食の好みと前世と

2013年3月16日 (土)

人の性格は、育ってきた環境によるものが大きいというのが定説ですが
もって生まれたものもあるといいます。
わかるような気がします。
たとえば食べ物の好みにしてもそう。生まれもっての「好き」があります。

私は玉子が大好きだし、海苔とチーズも好きでたまりません。
どうして好きかというと、もちろんおいしいからですが
なぜそれをおいしいと思うのかについては、よくわかりません。
食べてこんなにしあわせな気持ちになる理由がわからないし、飽きないのも不思議です。

育てられた環境というよりむしろ、
はじめに食べたときから、おそらくは先天的にすでに好きなわけです。
大げさにいうと、食べるとからだ全体が喜ぶ感じがすることがあります。
好きの向こうのこの感覚がどこからくるかのか、よくわかりません。

そうだ、海苔食べながら瞑想したら、前世まで遡れるんじゃないか。
なんてったって、海苔はヤマトタケルの時代から
チーズは「蘇」として奈良時代から、あるそうですからね。
そんな記憶と自分の好みがリンクしていると考えると、ちょっとロマンチックです。