それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
たとえどんなに視力がよくても、あるものをすべて見られるわけでは決してなかろうから
ちゃんと見えることに対して執着しない。
クリアでなくても、ただぼんやり眺めているのはキライじゃない。
とくに高円寺に戻ってきて、ベランダから西の空が気持ちよく開けて見えるので
時間がありさえすればぼーっと眺めている。「UFO来ないかなぁ」、なんて。
「お年頃」なので、相応に手元は見づらくなっていると思うけど
訪れ方は緩やかなのがありがたい。
もともと視力はかなり悪い。駅の表示板なんかも、間近に行かないと見えなかった。
コンタクトレンズを入れて両眼で0.7を切るくらい。
もっと矯正視力を出すこともできるはずだけど
「PC画面を見るのにいちばん見やすいところで合わせてください」とお願いして久しい。
「ホントにいいんですね。遠くは見えませんよ?」と言われるけど、構わない。
見えないものはあっさりあきらめる。ある、と、誰かが教えてくれるからいいんだ。
そのかわり、画面を20時間見ていても疲れないのがいい。
校正紙を見るのに、飽きることがあっても、疲れたりはしないのがいい。
そこは譲れないところ。
ぼんやり遠くを眺めることが効を奏したのか、
この間使い捨てコンタクトレンズを買いに行ったときに視力をはかってもらったら
ものすごくよく見えるのにびっくりした。
視力を聞いてみたら、両眼で1.2以上出ていて、さらに驚いた。
「老眼が進むと視力がよくなるとか?」と聞いけど、そんなことはないそうだ。
かくして私は今、人生でいちばん視力がよくなってる、48歳。
子どものときから「遠くを見なさい!」とドヤされてきたけれど
ホントだったのか、あれ!? と、密かに驚いている。
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