それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
軍手にリュック…掘り出し物どこだ 有田陶器市始まる
107回目を数える「有田陶器市」が29日、佐賀県有田町で始まった。…4月29日(木)asahi.co m
とてもいいお天気の5月1日。
GWは真っ盛りで、高円寺では大道芸のフェスティバル……これ、3年目だっけかな。
けっこう盛り上がっている。
人だかりのパル商店街の入口にある陶器屋さんが、閉店セールをやっていた。
えっ、閉店!? と思ったのもつかの間、
全商品50%オフのチラシに、吸い込まれるように店内に入っていった。
20年前から欲しい、大倉陶園のモーニングカップはないかいな……と、まず物色。
あったら即買いなんだけどなぁ。残念。
へこまず、店内の人混みにまじって物色。さほど迷わずに有田の手描きのご飯茶碗を購入した。
50%オフで、2つで1万円だった。ふふふ。もう50年は大事に使っちゃう。
ご飯茶碗は、この間有田に行ったときに、深川製磁で「アルテ・ウァン」を2個購入したところだけど(ご飯でもスープでもカフェオレでもいけそうな、すてきなボウルです)。
いいのだ。ここで会わなかったら、二度と会えない気がしちゃうんだもの。
墨はじきの銘々皿揃えにもかなりそそられたが、揃いの分、高い。高いけど揃いなのだ。
ばら売りしてくれるなら即買いだけど、5枚はいらない。
同じ5枚なら、違うお皿2組のほうがいいもの。揃いなんて発想がつまらない。
でも「墨はじき」という言葉に、佐賀の先生方の顔がふわっと浮かんだ。
お休みでもないのに、気分はパラダイス。
本当はね、有田の陶器市に行きたい。リュックしょって行ってみたい。
先日仕事で、陶器市前の有田にお邪魔する機会に恵まれた。
静かな町は、陶器市を前に、少し浮き足立って見えた。
先生方のお話のすばらしかったこと。これまた宝のような時間だった。
この機会を与えてくださったクライアントに深く深く感謝。
いいものつくるように、頑張ります。
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