それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
吉祥寺アトレの週替わりのおいしいもの市「コトイチ」に
また大分の鶏めしがやってきた。
大分でとり天が有名らしいというのを知ったのは
5年前くらいのことだ。それまで認識がなかった。
帰省したときに「とり天って有名なんですか?」とタクシーの運転手さんにきいたら
「そうねー。駅のそばのあの店とかこの店とか、人気みたいねー」
とおっしゃっていた。同様に鶏めしも人気らしい。
もう20年前になるかな、父がまだ存命で北九州の折尾の病院に入院していたとき
大分~折尾を通っていたのだが
母が折尾駅の駅弁「かしわめし」が好きだと言ってよく買っていた。
母が子どもの頃から大好きだったそうだから、
かれこれ75年くらい前にはあったことになる。
……探してみたらあった。
http://tochikuken.co.jp/product/
これこれ。三色で斜めになってるヤツ。
だもんだから、大分で鶏めしといわれても、はじめピンとこなかったんだよな。
そんなことを、お昼に大分の鶏めし食べながら考えていた。
そういえば、子どものころ、ばら寿司のときにおかずはなかった。
ふつうにそういうものだと思っていた。
ご飯におかずが混ざっているんだから、おかずはいらない、って。
かしわめしだって同じだ。
ところが大きくなって、ふつうはおかずもあるものだと知って愕然とした。
……うちが貧しかっただけなのか? おかーさーん!!
大人になって、人と暮らすようになって
ばら寿司にご飯がいるなら、シチューのときにはお味噌汁もいるんだろうと、
気を利かせたつもりが
「シチューにお味噌汁はいらない。汁物がかぶっている」と指摘されて、びっくりの二乗。
子どもの頃、食卓にシチューが出たことはなかったから
知らなかったんだよねぇ。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
"かしわめし追憶"へのコメントはまだありません。