それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
色のバリアフリーへ20色 色見本、デザインに活用
←よく使われる色づかい(上)と、誰でも見分けやすいように考えられた色(下)。厳密な色再現ではない=伊藤准教授提供
誰でも見分けやすいように工夫した色見本を、東京大や日本塗料工業会などが作った。色覚障害や白内障の人のほか、一般の人にも色を実際に見てもらい、2千色以上から20色に絞り込んだ。塗料用に続き、印刷インキ用の色見本も近く完成、デザイン業界などで使ってもらう予定だ…/2009年6月9日(火) asahi.com
とても素敵な話。
みんなが便利になる、やさしい世界。
美しさと便利さと機能性とやさしさと、全部兼ね備えたもの。
プロダクトデザインが素敵なのは、そういうところじゃないかな。
マイブームは、グレー文字なんだけど。
最大公約数にの心とからだに、きちんと届くものをつくりたい。
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コメント
色覚障害や白内障の身になったことがないので、このニュースから、障害のない人と同じ公共施設などでの色彩が適用できるか?が問題点ですね。病院などでも使い方では、健常者には、疲れる色かも知れませんし、かなりの研究が必要な分野だと思います。中学生の担任教師(音楽担当)が色覚障害でしたから。生徒たちで知る者にとっては、色に関しての話題や質問は暗黙の気遣いがありましたからね。
街全体のカラーコーディネートも必要である。」と。
色彩ではっきり見える色が精神的に心地よい色とは言えませんし…
色彩学の先生が言っていた言葉を思い出しました。「世界中で一番色彩的に恥ずかしい街は日本の秋葉原だ!特に夜のネオンね
色覚が人間の精神に与える影響は大きいですよね。一年前、悲惨な事件が秋葉原で起きた時、犯人の中で、あのハチャメチャな色彩の中で犯罪のスイッチが入ったとしたなら…と考えてしまいました。
特に日本人の持つ伝統的な色彩感覚は、欧米諸国のアートにも影響を与えています。
ニュースの本質から離れたようですが、色覚障害のみならず、障害者とそうでない方々との共存は極めて、難しいことだらけです。
うなってしまいました。
陰で研究している方は、ちゃんといらっしゃるんだなと思って、うれしくなったのであります。
DICの色見本って、仕事で使うものだけに、「へ~、そんなことも考えてるんだ」と感心しちゃいました
>色彩ではっきり見える色が精神的に心地よい色とは言えませんし…
たしかにそうですよね。
豊かな色世界は(例の5000色色鉛筆とか?)不滅だと思います。
世界がある限り、きれいな色の数は数限りないですものね。
きっとユニバーサルとか、バリアフリーカラーって、見えなくちゃいけない色、困る色、
たとえば非常口の緑とか(これ、なるほど!と思いました)、工事の印のコーンとかに重宝するかと思います。
信号の赤・緑も、徐々に変わるかもしれませんね(税金、かかる!)。
便乗して、どこぞのコンビニのロゴ色が変わるとか……まで広がればちょっと面白いけど