それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
被害者参加、割れた評議 仙台地裁・模擬裁判終了
上戸彩ちゃんがイメージキャラクターのポスターもよく見かけるし、
来年5月に施行される「裁判員制度」はわりと知られるようになった。
しかし、この12月に始まる「被害者参加人制度」の施行は、周知でない気がする。
そのための模擬裁判なんていうのも珍しいので、取り上げてみた。
飲酒運転の車による危険運転致死事件を題材に、12月に始まる被害者参加人制度を取り入れた仙台地裁の裁判員模擬裁判は10日、裁判官と裁判員が評議・評決を経て判決を言い渡し、3日間連続の日程を終えた。…/河北新報 2008年10月11日(土)
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★以下、「法テラス」サイトより、説明文抜粋もつけときましょう
被害者参加制度
犯罪被害者等が刑事裁判に参加することができる制度で、この制度を利用すれば公判期日に出席したり、被告人・証人に対し一定の質問をしたり、裁判所に求刑について意見を述べたりすることができます。(平成20年12月1日施行) 法テラス
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今まで刑事裁判で「蚊帳の外」だった被害者を、蚊帳の中に招くのは意義のあることなんだろう。
しかし裁判員制度を取り入れた模擬裁判で、けっこう混乱している感じは否めない。
情に流されるぞ、普通は。どうなる、日本の司法!?
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それにしても「模擬」でこんなにリアルなことやるの……オモシロイですね。