それが事実であるがゆえに、ニュースは最高におもしろい。
そこからドラマを読み取るのは、あなたなのかもしれません。
白鳥・黒鳥7羽の死骸、男子中学生2人が「棒で殴った」
水戸市の千波(せんば)湖で先月28日… 鳥は首を折られるなどしており、同署が動物愛護法違反の疑いで聞き込み捜査などをしていた。
/2008年5月3日(土) YOMIURI ONLINE
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萩原朔太郎(『月に吠える』の「蛙の死」)も、ウィリアム・ゴールディング(『蠅の王』)も、成長過程の少年の残忍さを絶妙に語っているけども。
そういうのを読むと、「なるほどな」と、性差をあらためて感じたりするんだが、
この事件はそんなレベルじゃないよな。ぜんぜん。
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恐ろしく時代は戻ってしまうけど、ハムラビ法典の言葉はわかりやすい。
「目には目を、歯には歯を」。
やられたらやりかえせ(たまに「目には目と歯を」をやっちゃったりして)。
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そういうわけで、若干ぶっとんでしまうけど、
たとえば、やられた人が、やった人に、等しく同じことを仕返しする権利があることにしたらどうだろう。
つまり、チューボーたちは、白鳥と黒鳥に、その短い首をへし折られる(ここで死んだ白鳥、復活)。
7羽いるから、7回ね。ちゃんと棒で殴られちゃってね。
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虐待された犬猫は、虐待した人間に同じことをする権利があるとか、そんなの。
桜を手折ったら、やった人は桜に腕をへし折られちゃうとか、そんなの。
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ちょっと映画「時計仕掛けのオレンジ」のラストシーンを彷彿とする風景だけど(あれもきつかったねぇ)。
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でもなんか
悔しくて悔しくて悔しくて。チクショー。文字通り、畜生。