それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
今年もまた桜の季節がやってきます。
先週いそいそと、一筆箋を桜バージョンに衣替えしました。
咲いている間、できれば毎日でも花を見たいと思います。
今年はどれくらい見られるかしら。
年に一度、桜の季節がきます。
110才くらいまで生きるとして、さくさく動いて桜を見る機動力が持てるのは
あと50回くらいなんじゃないかしら。
と思うと、今年会える桜のことを、いろいろ考えます。
さまざま出かけるのもいいし、でも身近な桜とたくさん話すのもいいし。
ずっと思い描いている夢があります。
ひとつは、吉野桜を一か月間眺め続けること。できれば「桜花壇」がいいんだけど。
ずっとお山にこもってね。金峯山寺(きんぷせんじ)の蔵王堂に毎日お参りするんです。
金峯山寺は、わたくしのヒーロー、役行者が開いたお寺です。
蔵王権現を感得した役行者が、桜の木に蔵王権現を桜の木に刻んだことから、
桜がご神木とされてます。
*吉野は奈良県にあります。
吉野から熊野の山々が、古くからある日本の山岳信仰の聖地のひとつ。
熊野の那智の瀧を見下ろす青岸渡寺も、役行者開基のお寺。
役行者は修験道の開祖です。
吉野の桜は、山桜。日本にむかしむかしからある桜です。
花は桜、桜は吉野の山桜。
今、さまざまな場所にたくさんある染井吉野は、
江戸の染井の植木屋さんが、吉野桜をイメージして品種改良してつくったといわれます。
宝くじの売り上げで、いろいろなところに植えられるのが染井吉野です。
染井吉野の寿命は60年ほどといわれますが(これも状況が変わってきている模様。弘前公園の例もあるし)、
山桜は千年生きるものもあります。それでいて、環境の悪化にはとてもデリケートです。
山桜は花といっしょに、赤みをおびた葉も出るところが特徴的です。
独特なやさしいたたずまいをいています。
そうそう、2つめの夢は、桜前線にあわせて、日本中を旅することです。
沖縄の寒緋桜から、弘前公園の染井吉野まで、各地の桜をずっと旅したい。
桜のことだけ感じながら、考えながら、ずーっと。
いつかできるような気がしますよ。
そのために生まれてきたような気もするな。
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コメント
あらら、こちらはもう少しスケールの「小さい」夢を綴っておりました。
山桜、いいですよね。
素敵すてき!


マリさんの夢がかないますように
othumさん、奇遇ですね。
角館はとても行きたい桜のひとつです。
弘前公園はもちろん行きたい!!
奇跡のソメイヨシノ。
今日もどこか、桜をみてこようと思います。
いい季節ですね。
akechan、どうもありがとうございます。
応援うれしいっ!!
かないますように!!♪───O(≧∇≦)O────♪
桜に対して、あまり夢を抱いた覚えがありません。
充分満足しているからかなぁ、って、思う。
すぐお隣の、氏神様の境内に桜があって、自分の窓から、毎朝眺められる。そうしたければいつでも桜の下でお昼御飯が食べられる。毎年、幹から直接出ている蕾を近々と眺めて、桜のあわい匂いも堪能して。携帯で撮って、その時々の友達に送って。
毎年、連れ合いとどこかしら近所の桜スポットに行って。
180°の多島海を眺める丘の稜線で桜に囲まれてみたり。
だから、満足。
あぁ、東山魁夷の「花月夜」を、生で見たいかなぁ。(モデルになった丸山公園のしだれ桜の方は、あまりにも人が多そうだからいいやと思う。)
今、新しい夢を抱きました!
いつか、マリとお花見がしたい。
マリのいれた、おいしいお茶を飲みながら。
ちょっと。
うらやましいぞお!!
すてきね、すてきね。
窓から見える境内の桜!!
お花見、いいね。
じゃ、桜前線めぐりは岡山にも行くからね~。お茶いれます。うふふ。