タカシマヤカードのポイントは罪か

2008年7月 2日 (水)

国会議員もマイル自粛

/2008年6月27日(金)読売新聞

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出張で使ったマイルを貯める……そんなの、クリエーターたち、みんなやってるやん、普通に。
それがいけないのかぁ。いわれてみればな。言われてみれば、確かにグレー、かもしれない。そんな気になる。
しかしなんとなく腑に落ちない。
「なんでだろう」となべちゃんに言ったら
「先に改めなければいけないことがあるのはわかっていて、こういうことでお茶を濁しているからじゃないですかね」と、即答。
タクシーのビール接待のほうがずつと問題だよ、マイルよりも。
「でもさ、マイル貯めるなんて、みんな普通にやってるよ?」と訊くと
「もともとのお金が税金だっていうことが問題なんでしょう」となべちゃん。
頭いいねー。

問題は、わたしのタカシマヤカードなんだ。
事務所のみんなの食事を経費調達するときに、自分のカードにポイントつけてるぞ。
しかも、タカシマヤカードのポイント還元率は、百貨店系でダントツなんだそうだ(と、今売りのananに書いてあった。今号はお金の特集。
今日、のんちゃんに買ってきてもらったところ)
私「タカシマヤカードにポイント貯めるのはいけないのかなぁ」
な「税金じゃないからいいじゃないですか」
私「でも会社の金だよ。税金がだめなら、会社の公金もだめでしょう」
不律「いいじゃん、そのくらい」
グレーだ。いけないことかしら。でも、ポイントをドブに捨てるのはもったいないし。

私「あ、いいこと考えた。会社でタカシマヤカードをつくる」
な「みんなクレジット使って、赤字になりますよ」
私「……」

その日の夕食はタカシマヤ。
お買い物係に、やっぱりタカシマヤカードを持たせてしまった。
つまり。
平等だと悪くないか。
結局
だれかカードを作ったら、わたしの代わりに貯めてもいいからね、またはジャンケンだ(了見、狭いか?)。

にしてもだ。
こういうことを決定して、鼻高々にしている国会は、やっぱりちょっとヘン。
偽善ってこういうことかしら。