それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
常用漢字の新顔たち
常用漢字の追加が朝刊に掲載される日だったので、朝からワクワク。
新聞を開いて、「ほほぅ~」。新鮮~♪
なじみの字がほとんどで、「これ、常用じゃなかったの?」というのも結構多い。
「鬱」。来ましたね。
時代をもっとも反映しているのが、この字の追加じゃないだろうか。
だからといって「鬱病」という表記はしないだろうな。
「うつ」の表記にすっかり慣れちゃってる。
ひらがなって、カワイイし。重たくない、深刻ぶりが薄れるのがいい。
「鬱」の字は梶井基次郎を思い出す。高校のとき「檸檬」とともに懸命に練習したなぁ。
ボードレールの『パリの憂鬱』くらいは書けなきゃ、な気分だったのだ。
試験なんかじゃない。ただ書けるようになりたかっただけ。
梶井基次郎が好きだったから。それだけ。……証拠に、「薔薇」は練習しなかった。
読み方の変更も興味深く眺めた。
「私」が「わたし」に変わってる(従来は「わたくし」)!!!
「要」。これももはや開くほうが(かなで表記する)わたしは好きだなぁ。
「癒す」は「やす」送りに決定だよ、げっちゃん!!!
このあたりは執筆&校正頻度が非常に高い文字である。
ところで、やっぱり「李」はなかった。
浄瑠璃の「璃」の字があるのに、なんで「李」がないのよう。
なかったけれど、人名用漢字には入っているのでセーフです(*^_^*)
歌舞伎、浄瑠璃……日本の伝統芸能を重んじたい気持ちが伝わります、今回の追加文字。
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コメント
「嵐」は入りました!
っていうか、いままで常用漢字ではなかったの? って意外と多いことに驚きますね
「嵐」って、そうかぁ、やっぱりアラシだからかぁ…と思ってましたけど。
五十嵐さん、嵐入ってますね。
おほほ。おほほほほほ(倭姫風に)。