倒れて、生きるの死ぬの騒ぎになったのが、28歳のときだったか。
もちろん、生還したから今がある。
父の死が、とても悔しかったのだ。告知もできなかったから。
なんでいきなり肺ガンなんだよ(もちろん、喫煙がたたったのはいうまでもない)。
それを『がんのセルフコントロール』という本を探してきて読んで大いに納得。
「がん」を「病」に置き換えて……父ともこの件で話をした。
1 病のきっかけはストレスである
2 病のきっかけとなったストレスを認識できると、病気の経過は劇的に良好になる。
3 ポジティブなエネルギーでからだを満たしていくとすこと。意図は病気を大きく改善する。
乱暴にいっちゃうとこの3点に尽きる。
父の場合のストレスについて語らい
本人も「そうかもしれないな(遠い目)」みたいな話をしたものの、時すでに遅く、
惜しまれながら父は逝った。しかし今ならわかる。どこかできっと、父が死を望んでいたはずだということが。
キツかったんだよねー、お父さん。おつかれさまでしたね。ぜんぜんありですよ、OK!
酔い酔いの写真を見ていたらそんなことを思いだし
気がついたらずいぶん泣いていた。20年目の号泣。おとうさーん。
わたし、すごく大人になったよ。今日は熟女といわれたよ!
生きてからだがあることの素晴らしさも、今ここにいる意味も、最近はよく感じられるようになったのよ。
作ってくれてありがとうねー、育ててくれてありがとうね、不器用だったけど、優しくしてくれてありがとうね。
そして今だって、しょっちゅう気にかけてくれて、ありがとうね。感じてるよ。
うんと笑ってしあわせに生きて、「ありがとう」を毎日たくさん伝えるようにしようと思う。
からだのある人代表で、がんばるよ。
『がんのセルフコントロール』
今も多くの人に読み継がれているようでうれしい。
そして、今の私の仕事は、これ原点かもしれないなとも思う。
こころとからだの領域のこと。ストレス、酸素、エネルギー、死と再生、魂と心と肉体
まだまだわたしの旅は続くのだ。
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※2019年4月加筆
え、「サイモントン療法!?」と今更ながら…
「告知しなかった」と悔やんだのは私だけで
していたそうだ。25年経ってケロッと母に言われた。
子宮頸がんワクチン品薄 公費助成開始で調達追いつかず_アピタル
あまりの勢いで子宮頸がんワクチンが広まっているようで驚いた記事でした。
飛びつくワクチンじゃないような気もするのです。
情報が偏っているような気がしたので、ちょっと残しておきます。
子宮頸がんのワクチンはパーフェクトではないというといわれていること。
「打ったら安心」ではなくて、「打っても検診は忘れずに」ということを周知させるべきじゃないのかなぁ。
子宮頸がんの原因となる「ヒトパピローマウイルス(HPV)は100くらいの型があって
今回のウイルスは「16型」「18型」に有効なもの。これは欧米の女性に多い型で
日本人はむしろ「52型」「58型」が多いといわれています。ここが問題。
もちろん、「16型」「18型」だって少なくはないので有効ですが
ワクチンを投与したからといって、決して「今後一切感染しないわけではない」のです。
依然として感染リスクは伴うわけで、「ワクチン打ったからもう安心!」ではないことを、
親も本人もきちんと理解しておかないといけないと思います。
いちばん大事なのはその後も検診受けること。
ついでに、ほとんどすべてのワクチンがそうであるように、子宮頸がんワクチンにもすでに副作用の死亡例が出ています。
自分の子どもに投与するかどうか……わたしならあと3年くらい様子を見てからにしたいかな。
原始的ではあるけれど、信頼できるクリニックでの定期検診のほうが有効なように思えます。
婦人科の領域は、たいへん研究が進んでいないような不信感があるから(個人的な印象です、すみません)、余計かもしれませんけど。
◆こういうの、わかりやすいなと思いました。(医学関連ニュースサイト)
http://oisha.livedoor.biz/archives/51486843.html
※2019年4月29日。状況や私自身の考え方が進化しており赤字で加筆します。
菌の栄養素になる食べかすが口内にあって、そこに虫歯菌があると、繁殖して虫歯になる……
というのがざっくりした虫歯の考え方。
歯周病は歯ではなく、歯茎、歯根、ひいては骨にまでいってしまいます。
歯垢と菌で炎症を起こし、どんどん内側にいくものです。
虫歯も歯周病も、歯磨きで食べ残しと歯垢をきれいに落とせば、改善することができます。
※今ある虫歯を進行させないことはできますが、治すことは歯ブラシではできません。虫歯は初期のうちに、歯医者さんで治療しましょ。
【正しい歯磨きのしかた】
肝心なのは、夜、寝る前の歯ブラシです。
以下をフルコースで、5分以上かけて磨きます。
朝は基本きれいですから、さ~っと流す程度でOK(ただし歯周病などひどいときはていねいに歯肉をマッサージ)。朝は歯間ブラシ・糸ようじは使いません。
1 歯ブラシを水で濡らす
2 歯磨き粉をつける。⇒水歯磨きか、重曹水を使うだけになりました。
3 いよいよです。歯ブラシの持ち方
鉛筆を握るような感じで歯ブラシを持ちます。力が強すぎると、歯茎を痛め、歯を摩耗させるので、力を抜いて隅々まで磨くのがコツです。くれぐれもげんこつで握りしめないこと。
4 磨く
どこから磨いてもいいですが、歯を1本ずつ磨くことを心がけます。
基本は、1本ずつ磨きあげること。1本30秒ほどをかけて、全部磨き上げます。
最初は手鏡を見ながら磨くのがおすすめです。
磨けているかどうかをチェックするために、ぜひ一度歯垢染色液を使ってみてください。
わたしはかなり一所懸命磨いたあとでも、右の裏側(とくに上)に磨き残しがありました。
利き手の裏側、要注意です。上前歯の裏側もわりと忘れちゃう。
磨き残しのいちばんは、奥歯のその奥。歯が最後になっているところの向こう側。
これを磨き上げるためには、歯ブラシのヘッドが小さくないと、奥にいけません。
当初はしょっちゅうえずきながらやってました(そのうち慣れます)。
最後に歯茎を磨きます。汚れをとるというよりは、血行をよくするイメージで、歯ブラシを軽くあてます。
5 軽くすすぐ
6 歯間ブラシを使う
歯と歯の間は、やっぱりこれでなきゃ。磨いたつもりがやっぱり汚れがありますから驚きます。
全部の歯間に刺すようにして、ブラシを出し入れします。小さなたわしでゴシゴシ、のイメージ。
7 糸ようじを使う
歯間が詰まっているところは糸ようじを使います。入れるときにあまり無理をしないように。
歯間に糸を押し込んで、歯周ポケットのあたりまで糸を入れて、歯垢を掻き出すイメージです。
歯間ブラシでとれなかったものまでとることができます。
8 5回ほど口をすすぎます。舌で軽く触れて、歯垢がとれているかを確認して、完了。
【症状別の歯磨き】
○歯茎が痛むとき
【お道具】で紹介したコンクールを濃いめにつくり、歯ブラシをつけて、患部をていねいに磨きます。
歯周ポケットまでていねいに。
そのあと普通に薄めてお口をくちゅくちゅ。これを朝晩繰り返せば、ずいぶんラクになります。
○歯磨き時に歯茎から血が出る
普通に歯磨きして血がにじむのは、歯槽膿漏の初期症状らしいです。
まず、歯茎を健康にしなければいけません(かくいうわたしが、ハタチのときにそうでした)。
やわらかめの歯ブラシをして、徐々に鍛えていきましょう。歯磨きの仕上げに、「コンクール」(前述)でうがいをするのもいいと思います。
歯茎から血が出るからやめるのではなく、血が出るからこそやっていると(そっとね!)、徐々に歯茎が健康になっていきます。
歯槽膿漏、その前段階の歯周病は、歯垢がカギ。歯垢を残さないようにていねいに磨くのがいちばん。
2019年の私は、コンクールさえ、ほぼ使わなくなっています。
ふつうは水、調子が悪いときは重曹水を使って磨くなど。
○知覚過敏がつらいとき
ここは迷わず「シュミテクト」。知覚過敏だと、どこか1点にふれただけで、体中に電気が走るみたいに「ビ~~~~ン!」。これがつらいです。シュミテクトで95%は改善されました。
780円とお高いですが、手放せません。
⇒10年くらいお世話になっていたのですが、手放せたんですねぇ。不思議なことに。
【余談ですが、わたしの過去の症状のこと】
高校2年とき、左奥歯の下(歯の根本から5ミリ)に、小豆粒くらいのおできができました。
膿が溜まってぱんぱんに腫れている状態。驚いて、消毒した針で(自分で)、それを破って膿を出しました。
しかし、その翌晩も、同じところが同じように腫れ上がる → つぶして出す
のを1年ほど繰り返したときに、こりゃ根本的にやらなきゃだめだなと思い、
針とピンセットを使って、そのまま病巣と思われる場所を掘り返しました。
中にあった塊をピンセットで引き出すと、今まで腫れていたのと同じくらいの穴があいてしまいましたが、
「これでタネはなくなった」とひと安心。実際翌日からもう歯茎が腫れ上がることはありませんでした。
あの頃、下宿生だし高校生でお金もなかったし、歯医者に行く発想すらありませんでした。
3年後、同じ場所が、突然ののたうち回るほど痛みだし、歯科医へ。
その歯の歯根も、隣の歯根も、膿がたまってひどいことになっていましたが、「腫れていないので切れない」とのこと。
3年前、あんなに腫れていたのに……と、悔やみながらも、
歯科医で膿を吸い出し(クラウンはずして歯から吸い出す)、薬を入れるだけのシンプルな治療を半年ほど続けました。
原因はかぶせたクラウンのサイズが合わず炎症を起こしたのが、どんどんひどくなったとのこと。歯髄炎です。
歯磨きの指導を受けたのはそのときでした。
衝撃でした。幼稚園や小学校で教わった「ローリング法」が間違った磨き方だったなんて!
目から鱗の思いで、正しい磨き方を学んで今に至ります。
今でも疲れると痛むし、押すと痛みますが、深刻な再発をすることもなく今に至ることができたのは
正しい歯磨きのおかげです。
【8020運動のこと】
どんなに栄養素が豊かに含まれていても、歯が悪ければおいしく食べられません。
いのちと歯の健康は関係があるようです。
日本歯科医師会が提唱する「8020(はちまるにーまる)」運動は、80歳で20本の歯を残そうというもの。
正しい歯磨きをマスターすれば、今からでもきっと間に合います。
だってあんなに虫歯だらけだったわたしが、それでも1本も抜かずにすんでいるので
そう思います。
リクエストいただいたので、喜んで書かせていただきます。歯磨きのこと。
もともと体質なのか、管理が悪かったのか、歯が弱いです。
前歯下4本以外はオール虫歯だと知ったのは十代半ばだったと思います。
深刻な歯髄炎で切開したくもできない状態で半年間歯医者さんに通い詰め、歯磨き指導を受け、
治療の最後、先生に「完治はしない。いつでもぶり返す可能性はある。もうあとはないからなっ、あばよっ!」と言い放たれたのがハタチの頃。
「あとはない」と言われたのが呪文のようで、そこから人が変わったようにまじめに歯磨きするようになって二十年以上。
いまだ歯髄炎再発には至らず(疲労時に痛む程度)、
ありがたいことに、ときどきミルキー食べてクラウンや詰め物がとれちゃったりする以外は、虫歯も進行しないですんでいます。
歯磨き指導してくれた先生に感謝。ある意味ほんとうに人生変わりました。
こんなわたしでも人並みにお食事できるのは歯磨きのおかげですので、
まとめてみました、今からでも間に合う大人の歯磨きのHOW TO。まだの方にはお役に立つかもしれません。
【まず歯磨きのお道具から】
普通に歯ブラシだけでは不足です。
歯磨きは歯間と歯周ポケットのお掃除がいちばん大事。適宜必要なものを揃えてください。
物とは相性いちばん。使いやすいと思うものを探してくださいね。
○歯ブラシ
ヘッドの小さいものを選んでいます。小さくないと、狭いところ、細かいところが磨きにくい。
とくに奥歯の向こう側を磨くのは、結構たいへんですから。
今は普通「ふつう」を使っていますが、治療を受けた当初は10年くらい「かため」を使いました。
「やわらかめ」はお勧めしません。指に力が入ってしまい、歯を摩耗させる結果に。
好んで使うのは、「GUM」「オーラⅡ」、たまに「リーチ」です。
※電動歯ブラシは使っていません。自分のやりたいことがあの速度でできる自信がないからです。
加減もわからなさそうなさそうなので、今だにちまちま「ながら磨き」します。
○歯間ブラシ
フロスがベストなのかもしれませんが、上手にできそうにないので歯間ブラシを使い初めてもう20年。
各社から出ています。
以前は歯医者さんで購入した短いI字型でしたが、GUMからこのL字タイプのものが発売されてから乗り換えました(歯の生え方で、使いやすいものは違うかもしれません)。
歯間ブラシを選ぶときはサイズにとくにご注意。歯間の幅によってSSS~LLまであります。
歯間の狭い人が「L」なんて選ぶと、「入りません」。また逆の場合は「磨いた感じがしない」と思います。
SSSとS、隙間に合わせて2種類を使い分けます。
https://amzn.to/2vs1j0M
○糸ようじ
歯間ブラシでも入らない隙間はこれでお掃除。
歯間の歯周ポケットを掃除するのにもいいと思います。
ほんとうはフロスで格好良くいきたいですが、どうしても自信がないのと、こんな便利なものがあるんだからいいぢゃんと、小林製薬「糸ようじ」。発売以来のファンであります。
http://www.kobayashi.co.jp/seihin/iy/index.html
※歯間ブラシも糸ようじも、ダメになるまで、1本1~2週間使います。
○歯磨き粉。
知覚過敏なので、10年選手でシュミテクトを使っています(それ以前は「GUM」でした)。
シュミテクトは知覚過敏の救世主。
それまで歯を磨くたびに「びーん」と来て磨くのが恐くなっていたのが、100%に近く改善されました(こういう症状は、歯医者さんへ行っても「虫歯じゃありません」と言われます)。
知覚過敏以前は「GUM」でした。
↑↑↑
愛用のシュミテクト
余談ですが、右上の数字は、結婚して以降、何本の歯磨き粉を使うかをカウントしています。
2019年追記
上記シュミテクトやめて、2016年頃から水のみ、または重曹水で歯磨きしています。
◆応急手当
○うがい剤
歯茎が腫れて痛むときには迷わずこれ(疲れるとそうなる模様。あとは磨きが足りなかったとき!?)
濃いめに作って、くちゅくちゅしたあとで丁寧に磨きます。
効果覿面。以前歯医者さんで紹介されて以来、15年の愛用品「コンクールf」。
https://amzn.to/2vs9UAJ
◆歯磨き初心者の腕試し
○歯垢染色液
オーラルケア初歩にはこういうのも使いました。歯医者さんの歯磨き指導のときに使うもので、市販されています。
磨き残しだけ赤や青で染めてくれるので、自分の磨き方のクセがわかり、歯磨き技術の向上につながります。
https://amzn.to/2UYpymB
続きはいよいよ磨き方にまいります♪
たとえ39度のお熱でも、横になれないことがあるのが大人のツラいところです。
この季節、風邪ひかない・ウツらない・うつさないようにするのかは、大人のたしなみ。
咳をするときは、顔を人からはずして、手をあてて、できればコートの裏地などに向かってコホコホしましょう……
なんていう「咳エチケット」なる言葉も登場しています。
そこで、不特定多数の人と会うのが仕事のタクシーの運転手さんや、医療関係者、そのほかのみなさんから集めた風邪の予防法いろいろ。
だまされたと思ってお試しください。わたしはこれで2~3年は冬風邪しらずでした。今年はどうかな。
1ビタミンCの大量摂取
ちょっと荒療治ですが、たいへん効果あり。
朝起きて、「鼻が乾いている」「喉がイガっとする」、そんな超初期症状があれば、市販のビタミンC(Eと一緒になっているやつが飲みやすくておすすめ)を大量に摂取。
1回分1袋のやつは(普通は1日3袋マックス)、10~15袋/1日 飲んじゃいます。
風邪と闘うためには体内にBCが必要だそうで、それを外から補給する発想。BCは摂りすぎると尿として体外に排出されるので大丈夫。これはお医者さんの書かれたコラムで読みました。
ただし、アスコルビン酸原末は飲み過ぎるとショック起こすので、絶対にやっちゃだめ。……以前やって救急病院送りになったことがあります(-_-)
胃が激痛、即入院の羽目に。翌朝退院しましたけど。
また引き込んでしまった風邪にはたいして効かないように思います。
2 喉をたえず湿らせる
喉が渇くと風邪の菌が張り付きやすくなるらしい。常時湿らせるようにするのが風邪に有効なんですって。
「あめちゃん」を舐める。加湿する。お茶を飲むなど。
3 保温
風邪の入口は、首の付け根のくりっとしたところ だとか(背中のほうです。「霊の入口」とも言われる場所)。
寒気がしたら、ここをドライヤーであたためるとよろしいようで。
そのほか、使い捨てカイロ(貼るタイプがよろし)で腰と下腹をサンドイッチは、ちょっとした腹痛にまで効果あり。
4 からだをあたためる食べ物 いろいろ
白ネギ……風邪のひき始めは、白ネギ焼いて1本分をガシガシ食べる。効くように思います。アリシン、ビタミンA、B2、Cが含まれています。
しょうが湯……すり下ろしたしょうがとはちみつをお湯で割る
はちみつレモン……これはどちらかというとBC補給として
※つめたい飲み物は避けるほうが無難。
あたたかい飲み物を飲むクセつけましょう。体温を下げないように。
5 うがいの励行
のどを洗うのと同時に、がらがらうがいをすることで、喉の血流をよくするのがいいらしい。うがいは水でもいいですが、日本茶の出がらしが効果的。冷蔵庫に出がらしをポットに入れておくとか。
シャワー浴びるときに、一緒に鼻うがいもいいっていいますね(今ひとつ上手にできませんが)。
こんなところでしょうか。
そのほか、みなさんご存じの風邪ネタあれば、ぜひ教えてください。いつでも大募集です。
追加
6.鼻に生理食塩水スプレー
引きはじめの「あれ、鼻が乾くなー」というときに、鼻スプレー。
大人用の製品でアレルギーが出て、味覚障害おこしたので、子ども用で。
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酷暑からの逃げ場を 消防署内に「熱中症シェルター」
熱中症で倒れる人が相次いでいることを受け、大阪府吹田市は20日、自宅にエアコンがない高齢者らの一時避難所「熱中症シェルター」を市内4消防署内に開設…… /2010年8月21日(土) asahi.com
高円寺の駅近くの横断歩道の信号待ち、後ろでなにか落ちた音がした。
振り返ると小さな布の包みだった。
拾って渡すと、
「ありがとう、恥ずかしい、それ氷なの。暑いから外を歩くの恐くて、脇にはさんで歩くの」
初老の女性が笑って言った。
「大事なものだから、ちゃんとはさんで歩いてくださいね。じゃあ気をつけて」
と言って別れた七月の終わり。
離れて九州でひとり暮らしをする母のことが頭をよぎった。
街の年寄りはみんな母に見える。
この夏、熱中症で高齢者が逝くニュースがたまらなかった。
だもんで、このニュースはずいぶんうれしかった。
そうだよね、みんな、できることからやるのがいいよね。
問われる真偽 ホメオパシー療法
気が遠くなるほど薄めた「毒」を飲むことで病気を治す、という欧州生まれの代替医療ホメオパシーが「害のない自然な療法」と日本でも女性層を……/2010年7月31日asahi.com
先日、ゲラにある「ホメオスタシス」が「ホメオパシー」と誤植されていて、あわてて朱書きした。
「“ホメオスタシス”と“ホメオパシス”と、似ていてややこしいわっ!!」とわたしが叫ぶと
「あの、ハワイの“オ・ポノポノ”も似ていませんか?」と事務所のG。
「似てへんわっ!」と即切りしたものの、たしかに似ていないこともないかなと思い直した。
死亡事故が明るみに出て、最近ホメオパシーが非難されている。
たしかに、ホメオパシーって、全幅の信頼を寄せるには難しい。
勧められて、パッチフラワーレメディ(ホメオパシーの一種)を試したこともあった。
花のエネルギーをからだに取り入れるというものだが、ついぞ実感はできなかった。
花のエネルギーというより、潜在意識への働きかけじゃないのか???
ただ、民間療法が十把一絡げに非難されるのも困る。
エッセンシャルオイルで行うアロマテラピーは今でも好んでやるし(毎晩グレープフルーツの香りの中で眠っている)。
アロマテラピーはフラワーレメディとは一線を画すような気がするが
反対側にいる人からすると、全部同じなんだろうと思う。
民間療法といえば、わたしの関わるあやしげなものはたぶん枚挙にいとまがない。
先日正絹と綿の重ねばき用靴下が到着して(冷えを取り除き排毒するそう)、
さっそく手放せなくなりそうだし(とにかく心地いいのだ)、
イミダペプチドだってそうだし(これは効くのを実感できるな)、
大麦若葉の青汁、キヨーレオピーンやヤクルト400はどうなるんだろう。お灸は? 毎日のアイガモ農法玄米は?
そういえば、末期がんの父に、ウミヘビの粉(イラブー粉)を内緒で飲ませてたっけなぁ(一縷の望みを託したが残念ながら好転しなかった。ウミヘビ、残念)。
オポノポノだって思い出すとやるし、ヘミシンクにも挑戦中だし(ん? 民間療法ではないか! でも反対側からは全部一緒だ、たぶん)。
たぶん大事なのは、広い見識を持つよう努めること。解を導く方法を限定しないこと、なんじゃないか?
試しもせずに非難するのは性格的に不得手だと思う。
ま、飽きやすいのも、長所のひとつかもしらん。狂信せずにすむ。
それにしても「患者の選択の自由を妨げられないから」と、ホメオパシーに対する公的補助を続ける判断をした英国政府って、
すばらしいバランス感覚だと思う。さすがアロマセラピーの本場!
そう。ところかわれば、占星術も芳香療法(アロマテラピー)も、学問のひとつになっているんだもの。
白内障のサイに目薬、はじき飛ばされ飼育員重傷 伊豆
3日午後10時半ごろ、静岡県東伊豆町稲取の動物園「伊豆アニマルキングダム」(絹田辰雄社長)で、飼育員の横山和成さん(38)=同県伊東市八幡野=が治療中のサイに目薬をかけたところ、サイが暴れ出してはじき飛ばされた。横山さんは地面にたたきつけられ、頭を骨折する重傷を負った。
下田署によると、横山さんは「ボー」(オス、推定36歳)の白内障の治療のために1人でおりの中に入った。横になっているサイの左目に目薬をかけたところ、サイが突然起き上がり、背後から角で突きあげられたという。
サイは1977年に同園に搬入された。すでに引退しており、入場者の前には姿を見せていない。普段はおとなしく、暴れることはなかったという。 /2010年8月4日(水) asahi.com
昨日鍼灸院に行ったとき、施術の途中で危うく先生を蹴り上げるところだった。
左の足三里に鍼を打たれて、相当痛かったのだが、その先に
太谿という内側のくるぶしに打たれたときのこと。打ったときはいいんだが、ツボまで届いたときの反射で、足が大きく跳ね上がってしまった。
先生方も少し驚かれたようにお見受けした。
ごめんなさい、わたしの意志ではないのです。ごめんなさい、ごめんなさい。
しかし自分の足ではないように重くしびれて、
かつて別の治療院で絶叫した、腰に打たれたら今日は即死だろうと判断し
「今日は腰、ダメだと思います」と申し上げたら、お灸にしてくださった。
すみません、すみません、すみません。
おかげで相当楽にはなったけど、目薬かけられて暴れたサイのことが頭を離れなかった。
びっくりするよね。悪いことが起きたと思うよね。見境なくなるよね。
右手が痛むのも、左足がしびれているのも、難聴気味になっているのも、
すべて首のコリから来ているそうだ。からだってわからんもんだ。
確かに施術後は耳がよく聞こえる。
いったん施術を受けて、「首をまわしてみてください」と言われて回したら、自分の首じゃないみたいによく回る(基本、首は痛みで回せないし、痛くて反るのも無理!)。
ただ引っかかるのはそのままだった(軟骨かなんかがあって引っかかるから回らないんだろうと自分では解釈している)。
しかし、先生は見逃さず……「ん、引っかかってますね」。
「ちょっと痛いですがやりましょう。3回だけだからガマンして。はい息吸ってぇ、吐いてぇ……(ごりごり、と強力な揉み上げ)」
じ、自分では痛くてさわれないところなんだが。先生ったら。
「大丈夫? 気分悪くありませんか? 紙一重で気分悪いでしょ?」
おっしゃるとおりだった。すんでのところでもっている感じ。気持ちイイは通り越していた。
しかし、その後、首の引っかかりはなくなって、回せるようになった。……軟骨じゃなかったんだ。
先生、おそるべし。
鍼灸のベッドの上は、
病気のクマが横たわっているのを、小鳥がついばんで治してくれているようなイメージになる。
あれだけ痛むとそんな平和なイメージでもなくなっちゃうんだが、引き替えに穏やかなからだを手に入れさせていただく。
しばらくは、開放と拡大が、からだのテーマだな。
風邪から気管支炎直行で、咳をたくさんしているうちに、下腹の贅肉がとれてきたよう。
腹筋痛いこと! 咳き込みダイエットって、いけるかもよ。
☆あさひ鍼灸治療院 おすすめ。http://www.asahi-shinkyu.com/
教授が酒気帯び運転容疑 「栄養ドリンク40本」と否認
兵庫県警は14日、武庫川女子大教授で医師の相沢徹容疑者(46)=西宮市=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。相沢容疑者は「栄養ドリンクを40本飲んだ」と飲酒を否認しているという。
同女子大によると、相沢容疑者はスポーツ医学が専門。全日本女子バレーボールチームのチームドクターの1人でもある。
西宮署によると、相沢容疑者は13日午後11時10分ごろ、同市今津二葉町の国道43号で、渋滞で止まった軽乗用車に追突した。署員が調べたところ、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分が検出されたという。
製薬会社によると、栄養ドリンクにアルコール分は含まれているが、定められている1日1本の用量ならば酒気帯び運転にはならないという。カフェインが含まれているため、「一度に数本を飲むことも困難では」という。 /2010年7月15日(木)
読んだ瞬間、「ないし。」と思った。
一度に数本飲むのは困難ではない。でも10本連続して、飲めるもんなら飲んでみぃ。
相当ハラ痛いからっ!
意志薄弱&体力脆弱なので、若い頃はリゲインとか、ユンケルにとてもお世話になった。
ケミカルに眠気を払う! お金を払う!
普段なら400~600円。当時編プロのあった北浜の道修町界隈は
少彦名神社のある(薬の神様。大国主命の隣におわす小さな神様) 薬の町なので、わりと安く入手できた。
「今日は色校!」な日はユンケルの超高価なやつ……そのときだけは3000円とかのを奮発して買って飲んだ(思えばそういうことでビンボーだった)。
色校って、今のDTPの色校とはわけが違うから、うん。
眠らないこと最優先なので、1年後にはユンケルから「オールP」のアンプルになった。
栄養なんてどうでもよく、カフェインあるのみ。不眠剤はめっぽう安い。
しかしアンプル折るのにたびたび失敗し流血するので、キャップ式の「モカ」に変えた。
モカは、2時間おきに飲んでると(2徹で薬が効かなくなるのを感じる)、3本目にお腹が強烈に痛み始める。
なので、「40本なんて飲めるわけないだろう!」と思うわけ。強いんだから、アレ。
今日になって「ウソです、ビール5本飲みました」と白状したので、ほら~と思った。
ちなみに、モカは錠剤のほうが使いやすいうえ、効きがいいです。
打合せで眠いときにぱくっと飲めて逃げられるのでおすすめ。
いい加減、身を清めようと思って、モカから離れて3年ほど(ときどき飲むけど)。
最近すごくいいのを見つけたのが、渡り鳥のペプチド「イミダペプチド」。
興奮させるでもなく、眠気を紛らすでもなく、からだの根幹を増強するといった印象。
乳酸を分解する速度が速くなるとか、抗酸化物質を増やすとか、そういうナチュラル系。
たかだかサプリなんだけど、非常に快適だもんで、手放せなくなっている今日この頃。
始めてひと月になる。
まだ長期の臨床はとれてないと思いますけどね。いいの。見つめる前に飛ぶ主義!
眠れてますか? 睡眠状態はかる計測器、タニタ発売
体脂肪計や尿糖計などユニークな商品の開発で知られるタニタ(本社・東京)が、今度は、人の眠りの状態をはかる「睡眠計」を開発 /2010年6月21日(月) asahi.com
タニタってすごい。記者の五郎丸さんも、名字がすごい。
余談ですが、最近朝日の記者さん、気になる名前の方、多いです。
ちかごろ「タニタの社員食堂がすごいらしい」という話で盛り上がっていたところだった。
そんな『体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食』という書籍も出たし。
スゴ腕栄養士さんの功績で、タニタのメタボ社員はぐぐんと減っちゃったらしい。
そのタニタで、今度は睡眠計。……かなり欲しい。
今日も打合せの途中で睡眠の話になった。
わたしはとにかく深く眠る。布団で寝て、朝起きた瞬間は、目覚まし時計がどんな存在なのかも全くわからなくなっている(しかも毎朝)。
深く眠るけど夢はよく見る。というか、眠るときに夢を見ないなんて、そんなもったいないことがあろうかと思っている。
夢をよく見るからだろう、寝言が激しい。
いや寝言の域を越えているらしく(目を開けてしゃべり出したりするので)、
撮影で同室になった人に「二度とアンタとは泊まらない」と言われること多数。
でもすごく深く眠っていると思っている。
それから原稿書きながら、整理のために眠る瞬間。
「よしっ!」と、目が醒めたとたんに書き始めることができる。
そんな眠りの質や傾向を確かめたい。いつ・どうなってるのか。
日々の出来事と眠りの関係性はもちろん、夢の高揚感や寂謬感と眠りの関係性、
ついでに月の満ち欠けや、海の満ち引き、排卵日と眠りの関係性なんて、
見極められたらすごく楽しそう。
タニタってスゴイな。楽しいな。
座礁船から1キロ遠泳→港へ徒歩 70歳船長の仰天体力
19日未明、長崎市沖で操業していた漁船が座礁した。男性船長(70)=熊本県上天草市=は真っ暗な海に飛び込み、岸まで約1キロを泳いで渡った。 …/2010年6月21日(月) asahi.com
昨今の3例目(わたしが数えているだけですが)、ぶっとび70代。
やはり。この世代の方々は、頑強なんですって。基礎体力が違うような気がするな。
夜の暗闇で1キロ遠泳、9キロ徒歩&ヒッチハイク……すごかばい。
ピロリ菌除去治療、保険適用の対象広がる 厚労省が通知
胃がんとのかかわりが深いとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌治療について、厚生労働省は18日、保険適用の対象範囲を広げる通知を出した。…/2010年6月19日(土)
胃がんを引き起こすといわれるピロリ菌。30年前はそんなこと言われもしなかった。
医療の現場、常識、トーン&マナーもまた、どんどん進化する。
昨日の真実は明日のウソに(戦後すぐの墨消し教育みたい)。
進化の速度が速すぎて、一般庶民の知識・慣習はぜんぜん追いつかないぞ。
歯磨きの仕方だって大きく変わった。
70年代は、ライオン「ホワイト&ホワイト」(歯磨き粉)全盛期。
CFでは、「白い歯っていいな~♪ ホワィッ アンド ホワィッ」の音楽とともに、ローリング法(歯ブラシをグリングリンまわす磨き方)の普及に努めていたけれど、
10年経つと「あれ、間違いでした」となる。
学校でだって、ローリング法の指導していたんだから、歯医者さんへ行かない限り、正しい磨き方が変わったなんてわからない。
生理用品のタンポンが子宮内膜症を招くなんていう新説も、10年前に婦人科のポスターで見て目が飛び出た。
タンポンのパッケージに、煙草並みの過激なエクスキューズをつけたほうがいいと思うけどな。
訴訟が起きないのが不思議だよ。
煙草といえば。
わたしは喫煙者だが、煙草のエクスキューズは弱すぎると思う。
本気で考えさせるなら、もっと深刻味のあるコピーにすべし。煙草の弊害に対してなまっちょろすぎる。
すべての病気の罹患率と(問題は肺ガン、妊娠、心筋梗塞ではないぞ!)、それにかかる治療費、後遺症を明記したまえ。
「それはすべて個人責任でJTは一切責任がありません」といいたまえ。
……あ、言い過ぎました。すみません。
そんな健康シーンで、今週面白かったのは、
日本産婦人科学会から厚生労働省に出された「子宮頸がんと子宮体がんの区別要望」だ。
つまり、種類が違うのだから、ふたつのがんを「子宮がん」でひとまとめにしないでってこと。
子宮頸ガンはヒトパピローマウイルスによる感染が引き起こすもので(たいていの女性は感染履歴があるけれども、自己免疫力でクリアする)、すでに予防ワクチンがある。
対して子宮体がんは、ホルモン異常が引き起こすもの。
子宮頸がんが子宮の入口や頸部に発生するのに対し、体がんのほうは子宮内膜に発生する。
場所も原因も、予防の仕方もまったく違うから、わけて考えてねということだ。
さて、「ふたつのがんは別ものです」って、わたしたちの一般常識になるのはいつの日だろう。はてな。
子宮頸ガン予防ワクチンは…。
ちなみに。ピロリ菌にはマヌカハニーが効くといわれて久しい。
UMF25とか、マヌカのもつ抗菌殺菌効果数値の高いものをどうぞ。
舗装されても負けません アスパラ、歩道からニョッキリ
北海道美唄市中心街の国道12号沿いの歩道で、グリーンアスパラがアスファルト舗装を突き破って伸び、通行の市民を驚かせている。 …/2010年5月20日(木)
お日様、見たかったんだね。
外に出たかったんだね。
かわいい、かわいい。
栄養剤にもある「アスパラ」。
アミノ酸の一種、アスパラギン酸は、アスパラガスから発見されたもの。
乳酸の分解を促進し、疲労回復、滋養強壮の効能があるそう。
ときに1日4センチ伸びるアスパラちゃんの、力の源ってことかしらん。
すばらしい生命力です。
捨てるなプリプリ! 養殖ブリのアラ、コラーゲン化計画
産業廃棄物として捨てられている養殖魚のうろこや皮、頭などの「アラ」を使って、美容や骨などに良いとされるコラーゲンの抽出、精製に三重県の県工業研究所(津市)などの研究グループが、取り組んでいる… /2010年5月19日(水) asahi.com
最近はまた美容系の記事の執筆のため、コラーゲンあたりにどっぷりはまっていた。
コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンC……どれも美容とは切っても切れないものたち。
美容だけではない。コラーゲンもヒアルロン酸も、膝痛、関節痛、腰痛にだって深い関わりがある。
そのほか、不足するとあらゆる不都合をからだに引き起こす。
というわけで、思い出したように、コラーゲンのサプリメントを摂取してみる(引き出しに常備。賞味期限は2年前に切れてる(^_^;))
続かないんだよなぁ、これが。
しかし、調べていくと、「摂取して1か月半後に効果を実感できた」という記述をWEBで発見。
俄然、「続けなきゃ」の気持ちが奮い立つ。
肌細胞のターンオーバーが約28日だから、1か月半で実感っていうのは、なかなかリアルな数値だと思う。
水を差すようだが、国立栄養・健康研究所のHPでコラーゲンの記述を見ると
「食物として摂取してコラーゲンが体内で生成できるかどうかは、科学的根拠がない」らしい。
残念。それでもわたしは「1か月半」にかけるぞ。
お肌とぅるんとぅるん。
そういえば、Sちゃんの肌は、100%コラーゲンみたいに見える。
魚のあらも産廃なのか。
産廃って、からだに有毒なものというイメージがあったものだから新鮮だった。
これがとぅるんとぅるんのモトですが。不思議だな。
緑茶好きの女性、少ない肺炎死 東北大調査/2009年9月28日(月)asahi.com
日本茶は好きです。大好きです。
毎朝、必ずお湯を沸かしてポットに入れて、急須に嬉野茶を少々多めに。
少し長めに、タイマーで2分計って淹れてからいただきます。
甘みのあるきりっとした苦み。これがなくちゃ始まらない、朝の儀式のひとつです。
わたしが風邪をひきにくい理由はこれなのか?
いえ、甘んじるわけにはいかないし、そろそろ本格戦闘シーズンが始まりますから、
「キヨーレオピン ネオ」を飲み始めました。朝晩2回。これでもうばっちり。きっとね。
L-カゼイシロタ株も続けて摂取していますもの。
そういえば緑茶は肺ガンの発生を抑えるという話を聞いたことがあります。
茶所の方に肺ガンは少ないとか。
しかし、茶所の方は、一煎で茶葉を替えるので、出がらしじゃあ効果ないだろうということでした。
じつはわたしも一煎派。贅沢ですけど。2分も淹れますからよれよれになるのです。
思いあまって、ときどき茶葉もいただきます(ポン酢をかけたら充分一品になります)。
カテキンくんをたくさん摂取していることになりますから
これだけ喫煙していても平気かなぁ……。(すみません)
愛に飢えた車上荒らし?
「手作り弁当、おいしかった」
愛情の味に飢えていたのか――。秋田東署は22日、車から弁当などを盗んだとして、容疑者(44)を窃盗の疑いで逮捕…同署は「弁当ばかりが盗まれるのは極めて珍しい」余罪について調べている。/2009年7月25日(土)asahi.com
以前の編集プロダクションに勤めていた頃、今からかれこれ20年近く前のこと。
一度、隣の席の仲良し同僚Bのお弁当(実家通いで、お母さんが作るのを持ってきていた)をこっそり失敬したことがある。
愛情いっぱいのお弁当はとてもおいしかった。
ハンパに残してもややこしいだけなので、残さず全部いただいた。
昼時になって、軽い弁当箱をいぶかしく思いながらフタを開いたBは烈火のごとく怒ったけれど。
「おばちゃん、やっぱりお料理上手やなぁ」と言ったら
「あんたなぁ、いい加減にしぃて!」と笑った。
お弁当といえば、以前ゼロハチマルに在籍していたWくんは、
毎日自分でお弁当を作って持ってきた。
独身時代も、結婚してからも、今ほどお弁当が流行るずっと前から、ほぼ毎日。
結婚して以降も、妻との間で、おべんとう作りはWくんの仕事だったらしく、
毎朝ふたり分のお弁当を作るのだと言っていた。
Wくんは毎日をきちんと暮らしていた印象だったなぁ。
それにしても、車中にそんなに、お弁当が置き去りにされているのか。
蛍舞う天沼できた 水質浄化重ね3年 仙台
/2009年7月17日(金) 河北新報
EM(有用微生物群)。一般には聞き慣れない言葉だと思う。
ちょうど今月沖縄のリゾートホテルの取材をしていたときに、この「EM」に触れた。
「EMホテル」として経営にしている「沖縄コスタビスタ」を訪れたのだ。
とても快適なホテルで、館内のいたるところがEM仕様。
レストランにはEMを使って育てた野菜(EM野菜)やバナナ(EMバナナ)。
客室は、内装やリネン類、家具にもEM処理が施してあり、
ソープやシャンプーはからだと環境にやさしい石けんもの。
そのすべてにEMが入っている。
館内のスパでも、EMを焼き込んだセラミックが大活躍していた。まさにEM天国。
一泊したくらいではその本当の効果なんて実感できるはずもないが
「なんかよくわからないけど、すごいぞ!!」。
もともと、L-カゼイシロタ株とか、アシドフィルスとか、納豆菌とか、酵母とか
有用菌系が大好きなのだ、わたし。
「EM」の完全理解からはほど遠いものの、充分ストライクだった。
「コスタビスタ」は、EM研究機構という団体が運営するホテルで、
EMの素晴らしさを、ホテルという形式を用いて、一般に広く知ってもらおうと造られたもの。
造られたといっても、じつは以前もホテルだった建物を有効利用している。
1972年、沖縄の復帰の年に、普天間基地のそばに造られたのが「沖縄ヒルトン」。
その後、ヒルトンからシェラトンへと経営が変わったのちに廃業。
10年ほど本土業者が管理を続けていたが倒産。建物は廃墟同然となってしまう。
その建物を、EM研究機構が買い取り、コスタビスタとして再生させたというわけ。
ホテルを創業するなら、一から造るほうがコストはかからない。
しかし、環境面の配慮から、もともとの建物をそのまま活かすことを選び、
廃墟をEMを用いて蘇らせ、EMホテルとして再生する道を選んだというわけだ。
さらに脇道にそれちゃうけれども。
「ヒルトン→シェラトン→倒産→廃墟→コスタビスタ。
この流れから窺えるのは“土地に問題あるのでは?”ということ……。
そしてこの地ではなにをやっても存続できないことになるのだが」と、
もちろん口にはできないけれど、考えずにはおれなかった。
しかし、答えはあったのだ。
「専属の風水師に強く言われ、
もったいないことに、敷地内の昔からあったプールを埋め立ててしまったのです。
だから、うちのホテルにはプールがなくて……」
と広報女史が嘆く(たいへんお世話になりました<(_ _)>)。
それだ! 強烈に悪い気を断ち切るドラスティックな改善策!!
沖縄は風水が栄えている土地なのだが、その風水で改善したというわけだ。
コスタビスタはきっと、繁栄が約束されていると思う。
※2011年に「EMウェルネスリゾート コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ」と名称変更
※2019年、EM製品は知れば知るほど仕組みがよくわからないまま
体感がいいのでうちではよく使う(アレルギー体質の私がなにも起こさないのに「改善した」と感じる)。
とくに園芸関連グッズとしては手放せない。
蚊やり豚、スタンバイOK 三重
/2009年5月31日(日) asahi.com
およそ新聞系にふさわしくない素敵な写真に、1票。
シュールで素晴らしい。せつない世界観がよく表れている。
うちのベランダにもいる、蚊やり豚。
そろそろ出番だな。
日本の夏、金鳥の夏。
体内時刻の測定に成功 睡眠障害や時差ぼけ治療に道
慶大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と独立行政法人理化学研究所(神戸市)は27日までに、マウスを使った共同実験で、血液の中身から「体内時計」が指す体の状態(体内時刻)を測定することに成功した。世界で初めてという。健全な生活リズムと比較して、時差ぼけや睡眠・覚せい障害の状態に陥っているかどうかの客観的な診断につながり、適切なタイミングで治療を施す「時間治療」に役立つという。/2009年05月28日(木) 河北新報
すごい話だと、朝から浮き立ちだった割りには
全国的なニュースになってないのが不思議。
夢の発見ですよ。これ。
季節柄か、うちの事務所でも若干名睡眠障害。
これだって改善できるだろうし
不規則な生活を前提で、いかに効率よくからだを動かせばいいかなんて
リアルにマニュアル化できるかもしれないのだ。
自分の体内時刻、知りたかった!
どうやら24時間サイクルには動いていないようだし(26時間のような気がする)
それによって、自分にマストな睡眠時間も割り出せる。
だいたい、人間がみんな24時間サイクルに合わせていくのって、
無理があるんじゃないかと思うんだけどなぁ。
「睡眠は7時間がいい」なんていっても、
4時間にして良質な眠りを効率よくむさぼるコツのほうが、ずっと魅力的だもの。
枠にはめられるのが、居心地悪く感じてしまうのだ。
世の中の美徳とされる「規則正しい生活」にとらわれず
ほんとうの意味で自由な暮らしが謳歌できるかも!!! と思うのはわたしだけだろうか。
ん? 「バベルの塔」の話に似てるのか???
<肥満度>日本人女性だけ「減少」 10代後半から20代
日本人女性の肥満度を示す体格指数(BMI)が、10代後半から20代にかけて減少に転じ、他国では見られない特有の傾向であることが…/2009年4月7日(火) 毎日.jp
ええっと、BIAは社団法人 日本ブライダル事業振興協会、
EMIは東芝だし、EABは小学校のときの仲良しグループの名前、
でBMIは、っと……???
BMIの字面を見るたびにと、いつも一瞬あたふたする。
それでいて、健康ジャンルの仕事をしていると、このBMIはお馴染みだ。
体重(キロ)÷身長(メートル)の2乗 をしょっちゅう校正で検算している。
……大きく見えますけどね。わたし、BMIは超標準値ですよ。
身のまわりを見回しても、女の子はみんなほっそりしてきれいだ。
最近の若い女性のBMIが下がっているのも納得できる。
「70年ごろを境にやせ願望が強まった背景を探りたい」って
探らなくてもわかるでしょうに!
1970年創刊の『anan』、1971年創刊の『non-no』がいちばんの原因だ。
その直前。’67年にスーパーモデルのツィッギーが初来日。
日本にミニスカブームが到来する。
呼応して、前述のファッション雑誌の創刊&爆発的なヒット。
スリムな女性がモデルとして登用され、ツィッギーのようなユニセックスを思わす美しさへと、美の基準が移行していく。
わたしたちの小学生時代、70年代の後半には、
「たとえ痩せても、遺伝子的に考えて、日本人の寸胴は治らない」と言われていたのに
80年代あたりから日本人の体型は徐々に進化していく。
食生活を含めた洋式の生活の定着にともない、
脚は長く、頭は小さく、脚も長くなり、胴回りは細くなったがバストはアップ……、
より欧米ナイズされた新体格ができあがってきたわけだ。
便器やつり革などのプロダクツのサイズが、時代とともに変化しているのも面白い。
このスリム全盛の時代にあって、
わたしが女性のからだの色っぽさを感じるのは、下腹の曲線だったりする。
ツィッギーは魅力的だけども、
マリリン・モンローのような、ほどよくぽってりと張った下腹にエロスを感じる。
あの曲線と腰の丸みは女性ならではと思うんだが。好みですかね。
だから、ダイエットまっしぐらのSちゃん、
どうかツィッギーにはならないで、とは思う。
あ、目指すしてるのは深キョンだっけ。
結核:大阪の助産師が発症…新生児・乳幼児352人接触
大阪府高槻市の「愛仁会高槻病院」と同市保健所は3日、同病院の産科病棟に勤務する20代の女性助産師が肺結核を発症したと発表…/2009年4月4日(日) 毎日.jp
とりあえず、赤ちゃんに感染していないことを祈る。
ところで、最近は身のまわりで結核はなりを潜めている。また流行りはじめたんだろうか?
大好きな梶井基次郎も(「檸檬」「桜の樹の下には」……桜の、いいですね。この季節になると思い出します。ほんに好き)肺病で亡くなったし
俳人の正岡子規もそうだった。中原中也、石川啄木、樋口一葉……結核で夭逝した文士のなんと多いこと。漱石はちがうな。彼は神経衰弱を患ってた。
そう。近代と結核は切っても切れない関係だった。
しかし、結核をひと昔前の病だと思ったらとんだお門違いで、
わたしが中学生のときは、同級生のお父様がが結核で亡くなったし、
同級生はその後サナトリウムに行ったと思う。舞鶴という街が、少し特殊だったのか?
いえいえ、2000年前後も、身のまわりで結核はときどき現れた。
衝撃だったのは、芸大時代の隣人で、仲良しのO。
彼は30歳くらいのときに、仕事中で急に倒れて昏睡状態。慶應病院に担ぎ込まれた。
一度は脳腫瘍と言われたけれど、手術したら結核だった。
脳に結核菌が流れ星のように飛び散っていたらしく……聞いてほんとうに驚いた。
こんなケースもあるのかと、医師も驚いていたらしいけれど。
その後、ずいぶん長く故郷の病院に入院していた。
九死に一生を得て、今は以前よりもずっとずっと元気になった。
おや、そういえば、最近会ってない。ものすごくいい絵を描く人なのだ。会わなきゃ!
忘れた頃に蔓延するのが結核の闇。おそろしいことで。
気をつけましょうぞ。
かえすがえす。
赤ちゃんがみんな無事だといいです。
コンビニ:スイーツ好評…男性が人気の支え
コンビニエンスストアに、洋菓子専門店も顔負けの味をウリにするスイーツが…/2009年4月4日(日) 毎日.jp
男子のスイーツ好きか。いいじゃん。
20年ほど前になるか。わたしに、グルメ雑誌的なスイーツのいろはを教えてくれたのは、
男性だった。といってもゲイなんだが。H氏。
芦屋の「アンリシャルパンティエ」や「シーキューブ」、帝塚山の「ポアール」……
キラキラしてたパティスリーやショコラティエを、どんどん教えていただいた。
今みたいに、アンリもシーキューブも、百貨店にはなかったはず。
H氏は、文章の上手なライターさんで、それは鮮やかな原稿だった(今でも、1,2を争うほど、彼の原稿は好きかも!)。
唯一、締切を守らないことが多いことをのぞけば、ものすごく優秀な方だった。
のちにわたしのいた編プロに、編集者として加わることになる。
そのH氏、おいしいものには目がなく、食のこだわりはハンパなかった。
日本橋(大阪)の駅で、H氏と偶然すれ違ったことがある。目つきが朦朧としている。
「Hさん、どしたん?」
「うん、ちょっと風邪で熱が高いさかいにな。お昼に黒門のカレーラーメンでも食べて、元気つけよと思て」と、にっこり。
「あんたは! 38度の熱があるのに、電車乗り継いで、カレーうどんを食べにいくんかいな!」というツッコミをごっくんして
「熱あるんやし、気ぃつけてや」というのが精一杯だった。恐るべし、H氏。
とくにスイーツへのこだわりがハンパじゃなかった。彼のライター時代に、
一度、イチゴのスイーツについて、書いていただいたことがある。
女子以上に女子、ノリノリキュート&超ラブリーな原稿に、脱帽だった。『ageha』も真っ青だよ。
H氏はわたしよりも10歳近く年上だったけれど、
彼のライバルはわたしよりも5歳ほど年下の、ピンクハウスが大好きな女子・Y(編集者デビューしたて)だった。
Yがカラオケで可愛らしく松田聖子を歌うのを聞くと、H氏は地団太を踏んで悔しがった。
「き~っ、悔しい。ボクもあんなふうにかわいく聖子を歌いたい」と本気で身をよじる彼は、かわいかった。
43歳のわたしが、28歳のSちゃんをライバル視するのを、「それはあまりに見苦しい」という向きもあるが、
H氏のYへの嫉妬を思えば、そういうのもあり、いいじゃん、て気分になる。
彼ならば。
女子に負けずにパティスリーにも並びつつ、
コンビニスイーツはコンビニスイーツで、きっと愛すだろうな。
どうしてるだろうか。会いたいなぁ。
ちなみに。セブンイレブンのエクレアはおいしい。ナチュロのエクレアもよかった。
家でエクレアを食するときは、かならずバナナと牛乳を用意してからいただくがわたしの流儀。
ハーシーのチョコレートソースも一緒に置いておく。念のための保険だ。
昨夜も食べた。
ま夜中の贅沢。
ついでに。ロイヤルホストのパンケーキが大好きで、帝国ホテルのパンケーキの次に好きなのだが
先日ロイヤルホストで、おうちで作れる「ロイホのパンケーキミックス」を入手した。
今日、うちで作ってみたたけども。
お店で食べるほどはおいしくない。しょぼ~~ん。
あれがおうちで食べられたら素敵! と思ったのに。人生そんなに甘くないか。
それでも、気を取り直して、本日メイプルシロップを購入。またもやはまりそうな予感。
都議介入『不当な支配』 性教育授業 七生養護学校訴訟 地裁が賠償命令
東京都立七生(ななお)養護学校(日野市、現・七生特別支援学校)の元教師ら三十一人が、性教育の授業や
/東京新聞 TOKYO Web 2009年3月13日(金)
3年ほどこの裁判を自分なりに追ってきた。
勝訴になって本当によかった。
取材で“人間と性”教育研究所のT所長にお話を伺ったことがあり、
そのときに所長から初めてこの裁判の話を知った。
「スージィとフレッド」というアメリカ製だかの性教育用の人形がある。
きちんとお洋服を着ているのだが、脱がせると、性器がついている(射精はできたかな? 忘れた)。
素朴な感じのする布製の人形でなかなか愛らしく、家族が揃っていて、
子どもたち、お父さん・お母さん、たしかおじいちゃん・おばあちゃんまでいて、
性の違いはもちろん、年齢と性徴についても学べるような、よくできたものだった。
七生養護学校では性教育にこれを使っていて、視察に訪れた都議から
「行き過ぎた性教育」として、これらの教材を取り上げられ、非難されたという話。
そこに産経新聞が絡んじゃって余計手に負えなくなるのだ。
「過激な性教育だ。しかも“自慰は恥ずかしいことじゃない”と教わった男子生徒が教室で自慰をして、“だって恥ずかしいことじゃないって教わった”と言ったの言わないの……」
というのが都議側の言い分。
馬鹿おっしゃい、と言いたくなる内容だった。
教室で自慰をした、そこからさらに修正したり教えたりするのが性教育なんじゃないのか?
思春期の子どもに、養護学校だから自慰や射精を教えないって、おかしい。
別に過激でもなんでもなくて、性って誰かに教わらないといけないことじゃないのか。
正しい知識を教わる権利も義務もあるんじゃないのか……という憤り。
とにもかくにも、七生養護学校側が勝訴でよかった。
“人間と性”教育研究所に絡んで、マイノリティの性についてのセミナーに出席したことがある。
同性愛はもちろん、身障者の性、老人の性についてのディスカッションがあった。
同性愛は、マイノリティというには周囲に多すぎて、わたしにとっては日常だ。
同じように、老人の性も早く日常になってほしいと願う。
老人の性を、ないがしろにされているのを見ると悲しくなる。
汚いもの呼ばわりされるとつらくなる。
90歳のスキンシップのなにが悪い。老いらくの恋のなにが悪い。
みんな今のまま歳をとるんだぞ、見た目だけが年とってるだけだぞと、声を大にして言いたくなる。
唐十郎は「少女とばばあは紙一重」と言ったっけ。
と、大きく話はそれたけども。
性教育って、大事だと思う。
ちなみにわたしは小学校4年生のとき、学校で友達から初めて性交について聞かされた。
正確には「まりちゃんは、おとうさんの○○をおかあさんの××に入れて生まれたんだよ」
と聞かされて、それはショックで、
うちに帰ってから母に、
「本当なの? わたしは、おとうさんの○○をおかあさんの××に入れて生まれたの?」と、半泣きで尋ねた。
母はきっぱり、「いいえ、あなたは違います」と言った。シビレルなぁ。
◎東京地裁判決についての声明
http://www.news-pj.net/npj/pdf/2009/nanao-seimei_200903.pdf
新型インフルエンザ対策なしなら……首都圏半数感染の予想/2009年2月24日(火)
・
新型インフルエンザの死亡率って、「罹患したら6割」と言われていたから
これだと首都圏の人口の4分の1が死んでしまう計算(細かな計算ミスはおいといて。計算苦手です)。
・
愛知県で、ウズラで鳥インフルエンザ発生のニュース(28日だったっけ?)。
何万羽かが殺処分と聞くたびに胸が痛む。
・
と、ギリークラブで「インフルエンザ講座」だそうだ。
これはおもしろそう。行かねば。
「家族の最期、自宅でそばに」 仏、みとり休暇に手当
【パリ=飯竹恒一】余命わずかな家族がいる人を対象に、最大3週間の手当付き休暇…/2月19日(木) asahi.com
・
仏だけにね。
仏様のことはちゃんと考える。
なんてね。
新型インフルエンザ対策「家族帰国を」 駐在員にパナソニック
/2009年2月10日(火) asahi.com
・
先週の金曜日、通勤途中のNちゃんが電車の中で気分が悪くなり、そのまま病院に行くことになった。
病院ではまず、マスクをさせられた(患者全員マスク義務)。
そしてインフルエンザとノロの検査はマストだったそうだなのだが
結果待ちのおよそ2時間、8畳くらいの広さで場所にベッドがぽつりとあるだけのところに、
隔離されていたんだそうだ。
現場は戦々恐々としているのがわかる(幸いにも彼女はシロだった)。
・
東京の車内吊り広告には、たぶん今週あたりから、「インフルエンザの防ぎ方」なるものも登場。
気合い入ってるよなぁ~と思って眺めていたけれど、病院の現場はさらにシリアスだった。
そこへきてこの記事。
「パンデミックに備えて……」、そら恐ろしくはないか?
・
しかもなぜ、今年の9月なの? 来冬がもっともヤバイということなのか?
「おっ、風邪かな」くらいの
38度も発熱のないインフルエンザも、多く発見されているそう。ご用心、ご用心。
食害起こすバッタの大変身、関連物質判明 米科学誌
【ワシントン】ふだんは無害なバッタの仲間が大群となって食害を起こすとき、神経系でセロトニンと呼ばれる物質の濃度が3倍に上昇/2009年2月3日(火) asahi.com
・
セロトニンとうつとの関係性はすでにわかっていること。
セロトニンは、交感神経にはたらきかける「目覚めのホルモン」とも、
心を落ち着かせる「癒しのホルモン」ともいわれる。
不足してくるとうつ病を引き起こし、
自殺した人の脳を調べると、セロトニンがほとんどない……という、ちょっとコワイ話もある。
で、そのセロトニンの増量が、バッタの集団化を引き起こす。
「緑から黒に変わったブラックバッタたちが暴徒化する」みたいな悪いイメージだけど
バッタ主体に考えたら、危機を覚えたときに神経を高揚させて生き延びる術とする、
みたいなイメージなんだろうか。
・
うつと食べ物の関係はまだあまり知られないが
その研究をして、効果を上げていらっしゃるクリニックの院長と管理栄養士に、
取材をさせていただく機会があり、かなり興味深かった。
乱暴に要約すると、「うつ病は食生活で改善できる」というものだ。
・
セロトニンの体内合成がカギなのだが、セロトニン自体は食べ物に直接は含まれない。
これを作る原料になるものがアミノ酸の一種である「トリプトファン」で、
こちらは食品に含まれる。
体内でセロトニンを合成するためには、まずトリプトファンを摂取すること。
つまり、必須アミノ酸が充分含まれた高タンパク食品を摂ることがカギなのだが
炭水化物と一緒の補給することで、トリプトファン→セロトニンの吸収が高まるのだそうだ。
ビタミンB群やマグネシウムもセロトニン合成のポイントになる(『うつは自分で治せる』渡部芳德 山口律奈著/主婦の友社刊 1300円+税 より)。
・
野菜をいっぱい、ビタミンいっぱいの暮らし、つまり正しい食生活は、うつにも有効のようで。
ブラックバッタを通じて、からだにいい食事を思い出しちゃった。
毎日、正しく食べてます?
〈ヒアルロン酸〉しわ取り自己注射ダメ 後遺症残る例も
/2009年1月10日(土) 毎日jp
・
驚いたのでついアップ。
ヒアルロン酸注射はわたしだって充分心惹かれた。
クリニックのアンチエイジング科や美容クリニックなんかでやってる
ヒアルロン酸注射は充分魅力的だった。
周囲で実際にやってる友人もいたし(クリニックで)、
恐ろしいところではインタビューに伺った先で
「さっきボツヌルス菌、注射してきたのよ~。だからうまく笑えなくて」なんてこともあった。
……たしかにお美しかった。
みなさん美しくなること、アンチエイジングには、とても積極的だ。
わたしだってきれいになりたい。シワもシミもタルミもイヤイヤ!
やらなかったのは、アレルギー体質に対する不安が大きい。
・
一方で、女性の美しさの基準が、ものすごくステレオタイプなのが気になる。
体型も、セックスも。
消費優先の情報から生み出される、激しく画一化された「いいもの」「美しいもの」「すぐれたもの」。
該当しない女性たちへ向けたコンプレックス産業は廃れることがない。
化粧品のポスターの女性の肌は、シワひとつなく美しい。
ただね、完全無欠に美しい女性の顔なんて、今日日写真で作るのは超簡単。
ねつ造じゃなくて、修正で。
ファンデーションのポスターがきれいなのには、理由があるんだから、惑わされてはいけない。
そしてあのポスターは、いくら修正入ってても、「薬事法」にはひっかからない。はず。
・
今回のような美容系のトラブルが表面化するのは珍しい(個人輸入というところがカギなように思う)。
ファンデーションをはじめとした、一般の化粧品が引きおこす女子顔面黒皮症にしても、
そこまでには至らない色素沈着被害にしても、ほとんど報道されないのが現実。
ちなみに、国民生活センターに寄せられる消費者の「危害情報」によると、
ワースト1は「エステティックサービス」。ワースト2「医療サービス」。
3位が「化粧品類」。このへんは毎年の常連さん。
化粧品の皮膚障害、思いのほか多いんだから……。
いっそのこと化粧品も、煙草並みにハイレベルのPL法を徹底したら、被害は減る?
・
たとえば。
紫外線はメラニンを刺激して、シミの原因をつくる。皮膚がんを増長する。たしかに。
でも、日焼け止めクリームやファンデーションに含まれる紫外線吸収剤は、それ以上にコワイ物質かもしれないのに、長期臨床は得られない(少なくとも30年単位の臨床をわたしは知らない)。
日焼け止めクリームが珊瑚礁に深刻な被害をもたらしているらしい、なんて報告もあるんだけれど。
ただ、たとえば今、「日焼け止めクリームってあぶないよ」って言っても
女子のなかでは完全マイノリティだし、逆に紫外線の危険性について諭されたりして。
・
こうなるともう、自分の感性を頼りに世の中渡っていくしかないですな。
危険か、危険じゃないか。
それから、美しいか、美しくないか。
画一化の呪縛から、すべての女性が解放されますように(わたしも)。
わたしは、わたしのままでいい。
ネギはチンパンジーにも効く 風邪予防に福岡の動物園
2009年1月8日(木) asahi.com
・
「今はハチミツ漬けのキンカンも与えている」のくだりを読んで
電車のなかで思いきり吹き出してしまった。
・
たしかに、ネギは風邪によく効く。
風邪っぴきかなと思ったときに、長ねぎの焼いたのをそのままガシガシいただくと
あら不思議。おさまっちゃったりするのだ。
白ネギ、玉ねぎ、青ネギ、にら、このへん全部、めっちゃからだによく
体調をよくするもの。アリシンの影響だと思う。
アリシン。「アリナミン」のルーツは、このアリシンにある(あぶない、ダジャレをやるところをぐっと我慢)。
・
ところが、猫にはネギ類は中毒物質。命にかかわることもある。
うっかり間違えてあげないように、くれぐれもご注意。
タミフルが効かない? 今冬、要注意
/MSN産経ニュース 2008年12月20日
・
「なんだ~、やっぱりこの冬も、新型なんてこないんじゃないの?」
なんて、わたしがのほほんとお茶を飲んでいる間にも、
日本のどこかで必死に新型インフルエンザの蔓延を阻止しようと努める人たちがいて
「今年も流行らなかったじゃん」は決して偶然ではなく
その人たちの不断の努力によるものかもしれないんだな、と考えることがある。
たぶん、おそらく、そのイメージは大きくはずれていないはずなんだ。
平和を必死で支えている人たちがいるわけですよ。
政治家とか自衛隊とか警察とか消防署とか、わかりやすいところ以外でも。
・
タミフルに耐性をもつインフルエンザですって。
まずいじゃん、新型。
インフルエンザウォッチャーとしては見逃せないネタ。
とはいえ、対策はとにかく、手洗いとうがい。あとは自分の抵抗力を強化することのみ。
ビタミン摂取で抵抗力強化。
CとB2あたりがとくに有効と信じている、今冬マイブーム。
・
・
2009年2月11日現在、タミフルの耐性ウイルスは、研究室で確認されているもので
市井で確認されているものではないそう(NHK 2月11日放映「ためしてガッテン」より)。
リレンザは研究室内でも効いている。タミフルとリレンザは、基本同じ成分だが、リレンザは吸引式になる。
発症から48時間以内の服用が効果的。
飛沫感染ではなく、空気感染に近い。
換気をしない空間では、飛沫から飛んだインフルエンザ菌は、その空間で9時間生きている。驚愕。
いや~、放送も熱いなぁ、インフルエンザ。
1人感染で都道府県単位の学校閉鎖 新型インフルエンザ
/2008年11月20日(木) asahi.com
ホテルスタッフのみなさんは、徐々にインフルエンザの予防接種を始めていらっしゃる。
「今年の注射はものすご~~く痛い」らしい。
毎年「やんなきゃな」と思うものの、結局せずに終わってしまう。たぶん、今年の冬も。
15年くらい罹患していないから、なんとなく怖さを忘れている。
・
去年、来る、来ると怯えられていた新型インフルエンザは幸いなことにこなかった。
「オオカミが来たぞ!」と叫んで、オオカミは来なくて
なんだか子どもの頃に読んだ童話を思い出すけれど。
でも、その威力を、恐ろしさを、わたしたちはちゃんとわかっていないと思う。
ごく一部の人たちだけが知っている。それで、このニュースみたいなことになっている。
1人罹患者発見で、都道府県レベルの学校閉鎖。並大抵じゃあ、ない。
鳥インフルエンザの変形の新型インフルエンザは、人に感染し、人同士で感染し、
多くが死に至るほどの猛威をふるう……らしい。
2008年秋の国立感染症研究所の発表だと、罹患した場合のヒトの死亡率は60%以上。
最強のウイルスといわれている。
12月、すでに香港では、発生した鳥インフルエンザのなかに
「新型」が発見されてしまった。
奇っ怪な事故が起きていながら、「タミフル」が流通し続けるのも
あれが唯一に近い特効薬になるからだ。
・
香港。お隣ですよ。すぐですよ。
以下、12月2日のニュースより。抜粋(asahi.com)。
みなさん、お気をつけて。外出後は、手洗い、うがい、ですよ。
そして予防接種。それしかないんだから!
・
国立感染症研究所感染症情報センターは2日、インフルエンザが…
おっぱいに内臓脂肪減らす効果 ライオン、商品展開検討
ラクトフェリンのき記事。/asahi .com 2008年10月10日(金)
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結果を導き出すための、企業の研究というのが、少しばかり「?」な気がしないでもない。
けれど本当だとしたら、美容・健康系の次期ヒーローは、ラクトフェリンに決定かな。
・
ラクトフェリン。ライオンはサプリで出している。
ヨーグルトで出している森永乳業のほうが、おなじみかもしれない(コンビニ扱いあります、たしか)。
森永乳業は漁夫の利というわけですな。
まだそんなに食指が動くわけではない。
それにしても、恐るべし、タンパク質。まだまだ全体を解析できていないのがスゴイ。
・
・
さて、たわむれに、ここ3年のマイブームだった美容・健康系栄養成分&食品を、時間順に並べてみた。
けっこうあるじゃん。
・
△はハマって以来、そんなに積極的には続いていないもの。忘却の彼方かといえば、そうでもない。
○はなんとなく「効いている」感じがするもの。ゆえになんとなく続いている。
ただ、性格的に「毎日なにかやる」というのが絶対無理なようだ。
ぼんやりしながらなんとなく続けられるものがいいなぁ。
・
【栄養成分】
○ビタミンC……今日も飲んだ。風邪への対抗馬としてはもっとも効くし、この即効性は、もはや暮らしに欠かせない。
△アシドフィルス菌(乳酸菌の一種)……一時期、アシドフィルス菌の乳酸菌を探していたなぁ。この頃から、腸内フローラとか、腸の改善に興味をもつ。
△プラセンタ(胎盤由来物質)……賛否両論のボーダー物質。これは某化粧品メーカーの仕事をしたときに購入したりいただいたりしたものが、まだいっぱいあって……。
△イソフラボン……疑似女性ホルモンといわれる物質。「お肌をきれいにする」をはじめ、うれしい効果はいっぱいだが、「精子殺傷成分かも」などのマイナス面の研究報告もある。
△コラーゲン……毎日、きちんと摂取できるならたぶん効果はあるんじゃないか。ただ、結構な量が必要だし、食事で摂ると間違いなくカロリーオーバー。
○コエンザイムQ 10……世間と比べて、ずいぶん遅いマイブームなこと!
○ビタミンB……細胞を進化させるには、やっぱりこれ。ターンオーバーと摂取のタイミングがカギなのか!?
現在の摂取は、キョーレオピンで。C系やコエンザイムのサプリにも含まれることが多い。
○葉酸……妊娠初期期の女性に欠かせない栄養素。じつは厚労省のホームページにも載っている。どんな効果なのか、いまだもってよくわからない。新しく細胞作るときには欠かせない。大麦若葉(青汁)だと、なんなくCと一緒に摂れるのがいい。
△ヒアルロン酸……細胞を保湿するための成分。サプリで。ただし食べて結果を出せるかというと、甚だあやしい。
○L・カゼイシロタ株(ヤクルト菌、乳酸菌の一種)……自宅でも、事務所でも。ヨーグルトを1日500ml食べる代わりに、「ヤクルト400」でフォーロー。
ヨーグルト1日500ml摂取で、病気知らずなんですよ、みなさん。
【上記以外のもの、食品】
△ミツバチ副産品……ハチミツ、プロポリス、ローヤルゼリー、それかから時にはポーレンも。ハチミツは、もちろん食べてよし、古いものなら肌や髪に塗っても。
ハチミツMOOK作って以来、ずっとなんとなく気になるもの。
△寒天……今も冷蔵庫にところてんは常備。当時は「お茶に寒天」までやってたけど……。
ローカロリーもさることながら、圧倒的な繊維質が見逃せません。
△唐辛子……これで痩せるとは思わないけれど、七味で代謝はそこそこ上がるような気はする。
・
上に共通したなんとなくのテーマは、
■代謝の改善(細胞のターンオーバーを含めて)、代謝力アップ
■抵抗力アップ
■腸環境改善 という感じか。
またオモシロイ出会いで、どんどん旅を続けます!
産科医に無罪判決。帝王切開での女性死亡事故 福島地裁
/2008年8月21日朝日iモード
今日、検察側が控訴しない方針を決め、裁判は終結。
産婦人科医師の無罪が確定した。
「胎盤を無理にはがした」ことが争点になったが、現状の医療現場では、このような場合にはよくとられる処置(らしい)。
控訴するだけの臨床が見つからないというのが、控訴断念の理由だそうだ。
・
気の毒な事故だと思うが、正直、これが有罪ならばもう、だれも産科の医師になんてなりたいとは思わないはずだ。
わたしたちは、お産を甘く見過ぎている。
母子ともに健康、は、決して当たり前のことではない。
いつだって危険と背中合わせだ。
・
今から10年ほど前に、すでに「産科の医師が不足している」状態が始まっていたのを、産婦人科医師の取材を通じて知った。
大病院から産科が消えていく。
医師を志望する人にとって、産科の医師のリスクは高すぎるからだ。
ほんとうは生死と背中合わせのところにいるお産の危険を、世間は認識しない。
ほかの科に比べて、クレームの多さ・深刻さは比較にならない。
診療費は安い(周産期治療の診療費に比べて、不妊治療の診療費の高さはどうだ)。
出産を扱うよりも、不妊を扱うほうが、実入りは多い(儲かる!)、クレームは絶対的に少ない(不妊治療医師は、患者にとっての神様だもの)。
産婦人科を目指す若い医師たちは、産科よりも婦人科へ、そして不妊治療へと流れる。
周産期治療の崩壊だ。
・
背景には、医療が進歩した日本の、お産の安全神話がある。
確かに、新生児の死亡率は、世界的に見ても非常に低い(日本の産科は優秀なのだ)。
けれど、日本で、お産で死亡する率は、交通事故で死亡するのと、ほぼ同率くらい。
結構な確率じゃないだろうか。危険とはいつも隣り合わせなのだ。
今回の事故が「有罪」になってしまったら、ほんとうにだあれも
産科のなり手がなくなってしまうよ……と思っていた。
・
もしも自分の身内が……と思うと、身震いせずにはおれないけれど、それでも。
事故は事故にしないと。これを事件にしてはいけないと思った。
そんなことになったら、ほんとうに、今にだれも、産ませてくれなくなるよ。
・
お産のリスクの数値をわかりやすく書いてある医師のコラムを見つけたので
下に紹介しておこう。
・
・
女性の健康・50話:第26話 出産時のリスク
(阪大病院周産期母子医療センター産科病棟医長記事)
/毎日新聞 2007年9月23日 大阪朝刊
走る人は若い? ランニングは老化を防ぐ、米の大学が調査
ランニングの習慣に老化を遅らせる顕著な効果…/2008年8月16日14時46分 読売新聞
・
運動が大切だということは耳学問でわかっているつもりなんだが
有酸素運動というのは、酸素はつまり、結局からだを酸化させることにはならないんだろうか。
このへんが実はまだ、よくわからないでいる(「運動は寿命を縮める」説も読んだことあるぞ)。
ただ、「わからない」ことをいつも抱えていたら、ニュートンがりんごを落ちるのを見て万有引力の法則を発見したみたいに
いつかはらりと疑問が解けることもあるんじゃないのか。期待したい。
・
ところで、デザイナーのO氏はいつも、ストレッチしてからだをほぐしてからでしか眠れないとおっしゃる。
そんなものかなと思ったけれど、マネしてやってみたら、これが結構気持ちがいい。
今までわたしは、意識的にからだを動かすことなんてまずなかったんだよな。
・
さらに事務所のしょうちゃんに(←ダイエットライバル。ただ最近、ぶっちぎりで抜かされてる)、
「骨盤まわすだけでかなり痩せるんですよ」なんて骨盤ダイエットを吹聴されて、
実際に見よう見まねでやってみると、
ダイエットはともかく、ここ最近深刻だった腰痛がグッとラクになった。驚き。
なにはともあれ、運動って大事なのね を身をもって感じる今日この頃。
酸素は別にして、骨と筋肉をしなやかに保つこと。
・
からだを健康に保つには、言及していくと代謝と免疫力につきるのだ、という話を伺ったのは、腸の権威、W先生から。
結局、運動って代謝につながるんだよな。
・
先月だったか、2度目にW先生を取材させていただいた際の取材メモを読み直し、「朝食にレモン3個」の記述を発見(忘れてた)。
クエン酸を朝一番で摂ることの効用なのだが(「夜中に原稿中の梅干し」はよくやる)、
さっそく今朝からマネしてみた。
グレープフルーツ1個とレモン2個に、少々アレンジ。さて、いつまで続くか。
ビタミンC、マイブームなのだ。
糖尿病治療に「適度な空腹」必要 東大などマウス実験
2型糖尿病快癒に、適度な空腹が必要
マウスの実験で、たんぱく質IRS1は空腹が続くと増え、血糖値を下げるインスリンの働きを仲介していることをつかんだ。
IRS1量はほぼ一定、食べ続けることで肝臓には脂肪がためこまれる。2型糖尿病患者に高血糖と脂肪肝が同時に起こる原因とみる。
共同研究者の門脇孝・東大教授「間食をせずに3食リズムよく食べることが大切」 2008年7月2日(水) 朝日新聞
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今手がけているのは、腎臓病予防メニューなんだが(今週撮影予定)。
健康誌IPPOの編集長と電話で打合せをしていると話がどんどん広がって
「朝日の今朝の記事見ましたか」と編集長。それが上記。
ちょっとわかりにくいけれど、つまり、空腹を感じることが健康にいい……糖尿病のみならず、脂肪肝まで防げることになると、そういう話。
病気ヲタの編集長曰く「すべての成人病の原因は、過食と喫煙につきる」。
百戦錬磨の人なので、言葉に重みがある。
「だからマリさん、ポテトチップスとチョコレートはほんっとに即刻やめなさいよ」
きついお言葉。夕べからシャービックにはまっていることは、口が裂けても言えない。
「それから、タバコ。ちゃんと止めてるの?」
「あー、はい。今週中にはきっとですね。たぶん」
「あなたね、ほんとうに今に死にますよ」冷静に指摘され。少々凹んだ。
彼は、3年前にわたしが二度目の子宮内膜症の手術で入院しているときに入院先を訪れ、
「で、この企画はどう思う?」と普通に詰め寄ってきた不思議な方。
以来、お仕事をご一緒させていただいている。わたしがリスペクトする編集者のひとりだ。
・
・
せめて、空腹感を大切にしてみようと、軽く心に誓った7月のラプソディー。
・
さて。空腹がコワイのは、20代のころの十二指腸潰瘍の名残り。
あれは空腹になると胃が痛み始める。いつも満たしておかないと。
病名を見立てた先生は、上から下までわたしを眺めて
「ねっ、だから十二指腸潰瘍は痩せられないの。あなたみたいに」とのたまった。冷静に。
・
もうひとつが、小学校三年生の頃、仙台で花火を観に行ったときのこと。
親に「お腹がへった」が言えなくて、我慢して我慢して我慢して我慢して
終いに腹が痛んでたまらなくなり、うちに帰ってももうなにも食べられず、
その晩熱を出して寝込んだことがある。
あれを思い出しちゃうのだ。空腹はコワイというのが記憶に焼き付いている。
なぜ言えなかったか?
兄曰く、わたしは「外弁慶」だそうで、当時、学校の友達がうちに来たときに
「お前はそんなに活発だったのか」とえらく驚かれたことがある。
えへ。じつは内気な子どもだったのだ。
・
とにもかくにも、そんなトラウマは乗り越えて。
空腹感を生命の輝きにかえ、慈しむ者になろうと思う。
・
・
・
どうしよう、痩せてきれいになっちゃったら。