「派遣」には2種類ある

2009年2月 6日 (金)

「派遣切り」使わないで 派遣協会が報道機関に要望

人材派遣会社でつくる社団法人「日本人材派遣協会」(東京)は20日、「派遣切り」という言葉を使わないように要請…/2009年1月20日(火) asahi.com

ちょっとタイムラグがあって恐縮だけど、昨日もランチ時に派遣問題の話になったので
ついでに挙げておこう。

たぶん、この記事を読んで「“派遣切り”とか問題になるけど、なんか違う。やっぱ“派遣”ってぜんぜん大変じゃないやん。むしろ感じ悪いやん」と感じる人は少なくないと思う。
でも、それはちょっと違う。

まず、今の「派遣」は大きく2種類に分けられることを理解したい。

1バブル期から続いている派遣社員
 正社員になって会社とつながってるのなんて、不自由でイヤ。それに手取りも少ないし。
 派遣で自由に働くほうがスマート と、自ら選んで派遣をやってる人たち
2製造業派遣従事者

小泉政権時代に製造業派遣が認められるようになり、
派遣という労働スタイルしか選べなかった製造業従事の人たち

「自分で選んだことなんだから、今さら苦しいとかしんどいとか言うのはおかしくないか?」
と言われちゃうのは「1」のほうだし
「1」の多くは今でも、紹介記事のように元気に働いている。
一方、ほんとうに救済を必要としているのは「2」のほうだ。
同情されるのはいやとか言う前に、「暮らしをなんとかしてよ」と言いたい人たち。

2つが混乱するから、なんだかへんな世論になっちゃってる。
「1」の人が元気な主張をすることで、「2」まで被害を被っちゃう。
ま、「1」からみると、「2」のせいでイヤな思いをしていることになる。
困ったもんだ。
でも「2」はね、大多数で本当に救済が必要になってきているんだけどな。
それも業種によるといえばそれまでだけど。
この区分を、もっとわかりやすく報道してくれたらいいのに。
問題は、製造業派遣なんだ。

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