それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
若者よ、まず電柱に登れ……北陸電力の新人研修
北陸電力(富山市)で20日、高さ14メートルの電柱に登る新入社員の研修が同市内であり…/2009年5月20日(水)
お世話になっているエディトリアルのデザイン事務所が、
このDTPの世にあって、新人社員に、
デザインアップに入稿用の指定をいちいち手書きさせていた。
このご時世では、作業の流れから言うと、それは全く不要なことなんだけども。
「それが基本だから」って。
ちょっとそんなことを思い出した。
編集でいうとなんだろう、新人には青焼き校正させるとか?
いや、入稿時に打ち出した原稿に指定を書き入れていくとか?
たまにデザイナーのO氏とそんな話をすることがある。
ほんの少しの間に、雑誌編集の現場はずいぶん便利になった。
入稿時の文字指定、文字校了後の一括写真入稿に色指定……
その昔、雑誌の編集作業は、今よりももっともっと繁雑で、手数がかかった。
FAX.がまだ一般的ではなかった頃、先方確認は、電話口での読みあげ確認だった。
電報を使うこともあったっけなぁ。
「ポジ原稿の、飛行機の機体番号を印刷で修正してほしい」なんて印刷所に頼むと
「20万円かかるけど、ほんとにやります?」なんて、担当者に訊かれた。
「シワとって」「空を青くして」「この障害物をなくして」……
今、日常的に、どれだけの写真を、画像修正しているだろう。
かつてを知っていることは、ある強さになることもあるかもしれない。
でもそれを知らない代わり、
若い人たちは、古い人には想像つかないワクワクすることをたくさん知り、みずみずしい感性をもっている。
それでいいし、公平だよな。
だから、その感性を、大事にしてほしい。
新人さん、がんばれ。
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コメント
♪崖の上のポニョ
聞きたかったなぁ(笑)
最初の職場で、テレックスを打っていました。
知っていますか?(^-^)v
そうそう。このにいちゃんが歌っているのがポニョだと思うと……(^_^;)
テレックス!!!
すごいっ。
みんとてぃさんに言われるまで、完全に記憶から失われていたツールです。
新人のころ、FAX.でさえ不思議でした。
FAX.にお弁当ぶらさげて届けてみたくなる心境でしたぁ。