それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
5月10日、母の日。
今日は亡き佐世保の母の誕生日でもある。誕生日と母の日が重なるのは珍しい。
今年のはじめ、容態は悪かったけれど、奇跡が起きて元気になってくれたらいいと思いながら
手帖に誕生日を記した。本当は75歳のはずだった。
と、ウィキペディアで調べてみたら、メキシコとエルサルバドルとグァテマラでは
毎年5月10日が母の日なんだな。
母に教えてあげたかった。
うちに帰って仏壇に挨拶したら、夫が買ってきた
白いカーネーションが一輪供えてあった。
とても寂しかったけれど、とてもその場に馴染んでいた。
ああこういうことなのか、だから「白」なんだと合点がいった。
「お母さんが亡くなっている人は、白いカーネーション」と、子どもの時に知ったときは
なんだかせつなくてさびしくてたまらなかったのだが
仏壇のカーネーションは凛として清々しく、美しかった。
息子の選んだ花に、母はことのほか喜んでいるようだった。
そうそう。5月10日は、黒猫のタンゴの12回忌でもある。
はやいなぁ。
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